新型コロナ発生からもう一年以上経ちます。世間では外出や旅行の制限や自粛が続いています。私自身は気が向いた時に、旅行や夜の飲み会を行ってきました。それ以外はほとんど仕事や自然に関わる活動がメインで、あまり自粛の影響はありません。生活も心も以前と変わらず安定しています。
ただお客様相手の商売はいろいろ。何とか営業継続や困窮しているのは良いとしても、廃業や倒産に追い込まれた企業も多いです、もちろんそこに勤める従業員も生活が大変です。
今私のコンサル先では営業を継続できているので、「普段の暮らしの中でよそ行きまたはおしゃれ」をテーマに品揃えの拡充を進めています。以前は旅行とかでよそ行きを着ていたのを自粛期間である現在はステイホームの中で味わうテイストです。
自粛する分、消費支出は減ったています。お金に余裕のある人に普段の生活の中で、ちょっとした贅沢、おしゃれな気分を味わってもらうのです。食べるもの、着るものはその人の気分を変えます。自粛しながら楽しむのです。今、このテーマで展開してますが、少しずつ成果が出てきました。身近な店で、ちょっとおしゃれ、これが自分にも家族にも、周囲の人にもエネルギーを与えるんですね。
とにかく、今の世の中を嘆いていないで、思いついたことを1つずつ実践してみましょう。何か変化があったり予想しないこともあったりと。小さな変化を楽しむ、この楽しみをお客様にも伝えようではありませんか。プラスのエネルギー、好循環を生むと思います。
流通業は変化対応業ともいわれていますね。実際のお客様の行動や購買の変化に合わせて品揃えを変えることが必須です。難しいことではありますが、物事を素直に見る目や素直にデータをとらえることができたなら、当たり前にできることです、もちろんマーケティングの基本ができた上ですが。
今、新型コロナが普通になりつつあります。これは一つの変化点=チャンスでもあります。ここでは述べませんが、コンビニに限らず、今現在の品揃えに追加すべきカテゴリー商品がありますね。
コロナで売上利益の減少した部門もありますが、新しくプラスにできる部門もあるのです。私の理論にある表裏一体、1つのものには必ず「メリットとデメリットが存在する」、これはあくまで見方の違いであると。メリットの部分をとらえてビジネスに活かすのが鉄則です。
新型コロナが当たり前になりつつある今、早速、コンサル先で新しい品揃え追加を実行します。
そこでお客様の反応を見ながら、more betterを目指します。自分の頭の中で理解や構築できていない現実が必ず現れますので、素直にとらえて、次のステップに活かしたいと思います。
ミニストップが旧のロイヤリティをやめて、利益分配方式をとるというニュースがありました。コンビニ業界では画期的なことであり今後の動向が注目されます。
加盟店にとっては現状より利益額が減ることはなさそうで、逆に本部は利益が減少することになります。でも利益を最大にするという共通目標に向かい本部加盟店ともに活動するのは最も理にかなっています。現在は加盟店が赤字でも本部はしっかりとロイヤルティをもらっていましたから。
今のロイヤルティ=粗利分配方式以外にも、ロイヤルティの方法はいくつもあります。売上対比性や定額制もあります。今の利益分配方式は加盟店の損益も月次でとらえすぐに利益確定させる必要があり、今以上の迅速な会計制度も必要です。棚卸や廃棄金額(原価)の把握も今以上に重要ですね。さらに利益配分は粗利益か営業利益かは分かりませんが、営業利益の段階では人件費のコントロール技術も必要になります。現状の本部会計や運営手法では足りないので、いかに店の段階での経営・損益計算ができるか大事ですね。もちろん発注や在庫管理、廃棄のコントロール、なかなか本部サイドのレベルでは難しいかも。
そうなると単品管理のできている店は断然有利となりますね。発注から在庫のコントロール。売上を維持ないし、若干上げながら廃棄ロスをコントロールできますから。本部の人にはまず無理な技術ですね。より安全を確保しながら本部を利用しながら店の発展に活かせます。大きなチャンスです。
今梅雨明けと話題ですが、山ではもう秋の気配です。きのこもなり、果実も熟し、次の世代へと受け継ぐ準備が始まってます。個人的観測ですが、「またたび」や「くるみ」は今年は豊作ですね。家では柿が豊作ですね(強風で落ちなければ)。
私はビジネスコンサルが専門ですが、環境教育も行っており、以前から地域の中で活動しています。今は体力維持をメインに山登りも実践中ですが、山へ行く人々が増えていることは望ましいですね。自然を感じる、自然の中で鍛える等は。
中年以降に上級レベルの登山はお薦めしませんね。何かあったら周囲に迷惑をかけるだけなので。
自分にレベルにあった自然観察&体力維持はお薦めです。
とにかく、コロナさんの現在にあっても、自然は自然そのままです。まあ温暖化の影響で過去にない大雨とか増えているのは現実ですが。これも人間の対応の良くないことから来てると思います。
山の樹を大事にしない、田畑や道路を舗装し、川もコンクリート化し、自然界に手を入れすぎたからでしょうね。
長く前置きが続きましたが、今、日本のビジネスでは食⇒住に関わることが重要ですね。社会的にはインフラ整備とか。とにかく訪日観光客=インバウンドとか、GO TOとか言ってる場合ではないですね。生死に関わる産業をまず保護する。できればすべての産業で自給自足する。
価格は今よりも上がるかもしれませんが、商品価格の上昇=賃金の上昇になれば良いのです。
第一次産業から第三次・第四次と全ての産業を自給自足に近い形にもっていけたら良いのです。仮に足りない部分があれば、それは輸入すると。
何か時代が変化する毎に、価値観が変わってますが、実は戦前は「山に依存した自給自足の生活」だったと思います。だからこの日本でもやりかた次第で「自給自足」に近い生活はできます。
今必要のない「議員」「上流階級」「なりが上がり」「IT」関連をなくせば。
今、新型コロナの話が中心ですが、実はこの「コロナ」さんが今までの「仕方なく継続」という概念を壊しそうで、大変興味深いです。
政治や経済はもちろん、地球上での人間社会の在り方が問われていると個人的には感じています。
経営コンサルというビジネスと究極に位置する自然の保全・保護である環境教育が私のアイデンティティです。環境教育というと難しいですが、本来の、地球が誕生以降の生物の進化をたどれば、必然と結論は出ます。地球の上の存在するいろいろな生物のおかげで、つつましく存在させていける、そんな存在が人間。
人間も一生物として、食物連鎖や自然の淘汰の中に存在すべきと。新型コロナ時代だけではなく、地球上に今必要でないないのが人間?その中でも社会での弱者も存在するし、自分さえ良ければいいという自己中心な人も存在するし。
今、巷で話題に上がる「感染の危険は分かっているけれど仕事をしなければいけない」という自己弁護の人たち。医療従事者・第一次・第二次・第三次産業(インフラ等)には頭の下がる思いですが、それ以外の業種は?はっきり言って人間種の生存には必要ないでしょう。まあ一般的には衣食住+学校等(学習)は生存には必要と思います。
しかし今、政府が盛んに行っていたインバウンドや国内旅行はなくても生存できます。それに携わる或いはそこに存続をかける業種はなくなって当然でしょう。
今生きるためにどうするか?それが満たされ解決されたらこそ、次の段階=自己満足できる欲求へと進めるのです。
大きな自然災害が起きた時を思い出してください。今こそその時と同じなんです。生存に必要なことをまず充足する。それ以外は後回しと。
自分の生活、仕事と、今、自然とどう関わっているかを確認願います。そこにいろんな答えが出ています。
生きるか死ぬかという時に、世間では「風情のある場所で旬の素材を使った私のオリジナル料理を堪能ください」と。今何を言ってるの、あなたは?そんな感じですね。
新型コロナの影響で現代社会が一息ついている今は、何をすべきか、各人がおのおの向き合う時。
今この時に、考えること、すべきこと、できること、それらをゆっくりと。その暗示と思います、今がチャンスと。
私は個人的には、月1回の飲み会中止以外は普段の生活を継続しており、特段の変化はなしです。
もともと自然関係のインストラクターをいくつもしているくらいの自然人です。休日は山菜採りや渓流の釣りにいそしんでおります。その他現実の生活では、人が多い等、以前よりは危ないと思う場所へは近づかないことを徹底しており、仮に買い物に行っても人の少ない時に短時間で済ませるようにしてますね。
こういう緊急事態こそ、人それぞれの人柄=アイデンティティー≒正体がよく見えますね。
いろんなシーンの人達の行動を見ていて、驚き、諦め、そして感動もします。
感動⇒自然災害の時もそうでしたが、「自分が大変」でも「周りの人も大変」。自分を犠牲ではありませんが、自分のことは後回しにして、まず周りに対して自分ができることを実践できる人。この人は素晴らしいですね。
でもそんな素晴らしい人は緊急事態だけでなく普段の生活から当たり前のように実践行動してますね。周りの人優先と。あまり宗教的な話は出したくないですが「忘己利他」という言葉があります。これを普段から実践されている方を私は尊敬・崇拝します。
これは理屈ではなく、私の理論にもある「真実」なんですね。
人は一人では生きていけない、でもまず自分は生きなくてはいけない。この矛盾を解決するというか、真理が「忘己利他」なんです。興味のある方は学習してくださいね。時間もたっぷりある方もいるでしょう。
でも収入が途絶え、固定費の支払いが発生し続ける。こんな人は私に一度相談ください。緊急事態だけでなく普段の生活から摂生(節制)した経営を指導するコンサルティングです。私のコンサルティング企業は売上こそ2~4割減ですが営業を継続できております。何故なら損益分岐点比率が低いのです、ですから何とか営業継続できてます。うれしいことに営業継続があるからこそ、固定客はもちろん新規のお客様も来店されてます。
オーナーさんの信頼を普段から発信している結果なんですね。今さえ良ければいいではなく、地域のお客様から信頼される、これが一番。これが今証明されてます。
「STAY HOME]」が叫ばれている中、日本では未だに行楽地や商店街に繰り出している人がいます。この人たちこそ、まず自然界から淘汰される人たちなんですね。医療関係の従事者には申し訳ないですが、これは事実です。今考えられるmore better な政策が「STAY HOME」です。感染しているかもしれない、感染させないための一番の行動ですね。今、勝手に動き回るのはウィルスを移さないのはもちろん、移した後のことを考えたことのない人たちなんですね。
自分だけではなく家族や会社、医療関係者、そして地域の人を感染させるこの人こそ「ウィルス」なんです。「自分さえ良ければという地獄の世界のウィルス」なんです。
こういう人たちは感染しても施術をせず、行楽地や商店街、遊興施設で隔離し、そのまま自滅させるのが自然です。
こういうウィルス(自分さえ良ければいいという人間たち)は近づいてはいけません。そのまま放置するのが良いのです。とにかく関わってはいけないのです、このウィルスは強力で危険だからです。
最近の出来事は、何か産業界よりも私の造詣の深い自然界の摂理を見ているようです。すると行き着く先は見えていますね。
新型コロナの影響は続き、地域毎でみるとまだ拡大している状況です。
戦後の日本は農林水産業から製造業へ、そしてサービス業へと発展してきました。
第一次産業⇒第二次産業⇒第三次産業へと。今回このコロナの影響で、サービス業中心である第三次産業の大部分が大きな損害を受けております。
言い方は良くないですが、生死に関わる産業とは少し離れていて、便利や快適、欲望の充足的な産業が壊滅的打撃を受けていると思えます。
前回の自給自足的な理論まで行かなくても、まず医療、飲食流通、住居等、生存に必要な産業がなんとか残っていることにありがたみを感じております。
一旦最低限の暮らしまでレベルが落ちて、少しずつ再生していくのかと感じております。
私自身は危険と思われるところへ近づく以外、普段通りの生活を送らせていただいております。
無理無駄のない、飾りや虚構のない素朴な生活はそのまま続いています。これも生存に必要な産業のみなさまのおかげと強く思います。その中で、今の私にできることは。
今関わっている人に安心を与えること。今は非常時ではあるが、「常日頃、自分に対して、そして人に対して誠実であれば心配ない」と伝えることです。これは事実であり真実です。
私が長い人生で経験を通して確認できたこと、そして論理として確立したことです。
新型コロナから派生する様々な出来事を見ていて感じることがあります。
客観的であり他人事にような書き方になることをご理解いただきたいと思います。
現在、無事経営を継続できている企業(商店)とオーナーさんはまず生活の原点というか、生活の地域密着が強い。今のコンサル先ではお客様へのサービス提供の方法を変えたり、販売の中心カテゴリーを変更したりと変化に対応しています。
もともと地域密着であり、店とお客様それぞれ顔が見えていて信頼関係が築かれているから、だからこそこの不安な時に頼りにされていると感じます。
社会全体が外出自粛の中で、客数の減少はあるものの、営業停止まで至っておりません。これは普段からのオーナーさんの自己管理のたまものです。安心安全な商品を提供することはもちろん営業を継続するために自分の健康を第一に考え、無理のない素朴な生活を心がけています。これが企業そしてお客様への安心安全の提供に結果として貢献しています。
次に今こそ自給率を上げる時。何を言いたいかというと、海外或いは他の地域からものが入ってこない。そうなると自分の住んでいる地域内で物資を調達することになる。
閉鎖されている期間が短い場合は自宅での物資確保でしのげるが、長期間となると自宅外からの調達も必要になる。しかしどの家庭も物資が必要となり供給を需要が上回り物資の不足になる。これは当たり前のことですね。戦前といいますか、自然を活かし、自然の恵み+農業を中心とした生活への回帰ですね。こんな考えもあっていいと思います。
(つづく)