コンビニのピークが間もなくやってきます。売上のピークを迎える時はアイテム数を減らします。具体的には売れ筋に絞り込むのです。通常の概念では売れる時だからいろいろ品揃えした方が売上を多く獲得できると考えますね。
未だにこんな勘違いをしている人が多いですね。売上はアイテム数ではないのです、「1品単価✕買上点数」なのです。アイテム数が多いからといって来店客数が増えるとか、買上点数が増えるというのはほとんど誤りです。
一部ドンキ等の店は選ぶ楽しみをという触れ込みで雑多な商品をおいていますが、コンビニで必要なことは売れ筋を品切れさせないことです。バックヤードも狭く、倉庫に在庫を持たないコンビニは売場で在庫確保します。つまり売れ筋のフェイスを拡大して在庫を確保するのです。1フェイスに10個並ぶとしたら、1日に20個売れる商品は2列とると。こんな単純な理論なのです。
アイテムが多く、店が活性化するとか、選ぶ楽しみなんか云っているいる人は個人の思い込みの世界で生きている人です。本当の商い(小売業)は坪当たりの生産性を如何に高めるか、そして資金の回転率を上げ、如何に少ない投資でより多くの利益を上げるかにかかっているのです。
アイテムが増えれば在庫も増え、発注や品出しの手間(経費)がかるのです。またアイテム数が増えるほど、減耗や廃棄が増えるのです。「売れる商品に特化して集中して管理する」、これが効率経営の鉄則です。とくに客数が増え、売上上伸の盛夏にアイテム数カット=絞り込みが重要なのです。
先ほどのドンキのような、意図的にアイテム数を増やし、選ぶ楽しみを提供する店も果たして経営的に効果はあるかは不明です。これも時代と共に変化すると思います。忙しい時には必要なものをさっと探し、購入して帰る。時間がある、また行くところがないからウロウロ、だからいろんな商品があったらいい。どれもその人個人の価値観です。
私が指導するコンビニでは選ぶ楽しみよりもタイムコンビニエンス⇒欲しいものがあるか、ないか一目で分かり、購入したらすぐに次の行動に移れる店を実現しますね。
今の時代、実はGMSでもSMでもHCでもアイテム数は絞ってきているのです。POSデータにより、売場に並んでいる商品のほとんどがBランク商品或いは死に筋だと明らかになっているからです。
ただし売れる時期の売れるカテゴリーでは敢えて競合する商品を並べることもあります。できればNO.1とNO.2よりも回転率の高い(よく売れる)商品と値入率(粗利益)の高い商品の2つです。
缶チューハイで云ったら、「氷結」⇒「-196°」と来てアサヒかタカラの商品を並べるとかですね。本部からの棚割りもありますが、登録商品の中で値入率の高い商品があれば導入してみます。これも利益を増やす手段です。ただし強いフレーバーのみです、「レモン」「GF」{ドライ」等ですね。店の力で利益を増やすことも可能と云うことを知っておいてください。
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