小売(流通)業界では、商いの規模により戦術が変わってきます。
規模が大きい所はハイリスクハイリターン、つまり投資も大きく、売上や店舗サイズ、商圏も大きくなります。従って売場面積や従業員数も大きくなります。これに対して規模の小さな所はローリスクローリターン、上記の大規模の全く逆と考えれば良いです。
これを戦術面から捉えると、大規模店は、CMやちらし等中心に販売促進のプロモーションによる集客を目指します。そして価格訴求も合わせて「攻めの商い」を展開します。ここでは(いつもの公式の)客数と買上点数の増による売上増が狙いです。(価格訴求により1品単価は下がる傾向にあり)
これに対して、小規模店は、まず来店客に合わせる「待ちの商い」からスタートです。来店客のニーズに品揃えを合わせ、品切れをなくす。そして客数と買上点数、1品単価を維持し続けること。その後で、戦略的な品揃え変更により、来店頻度を上げることで、客数増を目指します。
以上は売上面の話でしたが、利益面での話をすると、大規模店は売上>利益、小規模店は売上<利益の考え方が基本です。
コンビニはチェーンストアですが、1店1店は小規模店舗です。ですから1品1品丁寧かつ大事に販売することで、利益を積み重ねていくのことが王道です。ですから決して、儲けるための即効的で楽な手段がないのです。原理原則や真理を掴んだ上、日々誠実な商いの継続の結果、利益がやってくるという訳です。
*コンビニの記事について最近よく質問を受けているので補足を
雑誌やマスコミの話は読み物としては面白いかもしれませんが、編集者(書き手)=商いの素人のフィルターを通しているために、話としては評論的であり、実践しても効果は出ないだろうと思います、決して鵜呑みせずに真理が分かる人に確認しましょうとお応えしております。
現実・・・、今、自分の目の前の現実を変えたければ、自分自身の思考や行動の基準、つまり判断基準を変える必要があります。今ある現実というのは、過去の自分の判断や行動の結果の表れですから。
言い換えると、自分自身の価値観、判断基準の結果が今の現実となって目の前に現れているのです。
仮に、今無事、安泰で、上手くいっているなら、今すぐに考える必要はないかもしれません。
しかし、辛く苦しい毎日ならば、今ここで自分の価値観や判断基準を考え直す、或いは見直す必要があると思います。
今後進むべき道は、今の延長戦ではなく、全く違う方向か、違う次元です。
これは自分で決して見えない、分からない道です。
ですから、腹を決めて、道が見えている人に教わるしかありません。
もう試行錯誤している時間もないですし、同じ方向性で試行錯誤しても結果は変わりません。
それよりも、見えている人に教わり素直に実行してみることです。
すると、自分が思っていた展開と全く違う世界が開けてきます。
これは私自身も何度も経験していることなのです。やってみないと実感できないことですね。
4月を目前に控えた今が原点です。春休みに入り、卒業や入学、新社会人への一歩等の季節です。
以前話した商い、「足し算の商い」を実践する時が来たのです。誠実な商売、それが足し算の商いです。
決して駆け引き(×-)の商売はしないように。
毎日が辛く、先行き不安なコンビニ経営。
そんな中で、ありたい、そして今、目指している姿が以下の通りです。
・オーナー自らがコンビニという器の中で、商品と人を動かし、利益を上げることで自己実現する世界。
・単品管理を基本とした経営手法を身につけ、チェーンの中の単なる一部品から、命ある生物に変わる。
つまり自分の思いや考えに基づく商いで、利益を出して成長し続ける。
◇つまりここで述べている理論や手法は、コンビニ経営に留まらず、「商いの原理原則」を身につけること。
結果として、自身の生き方が変わるということです。
◇人は死ぬまで「学び」が続きます。何歳になっても、知らないことやできないことが多くあり、
それを1つずつ、理解したり、実現できるようになっていくのです。
このスピードを速めるには、プライドや経験を捨て、知恵を持った人に素直に教わることです。
私も日々実践してます。知らないことを教わり、できないことを工夫しながらできるようにと。
不安な毎日の中で、実行し続ける。
つまり、とにかく挑戦し、苦労してでも達成する、この繰り返しによって現状打破できると信じています。
大きな災害が起こった中、被爆した方も出てきました。
その中で原発の緊急の対処にあたっている人には感動します。
爆発や放射能で命を落とす可能性がある中で、ひたむきに作業をする。
緊急の事態の時こそ、その人の真価が問われることを見せています。
自分が犠牲というより、「何とかしなきゃ」という気持ちが優先して結果的に自分を捨てる、
自己本位から他人本位というか社会本位、自然本位になれると。
ちょっと、理屈っぽくなりましたが、コンビにを含む商売も
『お客さまに向かう真摯な心と行動」、その結果が利益や売上になると、ふと思いました。
緊急時には、「みんなが生きる為に、目の前の、今自分ができることをやる」、これだけではないかと思います。
次回からまた、「生き残るためのコンビニ経営」を再開します。 「粗利益を増やす方法 1」から開始です。
被災された方に心からお見舞い申し上げます。
日本全国で続く自然災害、神戸・新潟・利尻・宮城等の地震、そして北海道や九州での火山噴火等、言葉になりません。
そして今回起きた東北や東関東地方の地震や津波、そして火災や原発事故。
これらは各人の生き方を問われていると思います。
私自身の在り方も考えております、とにかく広域で、複合した災害に対して。
コンビニはライフラインに一番近い存在です。
先のことは考えずに「今、ベストを尽くす」ことが大切だと思います。
自身が被災者である方も営業を出来る範囲で続けざるをえないと思います。
また商品の供給が滞り、入荷してもすぐに売り切れる等、対応が困難かと思います。
お客様も必死、経営者も必死、みんな生きることに精一杯です。
しかし、こんな時こそ、「おかげさま」「ありがとう」「お互いさま」の心を大事にしたいと思います。
こんな切羽詰った時こそ、「癒し」や「安らぎ」や「安心」そして「元気」をもらえる店になりたいです。
コンビニはファストフード店、新聞販売店と似ている。私が携わり経験した中で大変さを痛感する。
いずれも年中無休、深夜営業、アルバイトに依存する、特に現場である店が大変。
カネに関することや人の手配、自分の体のこと、先行きが見えない、家族とのすれ違い等、不安が尽きない業種。
他人に頼らざるを得ないことがストレスを生む、といって自分で全て、まかなうわけにはいかないし。
そんな生活の中だからこそ、短くても良いから、「オフ」の時間を持ち、中味を大切に。
いっぱい寝るのもいい、スポーツで体を動かし、いい汗をかくのもいい。
心と体を発散、開放させることを何か持って欲しいです。
それを実現するための「経営の原理原則」をこれからも学び、実践し続けててください。
2:8の原則があります。パレートの法則ともいいます。
2割の人が8割の売上(利益)を稼ぐとか、2割の人が8割の仕事をしているとかの表現に使われます。
実際コンビニの経営でも当てはまります。
2割カテゴリーで粗利益の8割を稼ぐとか、2割の人で8割の業務を担うとか。
要するに、メリハリをつけて、構成比の高いものを優先的に行なうことです。
利益の多い、効果の高い分類や作業を優先して行います。何が優先順位が高いかは後日に。