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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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温度点検は確実に

昨日の日本列島では猛暑日が何か所かありましたね。台風の影響もありますが、これからは盛夏に向かい気温の高い日が出てきます。ここで重要なことは温度点検です。作業割当表に組み込まれ実施している店も多いと思いますが。

温度点検は単なる定型作業ではありません。冷蔵機器の温度を掴み、異常を早く発見し対応するための重要な作業です。
温度点検の意義は1つは機器の動作状況の把握、そしてもう1つが鮮度管理です。決まった温度帯でしっかり商品管理ができているかの確認です。本来、冷蔵保管すべき商品が常温で管理されていたならすぐに傷んでいまします。はっきりいうと腐った或いは腐りかけの商品をお客様に販売しないためです。

チェーンによっては2時間毎にチェックするかと思いますが、設定温度内に収まっているか確認する。もし異常があれば、霜取中か確認する。そして霜取りでなければすぐにオーナー或いは店長に報告します。
報告を受けたオーナーや店長は前の時間の温度を確認し、もうしばらく様子を見るか、修理手配するか判断します。

重要なことは冷凍ケースの故障の場合はアイスや氷が解けてしまい損害が大規模になることです。いくら保険が適用されるとしても、管理状況や対応度合いにより、保険適用の範囲が変わってきます。できれば冷蔵機器の異常を早く発見し、被害が起きる前に対応することです。

現場での注意点として、温度の異常が続き、業者を読んだ場合には冷凍ケースは「故障中」の張り紙をして、テープ等で扉を封鎖します。お客様には申し訳ないですが、商品が溶けるので少しでも冷気を逃がさず、暖気を入れないことが重要です。またオープンケースの異常は対応が難しいですね。せいぜい出来ることはロックアイスや板氷糖をオープンケースに並べケース内の温度上昇を遅らせることです。

それとあまり知られてないのが、気温が高く閉鎖的な環境の場合、冷蔵機器が故障を避け停止することです。
例えば室外機の前に車が停まっていたり、段ボール等の物が室外機の置かれ、室外機から出した熱が障害物にぶつかりまた室外機に戻ってしまい、高温のため室外機自体が停止するのです。

こんな時はすぐに室外機の前の障害物をどかす、そして室外機自体に水をかけることも有効です。水をかけても室外機は壊れません。本体を冷やしてやることで復活する可能性も大です。また高温が続く時にも時々水をかけてやってもいいです。所謂放射冷却になるのです。

最後にエアコンも重要です。気温も高く湿度も高くなるこの時期に一度フィルターを清掃してください。フィルターが汚れていると電気代ばかりかかって室内の冷房ができません。まずきれいなフィルターでエアコンを動かしてください。慣れた人がすれば10~30分で終了します。午後や深夜の手の空いた時間帯に行うと良いでしょう。もちろん2人1組の方が生産性が高まります。

汚れたフィルターは電気代を増やし、冷房効率を落とすだけでなく、汚い(菌にまぎれた)空気を店内に循環させることにもなります。夏は最低2週間、できれば週1回フィルターの清掃を行った方が良いですね。
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競争に勝てる理由

このブログで説いている「基本の徹底」と「本当の単品管理」で利益を上げ続けることで競争に勝つ、この理論を簡単に説明します。

大手FCチェーンは3~5社までであったら、道具(POS及び物流システムや登録商品)はほぼ同じレベルです。FC本部ではマクロマーケティングを提供していると捉えてください。マクロというのは全国的な傾向や時代の流れ、消費者ニーズの変化と思ってください。そして各個店は地域性や自店の競合度合い、そして商圏を捉えたミクロマーケティングを実践します。

FC本部からは標準的な道具を提供されているので、各個店はその道具の使い方次第で出る結果が大きく変わるということですね。大手FCチェーンに加盟されている店は道具がある程度同レベル、まあ普通のレベルですね。だからこそ、その道具の使い方が重要となるのです。登録商品が同じでも品揃えや便別発注アイテム等、店により様々ですね。

自店のお客様に合った曜日別時間帯別の最適な品揃えと在庫数を常に確保できる店が勝ち残る店なのです。品揃えと在庫数が最適であるからこそ、品切れも廃棄も最小限、つまり最大の粗利益を出すことになります。それも継続してですね。
この世界を実現するのが簡単なようでなかなか難しい、みなさんはこの事実を体感してますよね。

でも同じようなレベルの道具を使い、結果が大きく異なる。だから商いの世界は楽しく厳しい世界であります。私は単に評論している訳ではなく、実際の指導店舗で数字を出しています。だから現場のことも理解した上で、大局的な全体や時代の傾向も併せて思考することで変化対応できるのです。

仮にPOSデータが不足するならこうすればいいのです。
分類の上位3アイテム、それぞれの「発注数」・「販売数」・「廃棄数」・「品切れ時間」を書き出すのです。これで超Aランク商品単体の動きが分かります。そして次の段階で上位5アイテムと書き出すアイテムを増やすのです。そして余裕があればさらにアイテム数を7にするとか。でも全部書き出す必要はありません。理由は長くなるので今回は省きますね。

書き出す=分析するアイテム数が少ないほど、動きがよくわかるのです。発注画面は分類商品が一度に表示されてしまうから、単品の動きが見えなくなる、発注や仮説が曖昧になるのです。

最初は限られたアイテムで単品の動きを掴む訓練をします。単品の動きということは販売や品切れ、廃棄の裏に潜む環境の変化やお客様の買物行動を掴むことです。訓練できれば単品の数字を見ることでお客様の買物行動が目に浮かんできます、これは本当です。この次元になるとお客様の買物行動が見えて、それに品揃えや発注数を合わせるというシンプルな発注ができるんですね。あるレベルを超えると神技とも思える発注が当たり前にできてしまうんですね。

まず上位3アイテムを動向を掴んだなら5アイテムにする。ただし3アイテムの時から、単品管理と云いながら分類の管理と単品の関連も分析します。分類の管理と云うのは、「分類全体で品切れ或いは廃棄が大量に発生した」時は商品の次元ではない原因があると思われるので、単品の動向を敢えて見ないのです。はっきりいうとこの日は特殊な日であったと、分析から除外するのです。具体的な例を上げると、店前で工事をしていてお客様が来店できなかったとか、すぐ近くの競合店が急遽?改装で店を閉めていた等です。仮説できなかった要因により客数に大きく影響を受けた場合が多いですね。
そして他のアイテムとの関連はお客様にとって欲しい商品が品切れしていたので同じ分類で仕方なく?購入したアイテムかもということです。商品には売れる最適な曜日や時間帯があります。欲しいものがなく代替商品の購入もPOSデータからは見ることができるのです。

各分類毎に最低限の基本商品があれば「本当の単品管理」ができるのです。
そして基本的品揃えを実現し、そこに見せ筋や新商品、その時間だけ、ある特定のお客様だけが購入される商品をプラスして、品揃えの幅と奥行きを実現するのです。

まずはミクロから。自店の商圏に合った基本的品揃えの実現、そして曜日別時間帯別発注へとつながる、このシンプルな手順を早くマスターしてください。これができないと競争には勝てません。

「本当の単品管理②」参照
    http://ww3.ctt.ne.jp/miraicom

平均的な店にならない

先月20日発表された4月の実績、コメントではいろいろ言い訳してありましたね。
既存店は客数売上共、11ヶ月連続前年割れです。各項目別には客数△1.7%、客単価△0.9%、売上△2.6%です。

総店舗数は大手3社の積極的出店により6%増となっています。本部としての収益は確保できる状態です。ただし加盟店、個々の店は自店の利益確保が必要です。既存店全体が前年を下回っているからとか、近くに競合が出来たからという消極的というか、他者責任的な考えは止めましょう。実際に数年かけ過去最高売上や利益高を出している店も存在しているからです。

本当に力のある店は競合ができても影響は軽微であり、その影響もすぐになくなります。しかし力のない店は競合ができると大きく影響を受け、その影響も、つまり客数や売上の減少も長く、ずっと続くのです。

私の指導は当たり前のことを厳しく徹底させます。楽をして儲けたいとか、誰かがやってくれるかなという人間のエゴというか悪の部分、ここを徹底的に排除或いはコントロールすることを徹底します。だからこそ、基本の徹底レベルは高く、単品管理レベルも高く、さらに陳列やPOPでPRも上手です。もちろんオーナーさんだけでなく、従業員それぞれの持つ個性を戦力と活用するから、もう競争には強いですね。

実際毎年近くに競合(コンビニに限らずDCやDG,HCも)が出店し、開店から7年目で過去最高の実績を出した店もあるんですね。当たり前のことを当たり前に徹底継続する、これができたら自然に基礎体力というか商いでの戦闘能力が高まっているんですね。もちろん「クリンリネス」や「フレンドリー」のレベルの高さはいうまでもなく、「本当の単品管理」実践と云う凄い武器も持って思うままに使いこなせるんですから。

このブログを読んで実践されている方、ツールを購入し、実践されている方、とにかく普通の平均的な店にはならないでください。その立地で、その競合状態の中で、その季節、天候、気温、時間等の中で、オーナーさん始め従業員個々の能力を最大限に発揮、さらに成長し続けたなら競争になんか負けるはずがありません。

前にも述べたように普通のコンビニ店は地上戦をやっていて、歩兵隊やせいぜい戦車くらいの戦闘能力に対して、我が店(軍)は空中戦が当たり前、つまり戦闘機やミサイルをどんどん使えるんですから、負けるはずがないんです。

2次元での戦いで見える世界と3次元で見える世界、さらに「本当の単品管理」では時間軸と云う4次元の闘いに入っています。私の云うことを信じて、日々自分の楽をしたいという本能と闘ってください。「本当の単品管理」レベルの商品経営の敵は競合店ではありません。本当の敵は、「自分に甘い自分自身」なんです。ここをよく理解してください。

初歩をマスターする(3)

単品管理で成果を上げる、またコツをつかむために分類の中の上位3アイテムから始めることを指導しました。
次にこの上位3アイテム(所謂売れ筋)とBランク商品の関連を見ていきます。固定客がついている商品以外の普通商品は売れ筋が早く売れて、売れ筋がなくなるとBランク商品が売れ始めるという傾向があります。

これは欲しい商品=売れ筋がないので代替商品を買うということです。しかし隣に或いは向かいに品揃えと在庫の豊富な店があればお客様は敢えてBランク商品を買わずにその品揃え豊富な店へ買物に行ってしまいます。もちろん関連購買である商品も買わずに。

これは発注画面では見れないデータです。品切れ=客数ゼロ=買上点数ゼロで分析しようがありません。もちろん売場を見ていて、例えば弁当ケースの前でお客様が悩んで結局何も買わずに出て行った、そして近隣の見せに入り買物をした事実を見ていれば別ですが。

売れ筋の品切れによるチャンスロス、つまりメイン商品と関連購買(付随する商品、例えば弁当とお茶)のどちらも売り逃している状態なんですね。

今回分析して欲しいのが、分類毎に最初に売れる商品は何か?そして次に売れる商品は?さらに最初に品切れした商品は何かと?そしてこの分析を続けると最初に売れる、または早期に売れる商品と後から売れ始める商品の区別がついてきます。

時間帯別の売れ方の変化をする商品もありますが、まずは早く売れ始める商品、早く品切れする商品、そして後から売れる商品(主に売れ筋が品切れした時に売れ始める)ですね。
これらをまず1つの分類で良いので、観察分析判断そして仮説を立ててください。ここまでのレベルの指導はなかなかないと思いますが、一度試してください。必ず今まで見られなかった次元の商品の動きが見えてきますので。

「本当の単品管理」が単品管理よりも次元が高いです。そして1歩ずつ階段を登っていけます。今回の商品毎の売れ方、これを曜日別、時間帯別にまずマスター=理解してください。

今後季節や天候、気温・湿度がどんどん変化します。今週は比較的天候や気温が安定しています。同じような条件の下、早く傾向を掴んでください。

「本当の単品管理」まだまだ発売中
 http://ww3.ctt.ne.jp/miraicom

梅雨入りが早い

今年は梅雨入りが早い地域が多いですね。長期予報では見なかった傾向かと思います。
ということは梅雨が長いか或いは早く開けるかのどちらかになりますね、報道では梅雨が長いと云ってますが。

梅雨の時期が長い、梅雨に売れるものは何?ということで品揃えの見直し或いは発注&在庫の改革が必要ですね。
使い捨て傘はもちろん、除湿や雨避け商品も脚光を浴びそうですね。コンビニにはあまり登録はありませんが。

また梅雨時期には日配品の中、特に冷麺分類で、冷やし中華よりもそばやうどん系が強いでしょうね。これらは本当の単品管理を実践して各自解明してください。雨が多く蒸し暑い、そして気分も不快なんて。
如何にコンビニで爽快な気分にしてくれる、或いは気分転換する場所を提供できるかですね。

世界的にも日本で固有と云うか、顕著な梅雨、これを活かすも殺すもオーナーさん次第です。変化のある、または予期せぬ変化のあった時こそ、チャンスなんですね。その変化に合わせた品揃えと発注(日配品は在庫)ができたなら他に勝てますね。
普通の単品管理ごっこしてるみなさんは、大きな変化に途惑い品揃えや発注をその変化に的確に合わせ対応できませんから。
今年みたいな早い梅雨、そして長い梅雨?真理が分かってると発注を含むコンビニ経営は楽しいですね。


ぜひ「本当の単品管理」を
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初歩をマスターする(2)

今回は初歩をマスターする(2)です。「本当の単品管理」はずっとレベルが上がり続け、奥深く入っていくので決して終わりがありません。だからこそ、シンプルで成果の実感しやすいシリーズとしているのです。

人間は人から褒められてたり、自身の成果を実感すると嬉しいものです。ましてやお金(収入)が増えたらやるき満々でしょう。
そこで今回実践して欲しいのが「毎週販売数を増やすこと」です。これを盛夏、つまりお盆まで継続して欲しいのです。途中梅雨には販売数量が落ちる時期が来るかもしれません。しかし店のキャパ最高まで販売数は伸びていないはずです。
云い方を変えるとやり方=「本当の単品管理」を実践し、レベル&精度が上がるので、まだまだ販売数量は伸びる可能性大なんですね。9月中旬まで伸ばし続ける店もあるかと思いますね。

何故週かというと、単品管理は曜日別&時間帯別管理ですが、日々天候や店前や付近の状況変化、そして行事の有無もあると思います。発注と販売そして廃棄は日別で管理しますが、今回の伸ばす目標は週販です。7日あればいろいろな要素が±しても目標達成可能だからです。3日上手くいなくても残り4日で成果を出しても良いのです。
最初は1日1日、各アイテム毎、時間帯毎には成果を期待できません。単品管理をしながらとりあえず週計で結果を出そうという訳です。

もちろん本当の単品管理ですから販売数も伸ばしますが、廃棄数は伸ばしません。ここ、分かりますか?
販売数が伸びても廃棄数が伸びないということは粗利益高が増えるということです。私の理論の根幹である、そしてこのブログの主題である利益高を増やす手順を身につけるのです。

単に販売数が伸びた、良かったではないのです。つまりやみくもに発注数を増やさないで、1アイテム毎に便別に発注数量を増やし、販売数を伸ばしていくのです。

つまりこれは品切れを減らすことを意味します。まずは機会ロスを減らし、販売数増&廃棄数現状維持=粗利益高増です。
しかし2週目からは品切れを減らす=発注数増では済まなくなります。ここが面白いところです。各アイテムの品切れがなくなると、本当の仮説が立てられないと発注数増=販売数増にはなりません。実はここから廃棄数増も出てくるのです。

スタートの「品切れ減」⇒「廃棄増」⇒「品切れ増」⇒「廃棄増」という悪循環が続く可能性があります。こんな時はぜひ遠慮なくコメント欄を使用して質問してください。誰もが陥る第1回目の壁というか落とし穴なんです。ここを上手くというか苦労してクリアできたら、以後のステップはある程度楽にこなせると思います。最初の壁が長くて辛いんです。
まあはっきり云ってここをクリアできない人が8割ですね。だから「本当の単品管理」をある程度極めたら競争に勝てるんです。8割が脱落して、たった2割が競争相手なんですから、それもその2割も「本当の単品管理レベル」に届いているかどうか分かりませんからね。

まず単品管理の基本の通り、「品切れ時間の早い商品の発注数」を増やしてください(非常に曖昧な表現ですが、この本当の意味を理解し実践してください)。もし早く知り成果を出したいならツール&質問が一番ですね。

初歩をマスターする(1)

「本当の単品管理」は奥が深く、次元が高く、全てを極めることは永遠にできません。しかし極める次元と云うか単品管理レベルを上げたなら、十分競争に勝てます。何故なら単品管理ごっこをしている人がほとんどですから。

このブログでも出てくる買物行動や関連購買の仕組みを知って対応してる人は稀です。単にパソコンの前に座って画面の中で、数字の増減に留まる人がほとんどですから。いくら「本当の単品管理」の知識があっても実践するのはなかなか難しいのです。ましてや年中無休&24時間営業、さらに激しい競争の消耗戦の中で、「本当の単品管理」を継続し、少しずつレベルアップするのは不可能に近い状態です。

ブログを読んでいて、「そうだ」と思うそんな方に今回特別に説明します。

単品管理はPOSデータが全てではありません。お客様の買物行動の結果が単にPOSデータになっているだけなんです。
天候や気温(絶対&相対)湿度、風の強さ、競合店の動向、そして近隣商圏の行事や交通状況、そして自店の立地の核となる部分(これは難しいので後日説明します)等、様々な影響の元、1つのデータとして現れているだけなんですね。その1つのデータに至るプロセスを読み切ることが仮説であり、次回の発注数に繋がる要素です。もちろん店内での陳列位置が違っているとか、品切れしたとか、商品のパッケージが破損していた等の内部データはクリアした上での話です。

「本当の単品管理」は一気にマスターできません。1つ1つ段階を経ながら、1歩ずつ階段を登っていきます。
今回の指導は初歩です。まず米飯の弁当或いはおにぎりに絞ります。そしてその上位3アイテムのみ単品管理します。その他アイテムはパターン発注で良いのです⇒毎日同じ数や曜日で決めた数の発注。

たくさんのアイテムを単品管理するのは難しいのでまず、少ないアイテム、それも販売数量が多いアイテムで行います。1アイテム当たりの販売数量が多いほど、単品管理しやすく会得しやすのです。また単品管理しない他のアイテムはパターン発注した方が単品管理するアイテムの動きが分かりやすくなります。

あまり売れない商品は動きが激しく、売れる売れないの原因を掴むのが難しいのです。またはっきりいって成果も出にくいのです。だから分類の中の上位3アイテムです。

毎日アイテム毎に「発注数」と「販売数」、そして「品切れ時間」または「廃棄数」を確認、分析します。
客数予測を実践している店はまず客数が予測とあっているかを確認します。客数が大幅に予測と異なっていたらもう単品毎に分析してもあまり意味がないからです。客数が予測と近い時にこそ、「本当の単品管理」の世界に入っていけるのですね。

発注数-販売数≒品切れOR廃棄です。単品毎に発注数が適正だったか、多いか、少ないかと判断します。
多かった時は何故多かったのか?まず分類計で確認します。発注時に設定している買上率と実際の買上率を比べます。そして単品の動向を。

ここまででわかることは単にPOSデータを分析するといいますが、それに至る要素は多岐に分かり、それぞれを把握し、検証、推測するのです。ただこれはその人の癖というか、いつもの思い込みや偏見が混ざってしまいます。

そこで必要なことは客観的数値、つまり客数予測と買上率です。様々な要素を加味した上での予測&仮説数値です、この2つは。まず思い込みやブレをなくすために客数予測を実践してください。そして買上率の設定を。
そして上位3アイテムの単品管理を。

客数予測は「本当の単品管理①」です。ぜひツールを早く手に入れてピークが来る前に実践&マスターしてください。
ご注文はこちらまで    http://ww3.ctt.ne.jp/miraicom

今からの新商品

沖縄から順次、梅雨入りし全国的に夏に向かっています。多少梅雨入りは遅れているようですが。
今年の夏は気温が平年並みか高めの予想でしたね。ということで今出てきた、或いは今後出る新商品には注意が必要です。

もう夏の売場はできていると思います。グローサリーでは素麺等の乾麺や汁、フルーチェ等の夏商材ですね。雑貨ではUYや制汗剤、防虫、殺虫剤等です。

しかし夏に向かってと云う中で菓子ではソルビトール入りのキャンディーやチョコビス系の新商品が出ています。いくら暑さの中でも売れるであろう商品でも、菓子という分類では難しいのが事実です。

暑くなるとべとべとしたものや甘いものは敬遠されがちです。反面今から新じゃがが出てくるポテチやビール等に合うナッツ系や一部珍味は客数増&買上点数増により、売上が上昇しますが。菓子分類全体としては横ばいから縮小期に入るので、あまり売れない分類の新商品は導入しない、そして継続しないことです。

いつもの定番をしっかりフェイス取りし、ボリュームを落とさない売場で良いのです。菓子はどちらかというと、9月から頑張ってもらい、今は冷蔵庫(オープンケース・リーチイン・弁当惣菜ケース)で売上を稼ぐのです。

確かにグローサリーの売場も必要ですが、新商品が出るからと云って無理に導入する必要はありません。今の時期は各カテゴリーは売れ筋に絞る⇒売れ筋の品切れをなくすことです。これと同じように分類としても売れる分類に絞る。

具体的には冷麺や飲料水、アイス等の分類を最重視し、それと同時に購入される分類を重視します。
「冷麺+おにぎり+お茶」という形の関連購買を成立させる売場=品揃えが基本です。

疲れた時には確かに甘いものが欲しくなります。しかし、売れない時期に甘いもの、お菓子等をいくら充実させても無駄です。今は冷して売る分類を徹底的に管理してください。

アイテム数を減らす

コンビニのピークが間もなくやってきます。売上のピークを迎える時はアイテム数を減らします。具体的には売れ筋に絞り込むのです。通常の概念では売れる時だからいろいろ品揃えした方が売上を多く獲得できると考えますね。

未だにこんな勘違いをしている人が多いですね。売上はアイテム数ではないのです、「1品単価✕買上点数」なのです。アイテム数が多いからといって来店客数が増えるとか、買上点数が増えるというのはほとんど誤りです。

一部ドンキ等の店は選ぶ楽しみをという触れ込みで雑多な商品をおいていますが、コンビニで必要なことは売れ筋を品切れさせないことです。バックヤードも狭く、倉庫に在庫を持たないコンビニは売場で在庫確保します。つまり売れ筋のフェイスを拡大して在庫を確保するのです。1フェイスに10個並ぶとしたら、1日に20個売れる商品は2列とると。こんな単純な理論なのです。

アイテムが多く、店が活性化するとか、選ぶ楽しみなんか云っているいる人は個人の思い込みの世界で生きている人です。本当の商い(小売業)は坪当たりの生産性を如何に高めるか、そして資金の回転率を上げ、如何に少ない投資でより多くの利益を上げるかにかかっているのです。

アイテムが増えれば在庫も増え、発注や品出しの手間(経費)がかるのです。またアイテム数が増えるほど、減耗や廃棄が増えるのです。「売れる商品に特化して集中して管理する」、これが効率経営の鉄則です。とくに客数が増え、売上上伸の盛夏にアイテム数カット=絞り込みが重要なのです。

先ほどのドンキのような、意図的にアイテム数を増やし、選ぶ楽しみを提供する店も果たして経営的に効果はあるかは不明です。これも時代と共に変化すると思います。忙しい時には必要なものをさっと探し、購入して帰る。時間がある、また行くところがないからウロウロ、だからいろんな商品があったらいい。どれもその人個人の価値観です。

私が指導するコンビニでは選ぶ楽しみよりもタイムコンビニエンス⇒欲しいものがあるか、ないか一目で分かり、購入したらすぐに次の行動に移れる店を実現しますね。

今の時代、実はGMSでもSMでもHCでもアイテム数は絞ってきているのです。POSデータにより、売場に並んでいる商品のほとんどがBランク商品或いは死に筋だと明らかになっているからです。

ただし売れる時期の売れるカテゴリーでは敢えて競合する商品を並べることもあります。できればNO.1とNO.2よりも回転率の高い(よく売れる)商品と値入率(粗利益)の高い商品の2つです。

缶チューハイで云ったら、「氷結」⇒「-196°」と来てアサヒかタカラの商品を並べるとかですね。本部からの棚割りもありますが、登録商品の中で値入率の高い商品があれば導入してみます。これも利益を増やす手段です。ただし強いフレーバーのみです、「レモン」「GF」{ドライ」等ですね。店の力で利益を増やすことも可能と云うことを知っておいてください。

品揃えが原点

売場で最も重要な品揃え、アイテム数が幅で、在庫数(日配品は発注数)が奥行きですね(本当はプライスゾーンも幅になりますが)。この品揃えは単に登録されている商品を並べれば良いというものではありません。

まず環境分析をする。つまり立地における自店の存在意義、競合との兼ね合い、そして来店客の買物行動にあった商品をセレクトします。

コンビニは基本的に年中無休24時間営業ですので、曜日や時間帯毎の品揃えが要求されるのです。グローサリーのような1ロット発注すれば、しばらく持つ商品は良いとして、消費期限が限られていて、発注しないと在庫形成=売場造りができないFF(日配品)が特に重要ですね。消費期限が短いということは発注の精度よりも仮説の精度を求められるのです。
この仮説の精度が低いというか、パソコンの画面を見ての、パターン発注をしているから廃棄ロスが多くなる店が多いのも事実です(廃棄だけでなく機会ロスも)。

全く同じ動向の日は二度と来ませんが、過去のデータを的確に蓄積し、応用できたなら、過去のと動向が近い日、或いは似たような傾向の日があれば、ロスのない確率の高い発注を実践できます。このロスのないというのは機会ロスと廃棄ロスのないことを指しますね。

みんな思います、「発注時点では売れるであろう」、しかし結果として品切れになったり、廃棄になったり、結果としては全く逆になってしまいます。また普通の人は廃棄ロスが怖くて縮小均衡に入ってきます。そして売場のボリュームがなくなり「買うものがないなあ」と、お客様がどんどん離れていく。さらに悪循環が続き、廃棄発生⇒発注減⇒売場が貧弱⇒客数&買上点数減⇒廃棄増・・・と永遠に続いていきます。

1つ知っておいて欲しいことがあります。日配品の在庫が少ないから廃棄が少なくなるというのは間違いです。逆に少なすぎると全部廃棄になる可能性が高まります。売れるのは欲しい商品があるから、廃棄になるのは「欲しくない商品」或いは「欲しい商品だが過剰に商品がある」この2つが主な原因です。在庫があまりにも少ない貧弱は売場は魅力が全くなし、また新しい商品がいくらあっても全部残り物に見えてしまうこともあります。

これから盛夏(ピーク)に向かい売れる日や時間が増えます。確実に勝負できる日や時間帯には、強い商品で勝負します。もちろん「本当の単品管理」で発注が当たる確率は高いはずです。その代りに弱い日や客数の少ない時間帯にはぎりぎりの発注でまかない、売場は陳列技術を駆使して維持します。

品揃え⇒発注⇒売場管理(陳列&鮮度管理)がトータルで実現できるのが「本当の単品管理」です。
在庫が多くても少なくても、お客様の買物行動を妨げない、店側にとっては発注した商品を確実に売り切る。もう最高の粗利益高を稼ぐコンビニ経営の実現です。

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