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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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合計・平均で見ない

単品の数値を見るとき、つまりお客様の購買行動や購買心理を推測する時には
合計や平均で数値を見ないこと。合計や平均は1つ1つの要素が隠れてしまうからです。
このような集合体数値では、単品の動きを基にした仮説が出来なくなり、大雑把な推測になるのです。

年間、月間、週間といった大きな数字を捉える時には合計や平均が有効ですが。
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大事な時期

何度も述べていますが、1月中旬から2月末にかけては大事な時期です。
この冬から春へと切替が順調でしたら、上半期の売上は約束されたも同然です。

過去の実績でも、切替が上手くできた店は、3月4月の売上は順調。
そして5月から8月にかけては、さらに好調となっています。

春物への切替が順調で、さらに夏物への切替が上手くいくからです。
季節の切替をしながら、単品管理の手順をさらに理解、実践できるから
この好調さがさらにアップするんですね。

いよいよやって来る

年間売り上げの底(最低売上)がいよいよやって来る。 今週末を過ぎ、来週の17日か再来週の24日が一番底になるであろう。 余程天候が悪くならない限り、次週か次々週の月曜日が小売業界にとって年間日販の底になる。 この事実を知らない人は毎日最低売上を更新し続け、いったい明日はどうなるんだろうかと悩み、夜も眠れなくなる。 底が来ることを知っている人は、こう考えるべきである。 今はお客様の財布の中も軽く、仕方がない時である。 クリンリネスの徹底と体を休めることにしよう。 そして今期計画を立てる良い時期だなと捉えてください。 必ず、店には春が来るのです。

季節の導入方法

商品やディスプレイを中心とした季節感(季節商品)の導入は
実際の季節より1ヶ月から半月前が望ましい。
ファッション業界では2ヶ月や3ヶ月前が当たり前ですが
コンビニ業界は日常品そして最寄品がメインですので
半歩というかちょっと先の季節感を演出することが店の活性化とともに
売上の維持と増進につながります。

お客様は商品を買う時には、目の前にある商品を衝動買いすることは
ほとんどなく、何らかの思いがあって来店、商品購入されます。

いきなり商品を並べたとしても、お客様に認知されてない限り売上には繋がりません。
特に固定客が多く、店の陳列や品揃えを熟知されているお客様が大半のコンビニでは。

陳列する場合も、目を引く場所にPOPやディスプレイを併用してPRすべきです。
売りたいなら、売れるようにするのがプロの仕事です。
できるだけ他店より早く導入を心がけると良いです。
お客様からに「〇〇店は新商品や季節の商品の導入が早い」と印象をもたれます。

エンドの陳列

レジカウンターの向いに、エンドがある店はここを積極的に活用します。
これからの時期はまず、花粉症対策(積雪のない地域はもう始まっている)。
そしてインフルエンザ&風邪対策用品。さらに合格祈願商品等、いくら場所があっても、足らないくらいです。

そこに、陳列する商品の高さやフック、棚板の関係を見て、うまく各段にまとめてください。
できれば手書きのPOPがあればベターです。
在庫を絞った在り来たりの店のイメージが変わります。

在庫の持ち方 2

1月から2月の在庫は絞り込むのは先述しました。
在庫の配分は、定番・政策商品が9割、新商品が1割でよいです。

新商品をどんどん導入して、購買を活性化する作戦も良いです。
しかし、お客様の購買心理が冷えているこの時期は、購買に繋がらず
単にデッドストックになる可能性が大です。

新商品を導入するのしても、今の時期は苦し紛れにメーカーが発売するものが大半で
本当の売れる商品が少ないのが現状です。1品カットしたら、また1品導入するスタイルで十分です。

とにかく、今の寒い時期は、「暖」に結びつく商品を切らさず販売します。
缶ウォーマーは台数もアイテム数も増やす。
中華まんやおでんもピーク時に合わせて準備してください。
カイロや防寒具もエンドにまとめて陳列してください。

在庫を絞る

今日成人の日をもって、1月のピークは終了です。
明日から在庫をどんどん絞ります。

在庫が増えると、計算上、利益が増えて見えます。しかし、実際に増えるのは支払いです。

☆絞った在庫で、ぎりぎりの売上を確保する。「厳冬期」には必要な手法です。
 *厳冬期=客数が減少し、売上向上が望めない時期を独自に表現しています

在庫が少ないと作業も減り、万引きを除く棚減りも減ります。
ただ単に在庫を絞ると、すかすかのボリューム感のない店、閉店しそうなイメージの店になってしまいます。

対策として、死に筋・新商品の追加はゼロに、売れ筋の在庫は豊富にする。
エンドの上段やゴールデンゾーンに売れ筋のフェイスを超拡大し大量陳列します。
目立つところに活気のある商品を大量陳列することで売場を活性化します。
カット商品はゴンドラの最下段につまっと並べておきます。
発注のポイントは「迷ったらやめる」です。

経営資本

現代の経営資本には人・物・金・情報の4つあります。(以前は情報を除く3つ)
その中でコンビニのFCチェーンに加盟するオーナーにとっては金(カネ)には関心が少ないです。
定額(300万円)で開業して、オープンアカウントで資金繰りの心配がないことで。

しかし経営者としてカネに関心がないのは困ります。
社長として、財務諸表のB/SやP/Lの読み方を学習する必要があります。
なお本部のSV(OFC)は財務諸表は理解できていないと思いますが。

そこで今回お薦めするのが、財務諸表の読み方よりも、まず定期預金があれば返済にまわす。
つまり定期預金を解約して、本部ないし、金融機関へ返済する。貯金の利息より、借入の利息は桁が違って大きいです。

これは1つの例ですが、まだまだ学習と改善の余地はあると思います。


曜日の型

私は発注数量決定やシフトを組む時には、曜日を3つ型に分けて決めます。
簡単にいうと、月~金の平日型、土曜日の終日型、日曜日型の3つです。

立地によっても異なりますが、POSフデータと合わせて、お客様の行動を仮説します。
平日型というのは、会社や学校があり、普通に生活する日。
土曜日型というのは、平日型+休日の人いる、そして明日が休みという人が大半。
日曜日型というのは、休日で次の日はまた仕事(学校)です。

結論からして客数のピークがどこに来るかを予想して対応するもので、
日曜日型は朝型、土曜日型というのは終日。
平日型というのは1日を通して極端なピークはなし、朝と昼のピークがメイン。
なお平日型でも金曜日の夜は次の日が休みということで人の動きが多いです。

平日型の基本に朝・昼・夜・深夜のピーク(ダウン)をプラスマイナスして発注数量やシフトを決めます。

とれるときに取る

コンビニに限らず、売上はとれる時に徹底的に取るのが原則。

「日々、確実に売上を」何て考えるのは素人。売上が取れない日が多いからこそ、
取れる日にはたくさんの、それも出来る限りの売上を稼ぐ。
もちろん、勝負だから発注も多くし、売上の目標は高く。こんな日は仮にロスが多くても仕方がない。
その分、売れない日々日はぎりぎりの発注に抑えておくのだから。
何でもメリハリをつける、この心意気が大事なんです。商売には。

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