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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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成長期に入る

桜も散り、いよいよ若葉がまぶしい季節です。私はこの若葉(と若芽)の柔らかい色が好きです。夏になると大人の青々しい葉になりますが今はまだ色が淡くて、葉っぱ自体も小さくて薄くて、とてもすがすがしい感じです。

新年度も始まり、コンビニもいよいよ周辺の環境も安定してるころです。徐々に固定客も増える時期です。もちろん新商品導入と共に単品管理技術の成果を発揮する季節でもあります。間もなくGWを迎えるにあたり、今一度、立地と来店客層、さらに曜日別・便別特長を把握しておきましょう。

今週末はまず練習、そして28日からの本番に備えます。祝日の並びでは5月の1日と2日が仕事の人が多く、後の日は休みかなと、現場系は祝日はあまり関係はありませんが。また行楽での人の動きも予想されます。なお昨年は震災の影響であまり行楽ということではありませんでしたね。今年は一昨年と同じ傾向と予測してください。普通に人が動くと。連休の予測の方法はこのブログの過去記事を参照願います。

基本はいつも一緒、強い日に強い商品を徹底的に売ると。これが大原則です。どの日がピークか?どの時間帯がピークか?どんな商品を品揃えするか?です。もう連休中は通常の売場と全く異なっても構いません。ロードサイド立地では通常と来店客が異なるので。

また気温にも注意が必要です。例年GWに30℃を超えることもありますので、冷麺の導入もあります。中心はもちろん「ざる蕎麦系」ですね。そんな理由を知るためにも過去の記事を読んでくださいね。

まとめて学習したい人はツールをお求めください。

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ポジションを与える

4月から新しい人がアルバイトとして入店したかもしれませんね。
最初は掃除や品出し等、大変で嫌な仕事からです。外から見るとコンビニはレジを打っているだけのように感じている人が多いのが実情ですから。大変で嫌な仕事に耐えられる人かどうかを見ることも、初期作業の段階には含まれているのです。

品出しや商品補充をしながら、どこに何が並んでいる、また在庫はどこにある、そして重要なことは商品毎のバーコードの位置を確認しておくことです。これをやっておくことでレジ作業がスムーズにいくのです。商品を持ってからいちいちバーコードを探していてはお客様から見ても非常に不快ですね。それを避けるためにも品出しが重要なんですね。

ただし1ヶ月を過ぎてもレジや品出し、清掃だけでは、飽きてしまい、やりがいもなくなります。そこでポジションを与える。新商品の陳列係りとか、POP書きとか、雑誌の陳列係りとか、できればグローサリーの一部で良いので発注させます。
自分で発注した商品を並べ売れたらどんなにうれしいでしょう。これがやりがいや責任感につながるのです。

ベテランは新人に教え、育て、そして分からないところはオーナーや店長に訊く。こうしてみんなが成長し、個々の成長に応じて負担が軽減され、発注精度が上がり、お客様の支持も増えていくのです。

商品経営とはいえ、人を育てることで、客数が伸び、買上点数が増え、売上も上伸します。もちろん的確な発注により、廃棄や値下げが減り、粗利益も増加します。

こういうシンプルな流れを理解した上で、人の採用、育成、そして店の経営安定を目指します。これがオーナーさんの使命ですね。

毎年違う

花見真っ盛りの西~東日本、しかし単品管理は毎年違うのです。
昨年は大震災直後の買えるものは買いだめする(ご飯のパックや乾電池等)で、大騒ぎし、落ち着いたのがこの頃です。また今年は例年よりも寒く桜の開花も遅れています。また北朝鮮のミサイル発射といった国際的な政治要素もあります。

日々、お客様の暮らしの変化に対応する小売業、昨年はこうだったからでは済ませませんね。昨年はこう、今年はこういう傾向だからこうしようという話になるはずです。過去のおっかけだったら、自動発注で十分ですよね。
毎年同じ状況でないから人の手を介する訳です。またそれが他店との差別化になるんですね。

昨年、一昨年と知った上で、今年の傾向を掴み品揃えや発注に活かす、それが「本当の単品管理」なんです。もっといえば過去数十年やここ五年くらいの傾向や地域の特色を知るともっと強いのです。それを実現してるのが私の「本当の単品管理」なんです。今から夏に向かい利益を上げたいオーナーさん、今からでも間に合います。単品管理をしましょう。
「本当の単品管理シリーズ」発売中  詳しくはHP
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季節が混在する

今の時期は1日の中で、初夏と春或いは晩冬が混在します。日の出時間は早くなっているので気温と風対策が重要となります。予想気温に合わせて便別の品揃えと発注を行います。

具体例を挙げると、2便だけ冷麺を発注する。1・3便に具載せ系(丼系)弁当を多くする等です。なおパンは各便強化ですね。気温そして風による体感温度をこまめに予測して品揃えそして発注します。
また行事が多いので、その予測も重要です。今週末は花見のピークを迎えるところも多いでしょう。すると必要なものは紙コップ、紙皿、割箸、レジャーシート等挙げる人はまだまだ素人です。カイロという人はまあまあですね。夜は冷えます、そこでは冬に近い食べ物が好まれます。単品管理データを見て、冬の行楽時或いは土日のデータを参照してください。
単品管理では、雑貨も必要ですが、やはり日配品がメインです。自店の客層に合った品揃えと発注、体の冷えたお客様が来店された時に暖かいもてなしとしましょう。

評論家ではいけない

コンビニに限らず他店を調査或いは買物に行った時いろいろ感じますよね。ここが良くないとか、もっとこうした方が良いとか。そこでこのまま評論家で終わらずに、我が店で実践しましょう。
具体的に「△△店では〇〇が良くなかった」⇒「我が店では〇〇しよう」と。他店を反面教師として活用するのです。
批判や評論は誰でもできます。しかし実践する人はほとんどいないのです。でも気づいたことを実践すれば目の前の現実が変わるんです。より良い店になる、或いはお客様の支持が増える店になる。結果として利益が増えるんですね。

頭で考えたり思ったりすることは自由です。でも思ったこと、改善したら良いことは必ずすぐに実践しましょう。実践してみると、頭の中で思っていたこととは違う現実があったり、もっと深い次元まで入っていけるかもしれないのです。

この春、オーナーさん自身を含めて、どんどん実践しレベルアップしましょう。

活気のある店づくり

活気のある店は魅力的ですね。活気を醸し出すのは内装やPOP、接客ですが、実は陳列でも出すことができます。具体的にはボリューム陳列です。
たくさんの種類(アイテム)を並べた方が多く売れると錯覚する人が未だに多いのが事実です。確かに陳列アイテムが多いと売れるアイテム数が多いかも。しかし在庫が多くなり、廃棄も増え、効率が悪くなる。さらに一番大きな問題が売れ筋の品切れが発生することです。

ボリューム陳列する時には各カテゴリーで上位3アイテムでど~んと陳列し、絶対に品切れさせないことです。普通のお客様はここの部分(上位3アイテム)に目がいくと思います。
少量ずつ多種のアイテムを並べても貧弱であってボリューム感は出ないのです。いくらきれいに並べてみても、どちらかというと残り物の集団に見えてしまうのです。

売れる商品をより良い場所に多くのフェイスをとる。もちろん奥行きもしっかり、つまり在庫数を増やすことですね(日配品は発注数)。廃棄ロスは売れ筋で出すのが鉄則、多く仕入れ、多く売る。だからロスが出たとしても、ロス率は低くなりますよね。また売れ筋というのは多くのお客様に支持されている商品です。たとえ上位3アイテムしかなくても、お客様により多く支持されている商品ですので、妥協して買われることはないのです。お客様にとって、欲しい時に欲しい商品があればOKなんです。それを実現するのが単品管理ですね。

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あるべき姿

いろいろなコンビニを調査していて感じたことはベーシック、或いはスタンダードというあるべき姿が一番と。自店の特色を活かして客数を増やすのが一番と。

商圏の中の自店の位置づけをはっきりと認識し、正しい手を打った店は必ず生き残ります。競合を意識するよりも、如何に自店がこの商圏に受け入れられるか何ですね。そのためにはオーナーさん自身の意識が重要です、また正しい情報を取り入れる能力、または縁が必要なんですね。このブログに出逢った人は縁があります。だから過去の記事を読んで自分自身の言葉にして理解してくださいね。

今新学期(新生活)ということで新しい生活が始まっています。もう一人暮らしのフォローを最高に行ってください。それがストアロイヤリティに直結します。困った時ほど人の助け、援助のありがたみを感じますので。

精一杯、新人さんたちの応援をしてください。物品はもちろん、精神面でも。それが店の生き残りの鍵ですよ。

来店手段で違う

もう4月に入りました。入社式も終わり、今は入学式が行われていますね。
3月と4月に指導と合わせて関西と関東(首都圏)の調査を行ってきました。

単品管理の入り口でもある「立地」、今までこの言葉をよく使っていましたが、本当に意味するところは伝わっていなかったと反省しております。

来店手段が車であるか、徒歩であるかは品揃えの決定的違いとなっております。確かに周辺の立地(事業所・学校・住宅・工場等)に応じた品揃えですが、やはり来店手段により買上点数や購買品目が異なってきます。

「本当の単品管理シリーズ」では詳しく説明しておりますが、ツールをまだ購入されてない方に少しだけ説明をしますね。

一例を挙げますと、ペットボトル飲料です。徒歩で来店し、購入する場合は2Lペットはあまり購入されないと思います。500mlがメインで、今必要な本数のみの購入ではないかと。逆に車で来店されたなら、2Lペットの購入もありますし、多数の購入もあるという具合に。

これは店の経営の基礎数値である、買上点数や1品単価、そして客数に表れます。立地(周辺の環境⇒来店されるであろうお客様)と来店手段(駐車場の有無)で品揃えも店の商品経営も全く異なってくるということです。本部から来る標準的な棚割りの意図を掴み、自店の来店客層に合わせた品揃えがまずできないと単品管理にも入れませんね。

もし必要であれば、立地と周辺地域の調査と品揃えを適正にする指導も承ります。詳しくはHPで。
一度手順が分かれば、あとは自分自身で定期的に周辺や競合の調査、数値を基準とした経営計画の作成もできます。まず基本を身につけていただきたいと思います。

整理する

春にめがけいろいろ整理しましょう。整理というと、いらない物を捨てる、片づけることと思いますか?
それらもありますが、一番大きな整理は頭の中の整理です。前回のリセットもその1つですが、冬場の静かな体験が強い今こそ、この体験や実感を捨て去ることです。

季節が大きく変わる、環境が変わるこの季節に頭の中も整理します。それは品揃えや発注にとどまらず、年間計画(商品や利益等)、さらに人員計画も含めた整理です。今一度、店の資本を客観視し、足りている物、足りない物を具体的に挙げていくことです。特に不足する資本は何らかの形で補います。今補う(投下)することで最低半年間の効果が見込まれます、決してケチることのないように。

私が整理する手順を挙げます。
1.目の前にある必要としない物を捨てる(ここ1ヶ月内に必要ないもの、もちろんデータ類は残します)。
2.残したものを分類する。
3.分類毎にあるべき所へ配置する。
4.その後必要となった物はその都度補給する(用意する)。
以上です。つまり今必要なものだけシンプルに揃えてこれから先のコンビニ経営に向かうことです。
足りないとか、今後使うとか関係なしに、今必要かどうかで判断し、その後は必要があれば導入すると気持ちを持つことです。

物事をシンプルに捉えることが、つまり環境の変化やお客様の購買行動、データを素直に観れるコツなんです(思い込みや先入観なしに)。

天気の良い日に店の内外、一度整理してみましょう。整理するといろいろ吸収できるスペース(或いは余裕)が生まれますね。

客数予測のリセット

年に2回の客数予測の転換時期ですね。客数が漸減して、一年の底にきていた数字を基に予測していては品切れの嵐です。昨年や一昨年の客数のデータがあれば3月の第1週を100として2週目が105、3週目が108、4週目が112等の予測もできます(もちろん行事や曜日特性を加味した上で)。

1月や2月のデータはもう今の時期には参考にならないのです。ですからどこかの週、たとえば今週は自分の予測で決め、日々修正しながら数字を創っていく。そしてそれを基準として客数予測に使用する訳です。
この場合は3月の曜日特性は活かされますが、漸増や漸減の数字は導き出されません。
しかしオフィス立地や駅前立地等の特別な立地以外は、客数の漸増や停滞はあっても「減」はないと思ってください。
これから客数が増えるという前提で客数予測と発注数決定を実施してください。

これから客数が増える時期、品切れの多い売場を見せないでください。「あの店はいつも商品が品切れしている」というイメージをお客様にインプットされないためにも。ですから売れ筋を切らさない、売れ筋で廃棄を出すくらいの発注をしてください。今から種をまいておくと初夏から盛夏にはきっと芽が出て花が開き、実もなりますから。

さあ今から、ツールを使って本当の単品管理を実践、そして利益を増やしましょう。
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