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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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1つずつ蓄積する

今度の3連休はどうでしたか?初日・中日・最終日と、どこにピークがありましたか?そして天候や気温はどうでしたか?さらに主な単品の動きはどうでしたか?競合チェーンの販促は何でしたか?そしてどんな影響を受けましたか?特に18日は、なでしこジャパンのWC優勝という過去にない、うれしい事例もあり、いろいろ反響も続いてますね。

ということで、自店での3連休に起きた1つ1つの事実を正確に集めてください。いつもいうように、同じ日は2度と来ない、しかし似たような日はまた来ると。今回の連休(3連休)は、近いうちに同様の機会が訪れるので、しっかり検証しておきます。盛夏の連休が来たらどんな動きをするか、これが仮説です。しかも参考になるデータがあれば仮説の精度も上がりますね。

事実を掴む方法として、結果論として、起きた事実を単に列挙するのではなく、仮説に対してどうだったか?を検証します。

行楽客が増えると予測し、おにぎり等の単品を増やしたけれど、思ったほど売れなかった。
①目標対比70%だった
②おにぎりの単品ではマヨネーズ系が残った
③気温が30℃をはるかに超していたので、暑いと危なそうに思える商品は売れなかったのか?
④そうするとマネーズ系の他の商品は、ツナ・海老マヨ・鮭マヨは?他の分類で惣菜パンのマヨ系は?と。

必ず自分が立てた仮説と結果との比較をし、その後は購買行動や関連購買を推測しながら、ここで検証しながら仮説(仮説に対して検証した時点の仮説)を立てるのです。売れた、売れなかった要因を自分なりに仮説するのです。そして次回はこの検証⇒仮説を基本にして、発注する週や曜日、天候、気温を基にその時点での仮説を立てるのです。

仮に今回、高気温がおにぎりの売れ方に影響を与えたと仮説するなら、次回は高気温でもいけそうな「梅」「鮭」を中心に数量を増やし、マヨネーズ系以外に「たらこ」や「明太子」もほどほどで売り切れOKにするとか、新たなレベルでの仮説が立てれますね。

1回1回の発注が失敗とか成功はあまり関係ありません。自分の仮説の精度を知り、その精度を上げていくことが目的です。単品管理の発注において、100%の成功はありません。しかし、ピーク時の精度が70~80%になれば上出来です。高い精度のまま量を拡大できれば、結果として得る絶対数値(粗利益高)は大きくなるのです。

例  100千円×70%=70千円⇒150千円×70%=105千円

「本当の単品管理」のポイント
①精度を上げる=勝つ確率を高める
②絶対量を拡大する
③勝つ金額が大きくなる
ですね。精度が低いのに勝負をしたら、たぶん負けるだろうし、負けた時の金額も大きくなるんです。
賭け事と一緒ですか?商いでは(勝てる)確率が上がった時、或いは高い時に、大きく勝負するのが私は鉄則と思います。
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