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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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本当の単品管理

このブログで発信している「本当の単品管理」、他とは異なることがあります。それは単品管理とはいえ、全てのアイテムを単品管理しなさいと云わないのが私の理論であり秘訣なんです。

品揃えの全アイテムを単品で管理する、これはベターですが、ベストだとは私は思いません。
単品が全て、全体が全て、どちらも存在します。難しい言い方ですね。

結論をいうと、勤勉に真面目に取組よりも、ある原理原則に従って実施した方が、より効果が大きい。
つまり利益が上がり、かつお客様の支持を獲得できるということです。

全アイテムをくまなく分析し、仮説を立て発注するよりも、上位3~5アイテムの売れ筋に絞り、品切れをさせないこと。これがより重要なんです。

例をあげます。昼のピークタイムがこの店では11:30~13:00とします。
弁当の品揃えA~Jまで10アイテムあるとしますね。
その中の上位4アイテム、つまりA・B・C・Dだけをピークタイムに切らさない発注をすることが重要なんです。
13:00を過ぎたら、もっといえばその前にA~D以外のB・Cランクの商品は品切れしても良いんです。

分かりますか?全アイテムがピーク時、それ以降も全て揃う必要はないんです。ピーク時間以降は売れ筋の上位4アイテムの在庫があればいいんです。こういう考え方が私の理論=本当の単品管理なんです。

画面の中の廃棄や品切れ時間よりも、実際の売場に立った時、お客様が欲しいもの、買えるものがあるかどうかが重要なんです。いくらパソコンの画面を見て、POSデータを分析して、正しい発注をしようとも現実はその通り来るとは限りません。

どんな時もお客様にとって、必要な商品の在庫を揃える、それが本当の単品管理なんです。
アイテムは少ないかもしれない、でも買って食べても良い商品ばかりでしたら問題はないんです。
いくら在庫が多くても欲しくない、食べたくない商品が並んでいたら、それはお客様にとって「品切れ」と同じなんですね。つまりいくらたくさん商品があっても、何にも並んでいない状態と同じ、いやいっぱいあるのに欲しいものがない、それは逆に反感を買うでしょうね。「この店はいったい何を考えて商品を並べているんだと」

もう一度言います、単品管理は全アイテムの管理ではなく、Aランク商品の単品管理です。
それができた段階でBランク以降の商品の管理に入れば良いんですから。

20:80の原則を覚えていますか?20%のアイテムをコントロールできたら80%の利益が稼げるんです。
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