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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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クリンリネスの効果

クリンリネスはコンビニに限らず全業種で必要な作業です。特に製造業では、高い徹底度が要求されます。チリやゴミ、埃で不良品が出る可能性が大きいからです。

精密機械や部品製造業と比べると、チェーン本部の指導により如何に品質管理が厳しくても、飲食・流通業はまだ緩いと思われます。実際本部指導により厳しく管理されたレベルの高いメーカーの現場を視察、或いはそこで商品開発をしてきましたので、両者の違いが感じられます。

コンビニにおけるクリンリネスの徹底に終わりはありません。私は「開店時のきれいさを維持すること」をクリンリネスの目標に挙げております。設備の古さと店舗の老朽化とは正比例の関係ではないのです。
クリンリネスには設備のメンテナンスを含みます。特に冷蔵機器は正しい場所、管理体制で、稼働し続けているかどうかです。オープンしてから店が締まるまで、冷蔵機器は停まることがないからです。

基本として、室外機の周りには何も置かない、また室外機から出た熱を返さないような空気の流れを作る。
冷蔵機器も2時間に1度は温度点検し、異常がないか確認する。もし水等が貯まっていたらふき取り、業者に点検を依頼する等です。

クリンリネスの効果として、お客様に不快感を与えないだけでなく、(これは当たり前の行為)設備の機能保持や長持ちさせる、商品の鮮度をきちっと管理することがあげられます。設備は本部の資産という考えでなく、自分の経営を守るための道具、そして顧客満足を実現する道具として考えていただきたいのです。もし自分が個人経営者になったなら設備も自分の投資で、自分の物として大事に扱うでしょう。それと同じ気持ちを持っていただきたいのです。

最後に「クリンリネスは心のクリンリネスにつながる」、つまり店や設備をきれいに大事に扱う、そして管理された店はお客様の支持も高い、さらに棚減りや万引きといった防犯対策も施してくれるのです。
安心できる、信頼できる店は、お客様にとって自分の部屋や冷蔵庫と同じなのです。欲しいものが欲しい場所にある、すると来店と共に目的を果たせるのです。品切れや基本の不徹底が理由ではなくて、滞在時間が短いお客様が多い店は、多くのお客様に支持され、安心感を与えている信頼できる店なのです。
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