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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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コンビニの基本

コンビニの基本、というか存在意義の中に、利便性があります。それと同レベルの重要なものが「商品価値」の訴求です、ここ数年多くなっている価格訴求とは異なります。価格訴求とは、商品の価値の一部である価格のみにスポットを当て、ひたすら安さをPRすることです。
今の時代価格政策は否定できません。しかしコンビニという業態においては、やるべきことをやリ尽くした後、最後にとる政策だと私は考えています。これはチェーン本部も加盟店も同様です。
というのはチェーンによっては価格訴求が好きなチェーン本部があるからです。このチェーンは成り立ちから安売りが好きなのです。ですから個店の方で価格訴求をコントロールする必要があるから少しやっかいですね。

そこで商品価値の訴求とは。
震災の時によく分かったと思いますが、お客様は、必要な時に必要な商品を必要なだけ購入されます。
その背景にあるのが購買心理です。これは日々、その時々で変化します。またお客様が気づかずに購買行動をとってしまうことも多いのが事実です。

震災や停電の中で、今回コンビニでも、パニックに近い形で、生活を維持するために必要と思われる商品を多く買い求めたのがその現れでした。普段はその時に必要なものを必要なだけ最小限購入されるコンビニでもシーンが変われば購買行動が大きく変化するのです。特に生活に密着しているコンビニの扱い(存在価値)は大きく変わるのです。
でもコンビニの基本は効率です。一時的な変化には対応しますが、無駄な在庫を持つことは必要ありません。
店内にある商品1つ1つの商品価値が分かるように機能別やサイズ別といった分かりやすい陳列を心がけることも大事ですね。商品の登録は本部の仕事ですが、棚割りや陳列位置、フェイス数は来店客に合わせて店で独自で決めて良いのですから。実際に一度やってみると分かる例です。それは、入口等のエンドで震災コーナーを作り、今回良く売れた水やパックのご飯や乾電池、懐中電灯等をまとめて、そしてPOPをつけて陳列してみましょう。さらに災害時に、必要と思われる商品がコンビニにはまだまだたくさんありますので、よく店内を観察しましょう。 なお、「震災コーナー」という仰々しいPOPではなく、「いざという時にあると良いな」コーナーとして。
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