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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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在庫縮小と効果

今売れにくい商品をどんどんカットしてますよね。このまましばらく「発注に迷ったら止める」を継続してください。フェイスが空いたら、売れ筋のフェイス拡大で対応します。また奥行きも陳列技術でカバーします。具体的には商品の後ろに商品を立てる備品をおくとか、店にある商品の空箱を置いても良いでしょう。とにかく少ない在庫でありながら、見た目にはボリュームを落とさず、商品のフェイスアップができればいいのです。

それでもスペースが空くようでしたら、OFC(SV)に訊いて他店の売れ筋を導入してみます。もちろんリピートなしで1回だけの導入です。でも新商品のPOPはつけれませんので、「お奨め品」というPOPが良いでしょう。陳腐化しがちな売場に変化を与えてくれます。なおくれぐれも他店の売れ筋です。他店でも売れてない商品を入れてしまうとせっかく絞り込んだことが無駄になります。

また他店の売れ筋を導入しなくても陳列位置の変更も効果があります。同じ棚でも右と左を入れ替えるとか。実を云うと同じ棚では右端が一番売れるんです。変化を持たせるということで、この時期は右と左の入替があっても良いでしょう。しかし棚の段を変えてはいけません。売れる商品からより良い場所=島ゴンドラでしたら上段がベストですね。あくまでも同じ棚の中で入替をします。これが原則です。またフェイスの変更もOKです。2⇒3や3⇒4逆に4⇒3もありますね。とにかく売上を落とさずに売場を変化させ、活性化する手法も「本当の単品管理」の1つです。

無駄な在庫を削ると良いことばかりです。例えば、資金繰りが良くなる、値下げや廃棄の減耗が減る、万引きや破損等の棚減りも減る、発注から品出しの作業も簡単&短時間で済む。お客様にとっても日付の新しい=鮮度の良い商品が並ぶ等メリットはたくさんあります。
今売上が低い時期だからこそ、在庫管理が重要です。売れ方に合った在庫の確保、これが鉄則です。でも売上が伸びてもアイテム数が増える訳ではありません。売れ筋の在庫が増えるだけなんです。上手な商いをする人は1年を通じてアイテム数をきちっと管理できています。つまり在庫金額も管理できています。2月中旬からの新商品がたくさん出る時期には、新商品は売れる分だけ仕入れます。そして仕入れた分だけの売上が伸びるんですね。

商いというか商品経営の下手な店は新商品発売の季節にど~んと新商品を仕入れて過剰在庫になり、資金繰りがショート&売上は伸びず、結局値下げや廃棄を増やしてしまうんです。

今新商品を入れるためのスペース作りの時期です。売上は最低レベルをキープできれば良いのです。大事なことは売れる時期(3月~9月中旬)に向けて、売れる売場&体制を造れるかですね。コンビニの在庫も人間の体と一緒です、ますますシェイプアップし、贅肉を減らし、筋肉のみの体にしましょう。これが売れ筋+見せ筋の持久力も体力もある売場なんです。
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