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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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廃棄ロスは経費?

廃棄ロスは経費だという方もいらっしゃいますね。確かに売上を上げるために必要な経費とも考えられないこともないです。しかし私は経費というよりも「粗利益を減少させる最大の要因」と捉えています。本来、仕入れた商品がそのまま全部売れたら、「売価ー原価」=「値入高」=「粗利益高」です。しかしこんな式が成り立つほど甘くないのが日配品を扱う商売なんです。もしこの式がずっと実現できている店があったなら「いつも品切れ状態が普通」という店でしょうね。たぶん1年後か2年後かにはもうなくなっている店でしょう。品切れの多い店はお客様の信頼度の低い店ですから。

ということで経費とは云わないまでもいくらかの廃棄ロスは発生するものです。でも数値としては売上高対比〇%とか日配品売上高対比〇%とか表されるものです。平均廃棄ロスの絶対金額で云っても1万円~1.5万円でしょうね。それ以上ですと厳しいと思われます。

売上高が増えるほど廃棄ロスの売上高対比の数値は下がります。逆に売上高が低いほど売上高対比の廃棄ロスの数値は上がります。売上の大小にかかわらず、売場を満たすには最低1万円強のロスがないと成立しないのです。

しかしこのブログで説いている廃棄ロスの効果的活用法ですね。売上をのばしつつ廃棄も抑えるおいしい理論です。具体的には、売上の増加が見込める時には多めのロスが出る可能性あり&売上が低い時には最低限の廃棄で抑えるという手法です。この手法を使えば平均して廃棄ロスの金額や率をコントロールできるのです。実際この手法で廃棄ロスを一定金額に抑えながら客数や売上、日配品の売上を伸ばした店も多数あるんですから。

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