最大の粗利益を出すためには「最大の売上」と「最小の廃棄」の実現です。この実現方法はいくつかのアプローチがあります。しかし難しくなるのでここでは簡単な実践方法を説明します。
最大の売上とは品切れゼロの状態、つまり売れ方に合った品揃え(在庫の幅)と在庫(在庫の奥行き、在庫数)が実現できればOKです。発注する前に品揃えの幅を決め、そのアイテム毎に発注数を決めるのです。
そして最小の廃棄です。最大の売上は比較的簡単に実現できます。何でもとにかく多く発注して品切れをなくせば最大の売上は可能ですよね。でも「最大の売上」と「最小の廃棄」とを両立させるからこそ難しくなるんです。2つのロス、品切れ(チャンスロス)と廃棄ロスの2つがそれぞれ勝手に出てしまうんですね。
本当の単品管理ができるレベルに達すると、最大の売上は実現します。さらに最小とはいかないですが、少量の廃棄で収まります。いつでも、売上=在庫という訳にはいかないので多少、予測売上よりも在庫が多くなるのは当たり前です。特に拡大均衡を目指す店では、余裕在庫というか機会ロスなくす在庫が必要となります。如何に仮説が正確でも100%はほぼ有りえません。発注数と販売数が多少前後する(発注数が多くなる)のが普通ですから。
この廃棄数を日々抑えるというかコントロールする技術が「本当の単品管理」なんです。単にPOSデータを見ていてもできませんよね。POSデータはお客様の買物行動の結果を表した数値です。買物行動に至るまでのプロセスは反映されていませんから。
品切れがあったら、数値には出てきません。売るものがなかったのに売上はゼロと表示されてます。ですから品切れの多い店のPOSデータは参考にならないのです。
話はだいぶそれていきましたが、毎日「最大の売上」と「最小の廃棄」を実現する。そしてその日々をずっと継続することが「最大の粗利益」を出す秘訣です。当たり前のことですが、その日その日の集中力と集中した日を継続する力、継続力も必要です。1日上手くいってもダメです。継続して上手くいかないと。集中力&継続力&徹底力が必要な要件です。これは私を含めた人間の課題です。ずっと集中し、それを継続することはなかなか難しいのです。
ですからオーナーさん一人だけでなく、店の従業員全員のチームとして、集中&徹底し続ける体制が要求されるのです。志を高く持ち、一人が落ち込んでも他の人がカバーし、店としての結果を出し続ける、これが出来ればもう競合には負けません。
「本当の単品管理」はPOSデータを見るだけではありません。季節や天候、気温での人の動きや欲望を知り、その時々の旬の商品を知り、お客様の立場に立った店の運営が要求されます。しかも24時間ずっと継続してです。
この集中や徹底ができる店は、商品管理だけでなく、クリンリネスやフレンドリーといった基本の原則も徹底できる店です。1つの要素だけでなく、全部の要素を集中&徹底&継続できる店です。
その実現のためには従業員個々の力を1つの方向に向かわせるオーナーさんの強い信念と言葉が大事ですね。
本当の単品管理は商品を通してお客様の買物行動を知り、品揃えや発注に活かし、最大の利益をあげるという目的とは別の、お客様と相対する単品管理する店側の人間性というか、徹底&継続できない或いは、自分のものさしで仮説を立てがちという人間臭い面の解決策の「お客様」と「店の人間」の両極を統合した理論でもあります。
「本当の単品管理」シリーズはHP
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