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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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粗利ミックス

粗利ミックスという言葉を覚えてください。
その前にまず、値入率と粗利益率の違いを。

値入率(%)=(売価-原価)÷売価×100
粗利益率(%)=(売価-原価)÷売価×100といって全く同じです。
ただし、仕入れた商品がそのままの価格で売れた時の話です。

現実は値下げや減耗(廃棄)があり、値入率≧粗利益率となります。
値入率は予想利益率、粗利益率は実現利益率です。

大手コンビにチェーンで、当社の粗利益は30%といっているのが、実は値入率のことなんです。
これに対してロイヤリティが計算されるわけです。

そこで粗利ミックスというのは、平均では30%ですが、平均より値入率が高い商品の構成比を上げる。
つまり儲けの多い商品をたくさん売って全体の利益率を上げるという作戦です。

実際FF(ファーストフード)やアイスクリームや雑貨等は平均より値入率は高いと思います。
意識して値入率の高い商品の販売における構成比を高めることで全体の利益率が上がるという訳です。
しかし現実には値入率が高いからといって雑貨の売場を増やすことはお薦めしません。
雑貨は売れたら儲けは多いかもしれませんが、なかなか売れない商品ですから。

商売の基本として、粗利益と回転率の2つが相まって、店の売上利益に貢献するのです。
よく交差比率とも言われますが、儲けが多く、さらに回転が早い商品を積極的に売るのです。

本部からは一律に案内が来ますが、値入率と回転率(よく早く売れそうか)を意識して
売場の構成と商品を導入をはかってください。

*回転率=売上金額÷在庫金額、回転率が高い方が、同じ投資額でも多くの売上利益を稼ぐことができる

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