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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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客数予測の精度を上げる

私の単品管理での発注手順は
客数予測⇒分類毎に買上率をかけ総販売予測数を出す⇒便別発注数に分ける⇔単品別発注です。なお最後に機会ロスをなくすための調整=上乗せをする。その数量は単品別の販売可能性(余力)に基いて配分します。
 また単品の動向を基に発注数をし、その合計数を出す。その数値と客数予測から分類毎の販売数予測に落とし込んだ数値と比較して修正する。この方法もOKです。
どちらも客数予測、つまりお客様の動向を予測することがキーとなっているからです。

これらは単に画面でロスと品切れ時間を見て、発注数を決めることとは違います。客数予測をするということは、まずお客様の動向を仮説する、そして全体から単品に向かって落とし込むことを指します。確かに単品から発注数を決め、合計に至ることも曜日別のお客様の購買行動(単品データ)に基き発注をしていますが。

結果的に単品発注数合計⇔客数予測からの販売予測数のチエックがあれば大きなブレはないということです。つまり2つのロス(機会&廃棄ロス)が少なくなると。
単品管理の目的はお客様の購買行動に品揃えと発注数を合わせること、目標としては2つのロス(機会&廃棄ロス)を極小化すること、つまり売上増加&廃棄ロス減少=最大の利益を上げることですね。

この客数予測が外れると全ての発注に影響するということになります。だからこそ、客数予測の精度を上げることが重要となります。先ほども言いましたが、客数予測が正確になれば、そんなに売り逃しや廃棄が出ることはないのです。

実際今回ツールを購入され、初めて「客数予測」手法を実践された方の感想です。
「最初は何で客数予測なんかしないといけないのか理解できなかった」
「手間が増えて発注に余計時間がかかると思った」
「とにかく、発注画面と別の表(客数予測の表と分類毎の買上率の表)があり、混乱した」と。

しかし、1ヶ月を過ぎた頃から、
「客数予測が当たり前になった」
「しばらく継続したら、客数予測の作業は一瞬で終わる作業だと分かった」
「客数予測でまず全体の動きを予測しているから、単品の発注が楽になった」
「確かに単品の動向も重要であるが、FF(デイリー)はまず品揃えがしっかりしていたら、そんなに2つのロスは出ないと分かった」
「何となく全体(合計)と単品の相互関係が分かってきた」
というご意見をいただいております。

今までやっていない、或いは正しい手順でなかったことを実践する。これは必ず成果に繋がりますよね。実際、廃棄は減り、売上も若干伸びています。もちろん粗利益は増加です。
しかし、これは誰しも体験できること。私はビギナーズラックと言ってますが、最初の1ヶ月くらいは大いに成果があがります。また、この時期は投下した資金を回収していただくチャンスでもあるのです。

新しいツールを使うことは抵抗があります。でも利益を増やし競合に勝ちたいなら、自分の使っていないツールを導入すべきと思います。成果が上がりやすく、結果的に作業も効率化されると分かったツール=「単品管理の手法」ならば。

ただし、客数予測でも年間の動向を掴んでいないとうまくいきません。今は上昇期か下降期か。ここを掴んでいたら、客数予測自体を予測し、その後は数値を落とし込むだけでうまく良くのです。

今回のポイントは「客数予測をしましょう」「客数予測の精度を上げましょう」「1年の中でこの時期の動向を掴みましょう」、この3点です。「客数予測の手法」は私の「おまじない」に続く成果の上がる手法ですからお薦めです。

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