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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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拡大均衡と縮小均衡

現地点からの発注には大きく分けて3つあります。
①拡大均衡-仮説に基き、機会ロスを捉えて発注数を継続的に増やしていく
②現状維持
③縮小均衡-廃棄ロスを見た残像が頭にあり、発注数をどんどん減らしていく

どんどん仕入れを増やして機会ロスをなくせという本部を弁護する訳ではありませんが、
私は①の拡大均衡を指導しています。拡大といっても、仮説に基いた機会ロスを減らすのであって、何でもかんでも、常に発注数を増やせということではありません。必要な時に、特に大きく売上が伸ばせる時に、仮説に基いて発注数を増やそうということです。

多くの来店がある時にベストの品揃えを提供し、それ以降の来店に繋げるのです。
ですからお客様の購買行動が見えてないとできないことですね。

今の世の中、SM等の特売以外は積極策があまり見られません。
しかも、コンビニ経営者のほとんどが目に見えるロスとの闘い、つまり③の縮小均衡状態です。
縮小均衡は「心理的」に負けていて、売上が伸びる時でも、なかなかロスが怖くて発注数を増やせない状態を指します。売上の変動に合わせて、意識的かつ計画的にロスをコントロールしている状態とは全く異なります。

コンビニの売上(販売数)は常に縮小であるはずがないので、伸びる時期には拡大均衡となります。

コンビニは4~8月にかけて上昇・拡大期にあり、機会ロスを減らしてお客様を獲得する時期なのです。
私が指導している店は2月末までに冬物をしっかり売り切り、3月以降新商品を展開しつつ、定番の売上を伸ばしています。
震災により一時期は下降或いは停滞しましたが、4月に入ってから復調傾向にあります。
また3月上旬のような来店客増加&新商品の改廃により店内の活性化が行なわれております。

そこでも基本になっている商品はFF(デイリー)商品です。これにパンも加わり、売上も伸ばしております。
世間では自粛或いは弱気になった経営者が多いのが事実です。
でも、正直いって、流れが見えている我が指導店舗は拡大均衡により、着実に利益と売上を稼ぎ、新たなお客様を獲得しております。

コンビニはあくまで最寄品を扱う生活の一部の業態です。そこを踏まえ今、GWに先駆け、拡大均衡に向かう時期ですね。
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