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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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本当の単品管理を確認する

私が薦める単品管理のイメージは下記です。


                              関連購買
                                ↑↑
          カテゴリー①分析                     カテゴリー②分析
                                              
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単品管理というのは、言葉そのもので「単品」の分析から始まり、仮説・実行・検証を指します。単品毎にそれぞれ行うから単品管理なのです。これは、一般的なユニットコントロール(数量管理)とは概念が全く異なります。「普通の単品管理」はSMのグロサーリーでは実施されることはあります。しかし、「お客様の立場に立った本当の単品管理」こそ、SMの日配品やコンビニ全体で行って欲しいのです。それが競争で勝ち残る重要な要素ですから。
 
単品の動向を分析し、仮説を立てて発注し、検証する、この一連の作業を必ず、個々の商品=単品で行います。そしてそのデータの集合がカテゴリー(分類)の分析になり、さらに異なるカテゴリーが集合し、関連購買の分析となります。この関連購買の分析は担当する商品により、キーとなる商品が違ってきますね。
 
 
実際には単品⇔分類或いは単品⇔関連購買という大小のデータを照らし合わせ、抱合して分析されます。
また私がいう帰納法的というもの、個々の単品のデータから導きだされるからであります。どのデータを使うか、どのデータの比率を高めるか等、データの扱いにより、人それぞれの仮説が立てられますね。
 

「本当の単品管理」というのは、「単品」が出発点(販売数・機会ロス・廃棄数)であり、終着点(発注数)でもあります。合計や平均、或いはカテゴリー(分類)での数量は参考程度であり、基本数値ではないことを今一度確認願います。単品の積上げが、結果として、分類や合計という数字になっているだけです。そんな集合体の数字は、単品毎の出来、不出来も相殺、或いは合計されて見えなくなってしまいます。それでは総量「良し」、つまり、結果オーライということで単品管理とはいえないですし、真理が見えないので、結果も伴いませんね。
 
単品毎に分析し、正しく仮説を立ててこそ、正しく検証が出来、次の正しい仮説を立てることができるのです。「常に本当の単品管理をする」と決めて、日々の商品経営を行いましょう。早く実行しないと、もう6月も半ば、今年も半分消化してしまいますよ、結果が出せないうちに。
 
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