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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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陳列の原則

商品を陳列する時にはいくつかの原則があります。フェイスアップ、つまり商品の顔(ラベル)を見せるように立てたり、正面へ向けて陳列する。また商品の間は空けずに積めて陳列する。同一分類、同ブランドの商品は前後左右(上下左右)に陳列する等です。これらの原則は日配品もグローサリー(食品や雑貨、雑誌)等共通です。

日配品の場合はPC(プライスカード)で陳列位置を固定していませんね。曜日や時間によりアイテムや在庫数が変動するため分類毎に棚板等の陳列場所は決まっていますが。特に今の閑散期、アイテム数や発注数が少ない時には弁当ケースや惣菜ケースがカラカラの状態があるかと思います。こんな時も先ほどの原則を適用します。分類毎に、商品の間は空けずに陳列する。実際には弁当ケースが5段ある場合には、在庫数が少なければ5段全てを使用するのではなく、例えば下3弾で「おにぎり」「すし・小さい弁当」「弁当」と並べます。もちろん幅が3尺(90cm)或いは4尺(120cm)であれば左右全部使わずにできるだけ中央に集めます。
ケース幅を全部使い、商品の間隔を空け、無理に少ないアイテムを広げる必要はないのです。

現在ある在庫をできるだけ集中させる陳列が大事ですね。空いているスペースは仕方がないのです。要するにお客様が空きスペースを見るのではなく、今ある商品を見れる状態にするのです。人間の視線も集中した商品に向かい、空いた部分は気にならないのです。如何に今ある商品をより魅力的に見せるか、売れ筋ばかりで、必ず買う商品がありますよということが大事なんですね。次に同じ弁当が3個あったらどうします?アイテムが少ないから3個それぞれ横に並べますか?私だったら2個並べてその上の中心に1個置きます。これには正解はありません。ただ云えることは如何に売場にボリュームを持たせておくか、侘しい売場にしないための工夫なんです。実際に売場でいろいろ陳列して、その店の時間帯毎のベストの陳列方法を見つけてください。

対してグローサリーは品切れしている場合には、そのスペースを空けておきます。PCはあるが商品がない状態です。こうするとお客様が商品を探し、今品切れしているんだと理解されます。PCもないと品切れしているのか、商品自体を扱っていないのか分かりかねるからですね。

陳列も単品管理を実現する手段の1つなんです。発注だけでなくクリンリネス、陳列等様々な要素を確実に実現できてこそ、正しいデータが生まれ、正しい発注ができるのです。陳列場所がバラバラでその日、その時間によって違ていたら、いつも買う人も買えない状態ですよね。日配品の場合、「ああ、ここにないから今日は入荷してないんだ」と。

陳列の原則はまだまだあります。機会があればまた紹介いたします。まず本当の単品管理のための正しい陳列⇒分類毎+定点管理を実践してください。

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