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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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コンビニは半月先取り

以前ファッション(服飾関係)の話をしました。ファッション関係は季節を3ヶ月先取りが望ましく、SM(スーパーマーケット)は3日前くらいがベターです。コンビニは?と言いますと、半月先がベストですね。
半月先の売場を実現するということは遅くとも1ヶ月前にはアクションし始めているということですね。

SMは確かに季節商品を上手に取り込み販促に活かしています。しかし、来店頻度が高く、より実態に近い品揃えが求められます。だからこそ、3日前が大事なのです。(主力の葉菜は3日に1回以上購入するから)

コンビニは即時消費性・非常温性商品がメインでSMよりも季節の感覚が薄れています。だからこそ、入口エンドやPOP等で季節感を打ち出すのです。あくまでメインはFF(デイリー)商品ですから、他の部門を含めて店全体で季節感、つまり変化を醸し出しているのです。

しかし、真理が理解できているチェーン本部では、しっかり旬の商品を活かし、商品自体で季節感を演出し、お客様の心を上手に捉えてますね。でも最近ではほとんど見かけませんが。

コンビニは効率を求めるため、商品の企画書通りの単品を大量生産します。同じ規格の商品を全国各地で大量に作るのです。
それに対して、季節商品(旬の商品)を扱うということは商品の確保も難しく、期間が短く、結果として総扱量が少なく、単価も高くなり、大手では扱うのは難しいのです。だからコンビニのチェーンストアシステムからすると非効率の最たるものと云えるでしょう。

この旬、或いは地域性、これらを活用すると、自然にMDができてくるのですね。実際私はこの2つ+αで年間MDを作り、多くの新商品を開発し、多くの支持を得、チェーン力を拡大しました。 開発に協力してくれたメーカーさんも次からは取扱先が増え、売上利益を拡大できましたね。 (私の方針では開発した商品は1年目は自社のみ、或いは一部許可した小売りだけ販売可能です。しかし翌年以降はどこで販売しても可です。1年目は創業者利得&差別化、2年目以降はメーカーさんが利益を獲得するという考え方です)

これができるのは毎年新たなコンセプトの商品を開発し続けれるからです。真理が見えると自然にMDができ、商品が生まれてくるのです。なお一緒に実践していただける優れたメーカーさんの力も必要ですが。
お客様に向かうため、私が知恵を出し、メーカーさんが具現化する、この信頼関係で新たな商品が生まれてくるのです。
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