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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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基本が効率一番

商品経営の話をする中で、品揃えや発注の話をします。その中でポイントは基本に忠実、つまりシンプルにすることが実は一番効率が良いということです。例を挙げると、アイテム数を売れ筋に絞る、そして若干の見せ筋を追加する。
これによりアイテム数は少なくなることで、発注の時間も短縮、検品や品出しも早く、もちろんレジ作業も簡単ですね。
アイテム数を絞る=売れ筋中心に絞ることで、いろいろな作業が効率化できるのです。またお客様にとってもアイテム数が少ないので、商品を選びやすい、また品切れ以外の時はこの店にこの商品が品揃えしていないと判断しやすいのです。

こういう話をすると、必ず品揃えの幅が足りないとか、顧客満足に対応できていないとか云う人がいます。しかし重要なことは、売れ筋=多数の人が支持する商品、或いは多くの販売数を上げる商品を切らさないことが最優先です。アイテム数が多いほど各アイテムの品切れのリスクが高まるのです。こんな批判をする店に限って、品切れのオンパレード或いは品切れが怖くて在庫過剰です⇒商品の入れ替えがスムーズにいかない⇒死に筋満タンの店になるのですね。

ABC分析を云うまでもなく、基本に忠実、つまり商品でいうと売れ筋を押さえること。そして次に発注がベストの状態を維持できてから、初めてアイテム数を増やせるのです。基本ができないのに拡大すれば、今抱えている問題(品切れや廃棄、死に筋発生)が大きくなるだけです。まずは基本です、商品で云うと売れ筋の単品管理がほぼ完璧にできてから、次の段階に進みます。普通の単品管理もできていないのに理想だけ、或いは自分の能力の過信だけで進むと大きな損害を被ります。

基本と云うのは骨組であり、必要最低限のことです。応用編というか骨(基本)の周りの筋肉を鍛えるのはまだまだ先です。基本や基礎ができてこそ初めて応用や次のレベル、段階に進むことが可能になるのです。
正直云うと、ほとんどの方は3年位、ずっと基本のままで行った方が良いと思います。その方がリスクもなく、しっかり実益を稼げるので。
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