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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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売上高対比でみる

コンビニ経営の目標と実績を分析するために売上高対比でみる方法があります。
この売上高対比というのは、業種や業態毎に大まかな数値が公表されており、その平均的数値とどれぐらい差異があるかで自店の評価ができます。また自店内でも昨年対比や月別に継続してみることで問題点を明らかにして、対策を打つ場所が明確にできます。

下記例をご覧ください。

  月額平均(千円) 売上高対比(%)
売上高 13,725 100.0
値入高 3,569 26.0
ロス高 412 3.0
粗利益高 3,157 23.0
ロイヤリティ 1,784 13.0
人件費 900 6.6
水道光熱費 70 0.5
雑費 50 0.4
営業利益高 353 2.6


売上高は450×30.5日、売上構成比 たばこ以外80%、たばこ20%、値入率がたばこ以外30%、たばこ10%、ロス高は13.5/日、ロイヤリティは値入高の50%で設定してあります。

この最右列の%を上手くコントロールし、最後の営業利益率(高)を如何に大きくするかが腕の見せ所です。収入項目は大きくし、支出(経費)項目は少なくするのが理想ですが、現実はほとんど逆になってしまいます。とにかく経費は絞るだけ絞らないとすぐ増えてしまうものです。ですからシフト等では、最小限のプランを組んで必要に応じて肉付けするという指導をしています。経営も人間と同様に、贅肉はつきやすく取れにくいものなんですね。

もう1つこの表の利点はエクセルで作ると、数値を入れ替えるだけで全体(日販を入力⇒営業利益高まで)が一瞬に変わるのです。つまり売上をキーにしながら、具体的な利益計画も思うまま自在に作れるのです。
自分が作った数字は実現の可能性もあり、より達成感も味わえると思います。「やらされるよりも自分でやる」このスタンスが重要ですね。新しい道も自分で切り開いていく、その1つの道具が上記の表ですね。
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