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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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温度点検は確実に

昨日の日本列島では猛暑日が何か所かありましたね。台風の影響もありますが、これからは盛夏に向かい気温の高い日が出てきます。ここで重要なことは温度点検です。作業割当表に組み込まれ実施している店も多いと思いますが。

温度点検は単なる定型作業ではありません。冷蔵機器の温度を掴み、異常を早く発見し対応するための重要な作業です。
温度点検の意義は1つは機器の動作状況の把握、そしてもう1つが鮮度管理です。決まった温度帯でしっかり商品管理ができているかの確認です。本来、冷蔵保管すべき商品が常温で管理されていたならすぐに傷んでいまします。はっきりいうと腐った或いは腐りかけの商品をお客様に販売しないためです。

チェーンによっては2時間毎にチェックするかと思いますが、設定温度内に収まっているか確認する。もし異常があれば、霜取中か確認する。そして霜取りでなければすぐにオーナー或いは店長に報告します。
報告を受けたオーナーや店長は前の時間の温度を確認し、もうしばらく様子を見るか、修理手配するか判断します。

重要なことは冷凍ケースの故障の場合はアイスや氷が解けてしまい損害が大規模になることです。いくら保険が適用されるとしても、管理状況や対応度合いにより、保険適用の範囲が変わってきます。できれば冷蔵機器の異常を早く発見し、被害が起きる前に対応することです。

現場での注意点として、温度の異常が続き、業者を読んだ場合には冷凍ケースは「故障中」の張り紙をして、テープ等で扉を封鎖します。お客様には申し訳ないですが、商品が溶けるので少しでも冷気を逃がさず、暖気を入れないことが重要です。またオープンケースの異常は対応が難しいですね。せいぜい出来ることはロックアイスや板氷糖をオープンケースに並べケース内の温度上昇を遅らせることです。

それとあまり知られてないのが、気温が高く閉鎖的な環境の場合、冷蔵機器が故障を避け停止することです。
例えば室外機の前に車が停まっていたり、段ボール等の物が室外機の置かれ、室外機から出した熱が障害物にぶつかりまた室外機に戻ってしまい、高温のため室外機自体が停止するのです。

こんな時はすぐに室外機の前の障害物をどかす、そして室外機自体に水をかけることも有効です。水をかけても室外機は壊れません。本体を冷やしてやることで復活する可能性も大です。また高温が続く時にも時々水をかけてやってもいいです。所謂放射冷却になるのです。

最後にエアコンも重要です。気温も高く湿度も高くなるこの時期に一度フィルターを清掃してください。フィルターが汚れていると電気代ばかりかかって室内の冷房ができません。まずきれいなフィルターでエアコンを動かしてください。慣れた人がすれば10~30分で終了します。午後や深夜の手の空いた時間帯に行うと良いでしょう。もちろん2人1組の方が生産性が高まります。

汚れたフィルターは電気代を増やし、冷房効率を落とすだけでなく、汚い(菌にまぎれた)空気を店内に循環させることにもなります。夏は最低2週間、できれば週1回フィルターの清掃を行った方が良いですね。
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