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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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GWの発注方法 1

GWの対応には主に2つの型があります。
1つは郊外・行楽立地等の土日祝日型、こちらはGWに客数が伸びる立地です。
もう1つはオフィス・事業所・学校等の平日型立地です。こちらはGW中の客数は普段より減る立地です。

客数の増減に伴い発注を増減させる必要がありますね。減る場合も増える場合もどんなお客様が増減するのか仮説を立てて発注数を変更します。もちろん客数予測に買上率をかけて販売予測数を求めます。

今回はFF(デイリー)商品の発注を増やす場合の注意点を。
カレンダーから、今回のGWの人の動きを予測します。今年は前半が4/29日から5/1、後半が5/3~5/5と2つに分かれる可能性が高いと。

行楽立地では、5/2だけが金曜日発注、5/1・5が日曜日発注、4/29・30・5/3・4が土曜日発注でしょうか。
ここでいう、金曜日発注というのは、3便強化型、土曜日発注というのは、1~3便全て強化型、日曜日発注というのは1・2便強化型を指します。また、発注数だけでなく、それぞれ納品便に合わせてカテゴリーの強弱もつけます。

具体的な発注としては
①日毎の客数予測をする
カテゴリー(中・小分類)毎の予想売上金額を出す
予想売上金額÷平均単価で予想販売個数を出しておく
④予測客数に曜日別買上率をかけて、販売予測数を出す
予想販売個数と販売予測数を照らし合わせて修正する
⑥修正後の販売予測数を便別に分ける
⑦便別単品別発注に落とし込む
⑧確認の上細部修正(品切れ減らす分の発注数をプラス)

少し分かりにくいとは思いますが、通常であれば、客数予測をして、同曜日の買上率をかけるだけですが、GW期間中は、買上率シートの過去同曜日データが使えません。そこで客数予測の後に曜日別買上率データを使うのです。さらにそれだけでは偏りがあるので、予想売上から予想販売個数を求めておいてチェックに使うのです。②③⑤が通常にはない作業です。簡単にいうと単品の積上げと合計からのブレークダウンの両方を使うということです。なお、こんな手のかかる発注をするのはGWとお盆、年末年始くらいですね。

参考にできそうな場合は参考にしてください。確実に売上をとれ、ロスも減らします。
本当はさらに重要なポイントがありますが、難しくなりますので、今回の話をマスターしてから、つまり次回に説明します。

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