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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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棚卸ロス

貴店の棚卸ロスの金額はいくらですか?3ヶ月に一度の棚卸で出る金額です。
売上450千円/日として、3ヶ月での売上は450×91=40,950千円ですね。

それぞれ棚卸ロス率をかけてみます。
売上(91日)    棚卸ロス率 金額(千円)
40,950 0.1% 40.95
40,950 0.2% 81.90
40,950 0.5% 204.75
40,950 1.0% 409.50

まさか棚卸率1.0%⇒409.5千円の棚卸ロスはないでしょうね。もし現実にあったとしたら年間では409.5×4=1,638千円、つまり売場の商品の3分の1が1年間でなくなったということになります(在庫金額と5,500千円とすると)。

この棚卸ロスはオーナーさんの手取りに直結します。仮に0.1%としても年間に163.8千円もの手取りが減少する訳です。こんな馬鹿な話はありますか?店を1年間経営していて、何もしないのに手取りが減るなんて。

でも実際の現場では起こるのです。あまり言いたくはないですが、ある特定の立地では多いです。そして立地の次に多いのがオーナーさんの管理レベルの低い店です。いつもいうようにお客様に対して、従業員が、オーナー自らが常に緊張感を持っている店は棚卸ロスが少ない傾向にあります。逆に従業員任せ、オーナーは売上とシフト管理のみという場合には棚卸ロスの金額は大きくなる傾向がありますね。

棚卸ロスは内・外の両面があります。これを減らすには3ヶ月に1度の対策では間に合いません。日々対策を打った結果が3ヶ月の成績として現れます。「結果として良くなる」ですね。オーナー自ら商品、そして在庫、仕入れと売上の数値に関心を持ち、チェックすることが需要です。

毎日、毎回チェックする訳にはいかないので、1週間に1回と決めて抜き打ちで、データをチェック、防犯カメラの映像をチェックすることです。チェックの対象は内・外です。そしてチェックしたことを内に対して公表することです。オーナーが日々、お客様とみなさんの行動をチェック、管理しているということをPRしてください。
決して疑うとか、悪い行動を非難するのではなく、日々しっかり関心を持って見守っていると。そして良い行動をとっている人は褒めてあげるという具合で。

今持っている資産を活かす、人も商品も、そしてお客様も。様々な角度でこれを実現しましょう。
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