忍者ブログ

利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

<< | 2025/04 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 | >>

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

単品管理に臨む

梅雨から初夏に向かうこの時期、冷蔵機器商品を中心にアイテムをどんどん絞込みます。

いつも説明しているようにアイテム数≠売上ですね。
売上=「販売個数」×1品単価
   =「単品別販売個数×アイテム数」×1品単価です。

つまり1アイテムで全数量販売しても良い、もっと言えば1アイテムで販売した方が最高に効率が良く、かつ管理も楽なのです。

2:8の原則やABC分析でもいえるように、管理すべきアイテムは少なくし、さらにその少ないアイテムの販売数は最高にすることが目標です。

単品別アイテム数=MAX、逆にアイテム数=MINが求められるのです。つまりどの分類の構成比が大きいか?またその分類の中でどの商品の販売数が多い(売上構成比が高い)かを見て手を打ちます。これが絞り込みの1つの目的でもあります。また全商品を均等に単品管理できないから、売れ筋にアイテムを絞り込むということもあります。

本当の売れ筋に絞り込み、その売れ筋を単品管理する。つまり、最適な在庫=発注にて品切れ&廃棄を最小の状態にすることがこれからの課題です。

最初から多くのアイテムを単品管理することは難しいので、まず主要カテゴリーの中の主力アイテム、たとえば「おにぎりの分類」で上位3アイテムだけを単品管理し、ほぼマスター(コントロール)できた段階でアイテムを増やす、或いはカテゴリーを弁当や冷麺に拡げるという手順です。

単品管理の手順を理解せず、どんな発注をすると、どんな変化が出るかの仮説を立てれない段階で多くのカテゴリーや単品を管理(分析)しても結局、何も身につかず逆に混乱します。その結果、正しい品揃えも実現できず、さらにお客様の変化もみえなくなるのです。つまり「品切れ増&廃棄増=粗利益減」という最悪の結果に至るのです。

今からアイテムを絞り込み、上位3品くらいの単品管理を実践し、正しくデータを観て、正しく分析し、正しく対応(発注)できるようになれば、夏のピークまでにはまだ間に合います。
正しい手順で単品管理を実践すれば、徐々にある程度の理解と実践する力がつくので慌てないことです。そしてどこかの段階で単品管理が分かるのです⇒これを単品管理といってるんだ、なるほど、お客様の購買行動がこんな風に見えてくるんだと、単品管理が楽しくなる、不思議の世界の探検が楽しくなる次元がやってくるんですね。
PR
この記事にコメントする







  Vodafone絵文字入力用パレット表示ボタン i-mode絵文字入力用パレット表示ボタン Ezweb絵文字入力用パレット表示ボタン

この記事へのトラックバック




AdminControlMenu: AdminMenu | NewEntry | EditComment | EditTrackback

忍者ブログ [PR]