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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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天気の予測能力を高める

今年も「過去に例を見ない」とか「異常気象」と云われることが多くなっています。確かに地球温暖化により大気が不安定な状態が増え、ゲリラ豪雨や長雨、突風(竜巻)がたびたび発生しています。

コンビニは天候に左右される率が高い商いであると私は思っています。よく天候が客数を左右すると云いますし、気温が買上率或いは買上品目の決定要因にもつながります。

発注に必要な天気情報は天気予報或いは週間予報として外部から入手するのはもちろんですが自分でもある程度予測できると発注の精度が高まります。以前紹介した観天望気もその1つですね。コンビニは狭い商圏で戦っています。だからこそ、ゲリラ豪雨とも近づけるのです。狭いエリアの中で如何に自然に近づくか、そしてお客様に近づくかです。この度合いがお客様の支持率であり、来店客数となっているのです。

年末年始もそうですが忙しい時、ましてや自然災害でパニックになった時こそ、信頼できる店に行くのです。これが顧客心理と云うか本能ですね。そんな信頼のおける店になるためにも、過去に経験がない、でもそれに近い状況を思い浮かべる。或いは災害が発生した地域の現実を自分のこととして素直に受け入れ、自店で起きたらそうするかとシミュレーションしておくことも必要です。今はネット社会であり必要な情報がすぐに手に入れることができます。

本部から来るいつもの過去と同じ傾向の情報だけでなく、今の、社会の情報を常に自ら集めておいてください。テレビで流れるニュースの世界が自分の地域で起こったらどうするか?どうお客様に対応するか?これが大きなビジネスチャンスであり差別化なんですね。

天候に関して必要な情報は気象庁から出る長期予報や1ヶ月予報、そして週間予報と直近の予報を参考にします。みなさんは気象予報士ではありませんから正確ではなくて良いので、自分の地域の天気の予測を自分なりに出せるようにしてください。

それには天気図を見るだけではなく、店の外に出て、自然を素直に感じることです。コンビニの店内は年中明るくある一定の温度です。しかし外では日の出が遅くなり、日の入りは早くなり、朝晩の気温は20℃を下回ってきました。もう半袖では寒く、1枚羽織る必要が出てきました。

天候の変化を捉える訓練には「変化が早い&激しい」秋が最適です。できるだけ天候と寒暖差の予測をしてから発注を開始してください。すると単品管理のレベルがまた1段上がります。
その結果はもちろん、売れ筋の発注数の増加&廃棄が一定=粗利益高増加ですね。
 

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