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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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機械的な発注をしない

基本的なことですが、FF(デイリー)商品は機械的な発注はしてはいけません。
機械的発注というのは、先週10個納品されて8個売れ、2個残った。だから今回は8個発注しようというPOS画面の数字だけをプラスマイナスすることです。確かに発注に時間がとれないのは分かりますが、2:8の原則に基いて、重要カテゴリーはオーナーが発注し、その中でも重要な中(小)分類、そして重要なアイテムは時間をかけて正確な発注をします。

正確な発注というのは、先日から述べている廃棄商品の状態を確認しておき、納品時間や陳列位置も問題なく、さらに商品自体にも問題がなく、廃棄になったことです。ここまで確認しておくと、この場合はたぶん発注数が多かったのが廃棄の原因とされますね。その発注数が多かった要因はまた掴むとして。

正しい発注をするには、販売されたデータの裏づけが必要です。裏づけというのは在庫数です。
〇個在庫があって、△個売れたということです。
つまり1便、2便、3便と納品されていますが、どの時間に何個在庫があって何個売れたかを掴む必要があるのです。1便で10個入れておけば2便までに10個売れるだろうというのではなく、何時から何時に何を何個売るという仮説が必要になるのです。そのためのPOSデータなんですね。

単品別時間帯別の販売数をよ~く観察することです。天候や気温、行事等販売に影響を与える要因を自分の頭脳を駆使して、プレビューすることも大切です。
そして観察度合いを上げれば、実は品切れの時間帯があることにも気づくはずです。
商品が売場からなくなってしまう品切ればかりに目が行きますが、納品便の間の品切れには余り関心がいかないのではないかと思われます。
特に売れ筋商品の各便の間の品切れはなくします。多少在庫がかぶっても良いです。仮に動きの遅い商品があれば、各便の間に品切れする商品に発注数を移行して良いです。その方が売上もあがり廃棄も減り、結果として利益が増えるので。
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