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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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気温と単品の売れ方(応用編)

単品管理進んでますか?特に冷麺の売れ方と気温の関係、何か掴めてきましたか?

答えは1つだけではないので、どんどん仮説を立てて検証してみることです。
たとえば最高気温の刻みも「~25℃」、「25~30℃」、「30℃~」の3つに分けて分析し、問題があれば変える。もし大きな問題がないようでしたら、そのままこの指標(刻み)で進めると。どの温度帯では、一番何が売れるか、次いで何?また一番何が売れないかも確認します。

その時にはいつもの手順で、行事や品切れ等、外部&内部環境の変化と単品の状態を確認しておきます。特に外部環境の単品に与える影響は大きいので必ず確認しておきます。(近くで工事があった、或いは始まった等)

冷麺で気温との関係を掴んだから、仮説に基き、予想最高気温毎に品揃えを決めて発注します。また冷麺である程度、気温との関係性が理解できたら、弁当やパンも検証してみます。これらの分類は単品が中心ですから比較的分かりやすいと思います。
おにぎりになると関連購買の検証も必要ですから、単品管理のレベルが上がり、少し難しくなるのです。

ただしいつも言うように、私の「本当の単品管理」は「気温高い⇒冷麺売れる」ではないのです。
「気温が高い」⇒「〇〇〇」⇒「冷麺が売れる」という必ず、掘り下げるべき要素が最低は1つあるのです。この要素がお客様の購買行動&購買心理の理解度を深め、他店との差別化になるということです。

実際に個別指導しているオーナーさんは、理解度レベルが格段に上がってきています。「本当の単品管理」が分かってくるほど楽しくなる、発注も受身から能動的というか、積極的な品揃え&発注で、単に品切れを減らす以上の機会ロスをなくす(後日説明します)、つまり売上&利益のさらなる拡大、そして競合店との競争では優位に立っていますね。

このブログの手法を基に「自分なりの仮説」を立て、お客様とPOSデータを観察しながら、「自らの経験」を活かす「独自の発注」を目指しましょう。このブログでは世間一般の(既存の)答え(通説?思い込み?)を教えるのではなく、その時々に、自ら答えに辿り着くまでの手順を指導しています。それを現場で具現化するのは個々のオーナーさんです。個々の持つ強みや経験がここで生きてくるのですね。
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