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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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陳列技術 2

夏場に向かいさらに商品を絞り込みます。グローサリー系は季節商品以外はそのままで良いですが、リーチインやオープンケースは売れ筋を切らさないように、フェイス拡大と在庫の確保が重要です。

絞込みの目的はいろいろあります。お客様の目から見たら、(多くのお客様が)欲しい商品がすぐ分かる。
店の立場では商品の管理(データ分析&発注や検品、品出し)がしやすくなる。財務面では在庫を抑え、回転率を上げ、経営の効率化をはかる等。でも一番の目的は売れ筋の品切れを減らせることですね。

売れ筋を一番売れる位置に陳列することも当り前のことです。陳列場所により商品の販売数は大きく変化します。どんな売れ筋でも見えにくい場所や取りずらい位置、カテゴリーが異なる場所に陳列されていては本来の売上はあげれませんね。

陳列の原則は、まずカテゴリー毎に、次いで縦にまとめる。上から下へ。

一番良い陳列場所は各ケース(ゴンドラ)の最上段の左端。ただしリーチインのように高さがある場合はいわゆるゴールデンゾーン(120~140cm前後)、目の位置で、そのまま手を伸ばせる高さが一番となります。
またリーチインの取っては通常向かって右手にあると思います。ここでは右から売れ筋を陳列します(左手に取ってがある店は左から売れ筋を陳列します)。売れ筋のフェイスはできる限り多く、最低でも2フェイスは確保しますね。

陳列場所と売れ方の関連を確かめたい方は、ゴンドラ1本全部同じ商品を陳列、或いはリーチイン横1段で同じ商品を陳列してみると、どこが良く売れる場所かということがよく分かります。

私も店舗で陳列位置と売れ方(どこが最初に売れる場所か、どこが最も売れる場所か)の関係を随分実験し、検証しましたね。実際にやってみるとお客様の行動とその背景が理解できます。

ということで、これからさらに売れ筋に絞込み、売れ筋をより良い位置で、フェイス数を増やす。そして品切れさせないことです。いつもいうようにアイテム数は関係ないのです。売れる商品をより多く、1個でも他店より売った方が勝ちなんです。

最後に注意点として、必ず品揃えの奥行きを考えることです。販売予測数に見合ったフェイス数と奥行き=在庫数を実現することです、もちろん納品のリードタイムを考慮して。

*夏場のリーチインでは1段1アイテムでOKという店もありますのでどんどん絞り込んでも心配なし。
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