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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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3分の1の法則

3分の1の法則があります、なおこの法則は私の独自理論です。

でも現実味があり、実態を表していることが多いと思います。
大まかに捉えると、中小企業の1/3が儲かっている。1/3が収支とんとん、1/3が赤字という具合に分かれている。そしてコンビニ業界ではどうか?加盟店の1/3が黒字、1/3がとんとん、1/3が赤字となり、ほぼ中小企業と同じ割合だとみられます。

ただし、コンビニ加盟店は、オープンアカウントを行っていることでその財務内容の厳しさに気がついていない人が多いですね。本部への借入残高が増えていても気づきにくい仕組みである。売上はすべて毎日送金し、1ヶ月に1回返還金をもらう仕組みになれてしまって、資金繰りの感覚がないオーナーさんがどんどん養成されています。本部も体力がある(資金繰りに余裕がある)内は、加盟店へどんどん貸出できますが、数社を除いていつまでこう状態が続くかは不明ですね。

今年に入りコンビニの売上が好調といわれても、オーナーさんの手取りは増えていないと思います。以前話したように非食品の売上ばかり伸びて、肝心の物販が、特に利益が取れて他業種と差別化できる日配品が売れてなくては、返還金も増えませんよね。世間の良い話や業界全体の話を聞いても1円も手取りは増えないのです。1/3のとんとんの店もいつ、赤字に転落するか分からないのです。
隣の店の状況は分かりませんが、自店の状況は分かりますよね。ですから自店の収支目標を立て、目標に向かい邁進することです。世間が伸びている?という時に、伸びない店はもうアウトですよね。

本当に強い店は、全体がマイナスでも、自店だけは若干のプラスになるという店です。その基本が客数です(客数が取れていたら、打つ手はたくさんあります)。
合計では黒字も赤字もとんとんも1/3ずつですが、でも私の指導する(関わる)個店は全て黒字を目指したいと思います。そして余力のある店は少しでも力(金銭でも人材でも可)を蓄えておきたいと思っております。
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