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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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100円おにぎりは

超最盛期に向け、今100円おにぎりを展開しているチェーンがあります。このチェーンは価格政策(安売り)の功罪を分かっていて実践してますね(現実にはこの大手チェーン以外に価格政策を理解しているところはほとんどないと感じています、もし違ってたらごめんなさい)。

100円おにぎりは正確な単品管理のできない世界です。でもそれなりの効果や結果が出ます
ぜひ、ここで試して欲しいことがあります。私の提唱する「本当の単品管理」で体験できないことを。

通常100~150円のおにぎりが100円で安い、だから家族の分を含めて10個買う人も出てきます(なお普段からGMSやSMを利用している人にはおにぎりが100円は魅力なし)。
そこで実験です。売れ筋上位5品、例えば鮭・梅・こんぶ・たらこ・ツナを各20個陳列する(2フェイスで)。
すると、どのアイテムが一番売れる?どの価格(定価)の商品が一番売れる?ということが、分かります。たとえ20個仕入れても売り切れになる商品も出ますので、売れる順番、つまり人気商品から売り切れて、最後には100円だから仕方ないかと在庫のある商品が買われると、こんな状況が分析できるのです。

通常なかなか1アイテム20個の発注をする店は少ないと思うので、知らない世界というか、知らないデータの分析もできるのですね。品切れする順番やまとめ買いされやすい商品、そして売れ筋の中でも人気の低い商品とか。

もし余裕があればBランク商品や高価格(定価150円)商品も扱ってみることです。通常150円では売れにくい商品も実は100円だったら売れ筋になるとか、結構面白いことがあります。

自分の器や店の品揃えの幅を広げると思って、このキャンペーンを利用しても良いと思います。今は一見客も多く、絞り込みだけでなくても良いシーンもありますので。なおこれはハイリスクハイリターンですので、日や時間を絞って実践してみるのがお勧めです(連休初日、天候は晴れ、1便で勝負とか)。

私のブログではほとんど基本ばかり説明してますが、実際の店舗運営では、発注に限らず、人の動かし方も含めて弾力あるというか、3次元4次元的に幅や奥行き、時間の経過もトータルで活用してます。これが「真の商い」です。

最後にこんな応用ができるのも、基本、つまり原理原則を実践し、正しく分析できた上での話です。基本なくして応用なしです。応用、つまり基本を理解せずテクニックばかり行使していたら、あっという間に商品経営は崩壊してしまいます(要注意)。

「本当の単品管理」発売中 詳しくはHP
 http://ww3.ctt.ne.jp/miraicom
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