10月以降客数予測において漸減傾向があるとお伝えしております。
客数予測と双璧というか重要な指標が買上率です。私が使用しているのはお客様100人当たり何個購入されるかという数値です。
もう一度発注数決定の手順を確認します。
同曜日・同天候の客数を平均(単純or移動)で出し、予測する。その客数に曜日別(できれば天候別)の買上率をかけ、販売予測数を出す。それに機会ロス分を足して、中or小分類(チェーンにより異なる)の総発注数を決定する。たとえばおにぎり分類でいうと「手巻きおにぎり」という分類の発注ですね。
単品管理の精度が上がると、買上率も上がります。季節により買上率は異なりますが、確実に率は向上します。その店のお客様に合った品揃えと品切れのない売場が実現、継続されることで、お客様の信頼度がアップし、結果的におにぎり買うなら「〇〇店」でといって、確実に買っていただける。さらにまとめ買いも偶然ではなく必然になってくるのです。
数が必要な時、客数予測もせず、買上率もコントロールしてない店では、ぎりぎりの在庫、或いは品切れした状態の売場です。しかし確実にコントロールされた店は、多少のぶれはあっても確実に日々の数字を出します。それが正確な発注とお客様の信頼と相互の関係により実現されるのです。
分かり難い話ですが、「本当の単品管理」を実践し、レベルアップするにつれ、買上率が上がるのです。これは実際に証明されている事実です。
コンビニ経営にも山あり谷ありですね。以前話した蓄積もそうですが。谷が来た時にもあわてたり、落ち込んだりしないためにも山を維持する、そしてこの時に蓄えることが重要なんですね。
いつも平準で無難ということは決してないのです。どちらかというと壁というか、谷というか逆境の時の方が多いと感じます。でも信じる。自分を信じ、自分のやってきたことを信じる。この信念が重要だと思います。何か精神論ばかりみたいですが、信じる道をひたすら進む、誠実に。これしかないと思います。ショートカットや近道、飛び越えるなんてありえないんです。ひたすら1歩1歩自分の足で歩むしかないのです。1歩でも前進し、続ければ、いつかきっとゴールするんです。決して諦めてはいけないんですね。
日々お客様と、そして自分の心と闘う。絶対あきらめずに自分自身の可能性を信じてください。このブログに出逢い、毎日読んでいただけるあなた、もう誠実で実直な人生を歩み始めてるんです。
このブログは当たり前のことを徹底するという面白くもない内容ばかりです。でも信じて行動し続けるあなた、目標は必ずかなえられます。あなた自身の力とあなたを信じる、そして愛してくれる人の力で。
蓄えるというとすぐ貯金を思う方、いらっしゃいますか?あなたは堅実な方です。
蓄えるものはいろいろあります。人それぞれ様々なんですね。今流行の環境エネルギー、太陽光や風力で電気を起こし、バッテリー等で畜電する、これも蓄えです。また各家庭での貯金、これも蓄えですね。
余裕というか順調な時にこそ、この蓄えができるんです。コンビニ経営でいうとお客様の支持、或いは従業員の育成、または売れ筋の在庫確保、とにかく何でも良いんです。自分が思う蓄えをしておくと。
私の理論では春から夏には十分蓄えができますが、秋以降はちょっと難しいかなと。蓄えをできる限り放出せず、地道に生きると。これが自然の法則でもありますが。
例えば植物が春、芽を出し、初夏に開花し、秋に実を結び、これが自然の法則なんです。コンビニ経営ではこれからの季節が守る時期かと。つまり春から夏に蓄えたものを上手に使い、晩秋から厳冬を乗り切るということです。
先ほども言いましたが蓄えは自分なりに。金銭でも従業員でも知識でもなんでもいいです。とにかく蓄えをしておくという行為が重要なんです。一年を通じて平準或いは、ずっと現状維持はありえないと思います。
いつ競合ができても、いつ自然現象=震災等が起きても対応ができるほどの蓄えを用意しましょう。
コンビニ経営の知識の蓄えはこのブログで賄えますが、実践はどうかと思うこの頃です(笑)。
毎日、いろいろと苦労や苦悩が起こり、先行きが不安になると思います。しかし誠実にやるべきことをしっかりする。この繰り返しが必要なんです。いつもいうように誠実とは「自分自身の心に誠実です」。お客様にはもちろん誠実には当たり前ですが、私が問うのは、「自分の心に誠実か」です。
自分しか見えない心の動き、例えば手抜きをしても結果よしや、本当はすぐできることを先延ばしにしたり、自分でできることを他人に任せたり。「自分の心に誠実」、これが大事なんです。誠実にさえやっていれば、良い結果が必ず伴ってくるんです。やるべきことを黙々とやって結果を待つ。待つというか、あるべき結果が必ず返ってくるんです。これが真理なんですね。もし自分の思いと違う結果がやってきたなら、手順が違うか、自分では誠実と思っていても実は誠実でなかったとか。
私が、何でこんなことをいつも云うかといいますと、私が毎日体験してるからなんです。また私の指導の通りに実践している人も同じことを毎日体験しています。誠実な行為を神様がきっと見ていてくれて、ご褒美をくださるんだと私はみんなに話していますが。
「本当の単品管理」を実際に購入され、メールを利用して、こまめに質問し、自分の血肉とされた方は成果が出てます。この客数が減少する11月に、売上を維持し、廃棄も減らし、粗利益を増やしています。正しい手順を迷いなく、邪念や思い込みなく、地道に実践、継続する。それが血肉なる、会得する近道ということなんですね。
信じる者は救われるも同じ表現かと思います。先を行く、実績の出ている手法をどんどん学びましょう。人間死ぬまで学習、いつまで経っても知っていることより、知らないことが圧倒的に多いんですから。
お客様あってのコンビニ経営、でもお客様は神様ではありません。
本来人間としてあるべき節度を持ったお客様には誠意を持って優しく対応すべきです。しかし、常識外、もちろんそのお客様個人の常識ではなく世間一般の常識に外れたお客様には厳しい対応が必要です。何でもいうことを聞くのが普通ではないのです。非常識というか、あまりにも自分勝手で他の方の迷惑になる場合は、正しい方向へ導くことが必要なんです。
言葉は優しく、内容は厳しく、ゆったりとあるべき正しい方向へ導いて差し上げるのです。もちろん相手と同じ目線ではだめです。お客様の一段上から諭すような感じで接するのです。仮にそのお客様が不信をいだいたり、不愉快になられても仕方がないことです。世間でいう平等とは、その人の価値に応じて誠実に対応するということであり、どんな人も同じ扱いというのは平等ではないんですね。
そのお客様に値する接し方ですね。もっというとストアロイヤリティが高く、我が店を信頼し、いつも利用していただけるお客様を優先するのです。その大事なお客様に迷惑になるとか、店の品格を落とすようなお客様には我が店を利用いただかなくても良いのです。
全ての人に支持されることはないですし、もっというとこのブログに書かれたことを毎日誠実に行っていたなら、そんな変わったお客様は来なくなる、或いは来難くなるはずです。だからそんな困ったお客様が減っても気にしないことです。もっとありがたいお客様を獲得できる店づくりをこのブログでは指導してるんですから。
明日からもう迎合しないでください。自信を持ってコンビニ経営をしてください。そのためにも誠実な商い、そして基本の徹底をお願いします。
寒い時にはどんな対応をしますか?おでんや中華まん、いいえ違います。
それは温かい言葉です。「今朝は寒いね~、風邪をひかないでくださいね」と云ったほんの一言です。
決して上手やおべっかを使う必要はありません。自分自身が外へ出て感じたことを伝えることだけで良いのです。「日暮れが早くなったね~」でも良いんです。自然の法則にのっとり、そのまま、感じたままを表現すれば。
来週からはいよいよ寒くなります。本格的な冬へ。寒いのは仕方がないことですが、その辛さというか、感じ方をお客様と共有、共感できることが大切なんです。いつもいうようにエアコンの効いた店内で過ごし、お客様の苦労や感じ方を忘れている、いや単品管理の基本である「お客様の立場に立つ」ができてない状態ですね。これでは成果が出る訳がありませんね。
また一部地域では冬季に節電があり、つまり各家庭での暖房が十分ではない、つまりアイスが売れない状態が来るかもしれません。日々環境の変化に敏感に対応することが重要なんですね。
自分が寒い時にはどうする?何が欲しい?ということを考え、エンドを使ったり、元売場でPOPで表現したり、まだまだできることはたくさんあります。
いつもいうように「変化の時がチャンス」、売上を伸ばし、支持を獲得するチャンスが目前に迫ってます。
今苦しいからこのブログを読んでる方が多いと感じます。コンビニ経営が順調で、問題がなければこのブログに出逢うこともないでしょうし。
私自身も感じてますが、「神様はできなことは与えない」「できることを与えてくれている」「不可能と思うのは自分、でも不可能と思えることを可能にするのも自分」という流れで受け取っています。
さらに神様は日々誠実な人には必ずご褒美をくださるということも数多く体験し、信じていることです。
信じる信じないは別として、今、こんなに苦労をしている。何でこんなことをしなければいけないのか?これが試練だと私は思います。神様があえて試練をくださったと。そしてその試練は必ず乗り越えられると。その気持ちを持って、壁を越えて欲しい。すると新しい世界が広がるからと、神様は導いてくださる感じがします。
これは私自身の思いであり、親しい人に聞いても「そういうことあるよね」と共感されることであり、決して独りよがりの発言ではないと思います。私はこれが真理の1つでもあると考えております。
試練は大変、厳しい。でも「試練を与えてくれてありがとう」かもしれません。終わってみないと、時間が経過しないと分からないことも多いですし。
今日、言いたかったことは、目の前にもうダメ、乗り越えられないと思う壁が立ち塞がった。逆境の最中にいる。でもこれを乗り越えることができるんだと自分を信じる。そして諦めないで行動し続けることが必要です、ということです。実をいうと私も最近毎日、体感してるから言えることなんですね。
「お客様の立場に立つ」、これは商いの基本ですね。「お客様のために」とは違うことも理解されてますね。
しかし、この基本である「お客様の立場に立つ」を忘れるというか、優先順位を後にしてしまうことがありませんか?ついつい目先の自分の都合や用事、作業を優先していませんか?
人間だれしも、ずっと緊張して、張り詰める訳にはいきません。だからこそ、朝一番、そして業務終了時に「お客様の立場に立つ」時間を持ちましょう。決して時間が長いとか、考え方がとは言いません。
今日一日「お客様の立場に立つ」、そして終了後「お客様の立場に立つ」がどれくらいできたか、考えてみることです。決して完璧はありません、でも日々ほんの少しでも「お客様の立場に立つ」気持ちや時間を増やす、或いは行動で表すことです。たぶん見えない世界ですが、きっと何かの形で帰ってくると信じています。これは「誠実」という言葉と近いと私は思ってます。
実は今日、あることで自分が「お客様の立場に立つ」ことができていなかったことを気づかされましたので。
自分の可能性を信じる、存在価値を信じる、これが非常に重要です。目の前の現実が思う通りならない昨今、どうしても不安で、毎日がストレスとの闘いです。しかし、このブログに出逢っている人は幸せなんですよ。
実はこのブログにはカウンセリングやモチベーションマネジメントも入ったありがたいブログですから(笑)
私は出逢いを大切にします。「出逢い」です、「出会い」とは違います。文字が違うという簡単な話ではなく、自分の運命、人生が変わってくるという話です。縁とも言ってます。「えん」ではなく「えにし」です。
日々の出逢い、1つ1つの出逢いこそが運命的で重要なんです。実際私も日々精進し、素敵な出逢いのおかげで今存在できるんですから。
このブログに至った縁、これは運命的なものかもしれません。毎日読む、そしてコンビニ業務で疑問が起きた時に検索する。これはお互いに必要な存在になった証拠です。別にビジネスとして金銭のやりとりがなければという訳ではありません。心と心がつながっている、通じていればそれで良いと思います。
誠実に日々努力する人には、神様がいつかご褒美をくださる、それを信じて邁進するのみです。私自身もこのブログの読者も同じ、自分の心に偽りのない「誠実な心」、これをずっと永遠に持ち続けましょう。