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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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理屈は簡単

もうすぐ確定申告の時期ですね。以前も紹介しましたが、自分で申告書類を作ってみることもお奨めです。私自身も学生時代からずっと確定申告をしています。申告内容も変わっていますが、申告方法もどんどん進化しています。最初は行ったこともない税務署に行って、書類をもらい、記入方法の説明を受け、何とか申告したことを覚えています。事業を始めてからは書類一式を税務署に持っていき、詳しく教えてもらいました。そしてその後は会計ソフトで決算書類を作り、そのまま申告書類へ記入してます。なおe-taxは実施してませんが。

ここで何を云いたかったかといいますと、申告はあくまで作業であり、ソフト等を利用して済ませると。もちろん税理士さんにお願いすることもできますが、コンビニ1店舗位でしたら自分で申告作業をしましょう。
作業することで経営者としての数値把握もできますし、なにより、人任せにするより自己責任の体感です。
皆さんはあまり感覚がないと思いますが、経営者で重要なのがB/Sです。どうしてもP/Lに目が生きがちですが。
どちらも重要な数値です、期間と時点の違いはありますが。私は1期の成績がP/Lであり、その継続した結果がB/Sと考えています。また方向性を示すのがB/Sと。

今回の「理屈は簡単」は、P/Lをつくるのは簡単、しかもこの数値は1年間の結果、所謂経営者の通知表です。しかしそこに至るまでは24時間365日働き続けた結果なんです。申告作業は簡単、でもプロセスは大変でしたね。

P/Lの数値改善はいろいろあります。その改善手段の1つが単品管理であります。例をあげると、1日当りの廃棄金額20千円を15千円に下げる。すると廃棄の減った金額は20-15=5千円、これに原価率をかけると5✕0.7=3.5千円ですね。これに365日をかけます。3.5✕365=1,277.5千円です。
これが理屈です。1年間に1,277千円の粗利益が増えるんです。P/Lが大きく改善するんですね。

でもこれを実現するのが大変です。本当の単品管理のレベルを上げながら実践し続けることが必要ですから。でも心配ありません。本当の単品管理は手順はありますが、時代や立地、環境変化、そしてオーナーさんの能力と深耕でどんどん進化でき終わりがないのですから。永遠に利益追求ができる世界なのです。

紙ベースで数値をつくる作業は単品管理に比べてたら簡単です。しかし現場で実践し、結果としての良い数字が出せることが重要なんですね。これができてこそ、真の経営者です。
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