この世の中で価格訴求を得意というか、コアにしている企業がありますね。日本の流通或いは飲食業で価格訴求のみに頼った企業はほとんど衰退或いは消滅しています。私は以前から価格訴求はしても良いが、一時の戦術としてのみ認めています。安売りと廉価、そして値頃は違います。商品価値以上の安さを提供する必要はないのです。いくら原価が低くても。
特に今は人口減少&高齢化、つまり日本の消費量はどんどん減っています。つまり購入点数が減っているのですね。こんな時に安売りしても続かないでしょう。安いからといって、先の消費をどんどん先買いして、しかるべき時が来たらパタッと売上は止まると。こんなことは目に見えていますよね。
最近あったエコカーや地デジ化でのテレビ、エコ補助金の住宅等、国の政策でも結果に現れているでしょう。
真の商いは日々、お客様の必要とするものを適量・適価(適切な価格)で提供し続けるのです。旬の商品をより値頃においしく、快適にです。安売りをしないと他店に売上を奪われるという考えもあるでしょう。間違いとは言いません。しかしいつも云うように安売りばかりしていると「ストアロイヤリティの低い」「安物買い」の固定化しない客ばかりになってしまいます。
あまり大きな声では言えませんが、定価で買われるお客様と安売りばかり買われるお客様は質が異なります。必要な時には出費し、普段を支出を押さえるのとは違います。
1円でも安いものをチラシを見比べ、安い店に高いガソリン代を払い、レジで待たされて買うお客様たちです。節約は必要です。しかし安いものを求めて、安いから、いつか買うものだからと、今必要でもないものをどんどん購入する人は?
今飲食業でその結末に行き着いた大企業がありますね。安い商品ばかりPRし、これはダメだと一時期、良い商品を出しても売れず結局元の安売りに特化している企業です。まだ売上や利益が落ちていなくても、必要以上の安売りをコアにしている企業は破滅します。
コンビニは特に定価販売が基本です。また業態が異なっても、安売りは集客の手段、或いは他店との差別化という広告宣伝費的要素であれば大丈夫です。安売りしないと不安という企業は今一度商いの原点に帰ってみてください。
お客様は欲しい時に欲しい商品を欲しいだけ値頃な価格で求められます。必要でない時に安売りで買っても消費は続かないのです。
コンビニに限らず他店を調査或いは買物に行った時いろいろ感じますよね。ここが良くないとか、もっとこうした方が良いとか。そこでこのまま評論家で終わらずに、我が店で実践しましょう。
具体的に「△△店では〇〇が良くなかった」⇒「我が店では〇〇しよう」と。他店を反面教師として活用するのです。
批判や評論は誰でもできます。しかし実践する人はほとんどいないのです。でも気づいたことを実践すれば目の前の現実が変わるんです。より良い店になる、或いはお客様の支持が増える店になる。結果として利益が増えるんですね。
頭で考えたり思ったりすることは自由です。でも思ったこと、改善したら良いことは必ずすぐに実践しましょう。実践してみると、頭の中で思っていたこととは違う現実があったり、もっと深い次元まで入っていけるかもしれないのです。
この春、オーナーさん自身を含めて、どんどん実践しレベルアップしましょう。
春にめがけいろいろ整理しましょう。整理というと、いらない物を捨てる、片づけることと思いますか?
それらもありますが、一番大きな整理は頭の中の整理です。前回のリセットもその1つですが、冬場の静かな体験が強い今こそ、この体験や実感を捨て去ることです。
季節が大きく変わる、環境が変わるこの季節に頭の中も整理します。それは品揃えや発注にとどまらず、年間計画(商品や利益等)、さらに人員計画も含めた整理です。今一度、店の資本を客観視し、足りている物、足りない物を具体的に挙げていくことです。特に不足する資本は何らかの形で補います。今補う(投下)することで最低半年間の効果が見込まれます、決してケチることのないように。
私が整理する手順を挙げます。
1.目の前にある必要としない物を捨てる(ここ1ヶ月内に必要ないもの、もちろんデータ類は残します)。
2.残したものを分類する。
3.分類毎にあるべき所へ配置する。
4.その後必要となった物はその都度補給する(用意する)。
以上です。つまり今必要なものだけシンプルに揃えてこれから先のコンビニ経営に向かうことです。
足りないとか、今後使うとか関係なしに、今必要かどうかで判断し、その後は必要があれば導入すると気持ちを持つことです。
物事をシンプルに捉えることが、つまり環境の変化やお客様の購買行動、データを素直に観れるコツなんです(思い込みや先入観なしに)。
天気の良い日に店の内外、一度整理してみましょう。整理するといろいろ吸収できるスペース(或いは余裕)が生まれますね。
2月ももう半ばにさしかかりましたね。春の訪れも近いです。太平洋側はずっと晴天と乾燥が続き、日本海側は大雪でまだ「冬真っ盛りです」。先日関西方面へ行ってきました。日中は暖かくて、気持ちも晴れ晴れしました。
私の本拠地は雪国ですので、今年はいろいろ大変でしたね。私自身は東京や名古屋に住んでいて、大阪にも毎週行っていましたので、冬の日本の両極を見ています。同じ日でも長野や滋賀を超えると晴天であったり大雪であったりと極端です。その他沖縄や北海道へもいってますので、日本の四季の違いを体感しています。
雪国ほど春の訪れを大きく有難く感じるのです。自然も寒さや雪の下で、春の準備をしているのです。このブログにはあまり関係はありませんが、冬芽というものがあり、春に伸びてくるものですが、実ははもう夏から準備しているのです。自然は四季折々その時々ではなく、予め準備して次の季節に備えているのです。落葉もその1つですね。
商いも継続性、連続性が重要です。そして次の準備と。もう冬もの在庫はカットし、ほとんどなくなっていると思います。残すとしたらカイロやマスクですね。これからの花粉症やインフルエンザ、寒さ対策にも必要ですから。飲料水でも味の濃いものや重いものはカットですね。ホットウォーマー商品も売れ筋に絞り込み、季節商品はなくしましょう。カウンター商材も売れ筋に絞る、中華まんやおでん、フライヤー商品も売れ筋のみ、売れる時間帯に品揃えし、その他商品はカット、ピーク時以外の在庫も少なくて良いです。今は見せるよりも、「必要な時に必要なものを売る」に徹します。廃棄ロスは8千円/日くらいにおさめて欲しいですね。
春に向かって準備し、力を貯める。春の訪れ(日照時間の増加、気温の上昇、新商品発売等)と共にスタートダッシュをしましょう。もう間もなくです、春のスタートは。
B/SとP/Lはある程度分かりますよね?特にP/Lはオーナーさんや店長として、一定期間の成績表として必要ですので。今確定申告の時期でもありますので、決算表等を作成されてるかもしれませんし。
そこで今回は、B/S(貸借対照表)を敢えて自分で作ってください。パソコンソフトでの入力でも、ネットでのサンプルを利用してでもいいので、とにかく作ってみてください。そしてプリントアウトして、一般の企業、できれば流通関係のよく知っている上場企業と比べてみてください。大きな違いに気づくと思いますし、客観的に自店の状態を観ることもできるのです。観て欲しいポイントは左右のバランスとその構成ですね。金額は全く気にしないでください、上場企業は百万単位での表示が多いですから、比較にはならないのです。またB/Sは金額の大小ではなく、右と左のバランス、どう資金を調達し、どのように投資運用し、活用しているか、そしてその結果、利益をどれだけ出しているかを見て欲しいのです。金額の大小というよりも、資産と利益のバランスを観る時には額自体が重要になりますが、今の段階では、自店の現状を知って欲しいのです。
特にCタイプの店は他のB/Sとは大きく異なっていませんか?固定資産・利益剰余金・資本金がほとんどなく、流動負債や固定負債が多いと。もしこんな状態でしたら、非常に危険です。P/Lで「多少利益が出ている」ということでは話になりません。抜本的な手を早く打たないと危険なんです。特に流動資産に比べて、流動負債が多い場合、資金繰りに影響が出てくる場合が多いのです。FCコンビニチェーンでは決済や資金繰りをほとんど本部に任せていて、本来経営者が行う重要で大変な資金繰りの実態を体験できないのです。知らないうちに本部からの借入が増えていて、ますます、本部の意向に従わざるを得なくなるのですね。
自店の今の姿を知る、つまり自店の健康診断と思ってまず自己診断してみてください。
節分は年に4回あるが、近年は立春の前日のみクローズアップされてますね。自然の法則では4回全てを重要視してますが。明日は立春、ようやく春を迎えるというか暦の上で春の始まりです。
今年は日本海側中心に大雪ですが、この厳しい冬も峠を越す見通しが立ってきました。あと1~2回は強い寒気が入り込み、気温が低く、降雪はあると思いますが。でも何よりも12月から1月と約2ヶ月、寒い、厳しい冬を過ごしてきました。あとは2月を残すのみ。あと1ヶ月の辛抱です。
この冬もパンやカップ麵、ホットドリンク等、売りましたね。おでんや中華まんもそこそこでしょう。まだまだ暖を取る商品や日持ちがして、どこでも誰でも食べれるパン等を切らさないように。
節分に当たり、気持ちも切り替えましょう。外は寒く、冬真っ盛りですが、次に迎える春の準備は進んでますか?特に商品のカットが進んでますか?新商品をどんどん入れ、売場を活性化させるために十分なスペースを作っておきましょう。今の時期は売れ筋さえ品切れせずに陳列しておけば十分ですから。
もし、売場が陳腐化してきたら、陳列している商品の段を入れ替える(1段目と2段目を逆にする)等で変化をつけれますので。でも決して売り切り商品を最上段へは持ってこないこと、分かりますよね。ここが重要です。
私の知っている人で、「良い場所でどんどんカット商品を売り切るんだ」と自慢している人がいます。何て馬鹿なんでしょう。そんな馬鹿な理屈は自分の店だけでやってください、さらに間違った知識や指導を人にしないで欲しいと思います(笑)。原理原則を知らない人ほど、自分が正しいと思い込んでますので(大笑)。
売れる商品をより多く売るのが鉄則、週に1個しか売れない商品を20%の売上アップしても1個ですから。それだったら10個売れる商品を20%アップしたら2個売上が増えるでしょう。こんなこと小学生でも分かります。さらに売れ残りの商品を良い場所に陳列するということは、店の顔が古びた、人気のない商品で飾られ、それがPRされるんです。「この店は売れていない、売れ残りの商品ばかり、ボリューム感もなく、貧相な売場」と。もうこの話題は止めましょう、頭がおかしくなるので。
とにかく、原理原則、常識に沿った商いを続けましょう。もし疑問が生じたら、このブログで検索し、確認してください。それでも分からなければ質問してください。
このブログは私個人の理論というよりも、自然や原理原則の普遍的な理論を分かりやすくまとめ、説いているので。
大雪が続いています。太平洋側では晴天が続き、乾燥状態ですが。
昨年の大震災や今回の大雪、自然の猛威というか、力、恐ろしさを感じさせられます。その他台風や大雨もありましたね。暖冬とか、水不足といってられない昨今です。
自然からの警鐘と捉える人もいますが、私はこんな事態は通常のことと捉えています。確かにM9の地震は1千年に1度と云われますが、それも自然の流れの中では一時です。
自然に立ち向かうのではなく、自然を受け入れる、いや自然の中で生かしていただくことがベストだと私は思います。自然のおかげで生かされているというのが事実だと思います。この考えに納得できない人もいるかと思いますが、「本当の単品管理」を実践する上では避けて通れないところなんですね。
自然が上か、人間が上か?そんなことを云っているちっぽけな人は去ってください。自然のおかげで我々は存在できているのです。酸素や水、気温、太陽の光、こんな生きるための諸要素を自然(地球)は無償で提供してくれているのです。
「自然に感謝」そして「自然をそのまま受け入れる」、それが「本当の単品管理」のスタートです。