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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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1週間に1つ

一般的には今日が仕事始め、しかしコンビニや飲食業界、一部GMSでは正月もありません。こんな業界人にお奨めするのが「1週間に1つの目標を立て実践すること」です。月に1つでは少なく、1日1つでは多すぎてプレッシャーがかかります。そんな時に(そんな人に)お奨めが1週間に1つです。

これでしたら7分の1で完遂できます。そしてもっと完成度を高めたかったら再チャレンジしてレベルアップも可能です。
私でしたら初日に何らかの形で達成し、その後気が向いたらもっと上のレベルで実践します。暇がなく、モチベーションが上がらなかったら初日のまあ、形だけの目標達成で終わります。でも何もしないのとは大違いで目標を掲げ、実践し、目標達成したんですから、達成感というか、満足感や一区切りも感じることができます。

週に1つということは年間54個です。そんなに立派な目標ばかりでなくて良いですよね。とにかく目標意識を持って、目標に向かう、そして終わる。また新たな目標に向かう、この繰り返しが実は大きな進歩に繋がるのです。
漠然と時を過ごすのではなく、何らかの例え小さな、在り来たりの目標であったとしても必ず継続することで思わぬ大きな成果に繋がるのですね。

1+1+1+・・・・・、この繰り返しが1年経つと54ではなく、もっと大きな数値となっているのです。これは実践した人しか分からない世界です、ぜひ今年は実践してみてください。
来週はこうしよう。忘れていたら今週はこうしよう。そしてネタにつきたら奥さんや従業員に訊く。さらにアルバイト、もっと云えば固定客に訊いて、それをヒントに目標を立てて良いんです。なお今まで述べた目標はあくまで「行動計画」です。店の利益計画はしっかりと綿密に数値で立ててくだいね。
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モチベーションアップ

コンビニ経営でずっと高いモチベーションを維持し続けることは難しいと思います。年中無休で常に競合にさらされる。またバイトの急な休みや廃棄の山等、現状だけでなく、先行きの不安もたくさんあるでしょう。
確かに課題や問題はたくさんあってなかなか解決しません。その中でモチベーションを維持する方法は?

1つは自分の趣味や好きなことでエネルギーをもらうこと。そしてもう1つはコンビニ経営自体でモチベーションを上げることです。しかし大きな違いは「維持ではなく上げる」です。年数回のピークに合わせてモチベーションを高めて、良い状態で売上や人&売場変更のピークを迎え乗り切ることです。

ところで、コンビニ経営をしていて、モチベーションが上がるのは?お客様や従業員から嬉しい&暖かい言葉をいただいた時、そして1円でも多く利益や売上が上がった時ですね。みなさんはいかがですか?

提案ですが、毎日の売上を追いかけても良い、でも自ら目標を立て、その目標を達成できた時も嬉しくモチベーションが上がり、また頑張ろうという気持ちになりますよね。明日(来週)も頑張ろうと。

1日毎の利益や売上では変動が大きく、一喜一憂になりがちです。ですから週単位での目標が望ましいですね。週単位ですと、1日や2日予算を落としても他の日でカバーできたりして、少し大きな目で捉え対応できます。そして何よりも年間の中での週と云う動きを捉えることができるのです。自然やお客様の行動は週に基づくことが多いのですね。

1年間を第1週から第54週までに分け、利益(粗利益)と売上予算を組みます。そして予算と実績を出していきます。初めて作る人は上手くいかないかも。でも1月2月の中で予算組自体を修正しながらより実態に近い予算を組んでいきます。予算作りも体験しながら会得していくのです。

もしできる人がいたら客数予算も組んでみます。売上予算ができるので売上=客数×客単価の式を使って。

モチベーションを上げるには目標を見ながら、その数値を達成できる機会を増やすことです。ただし予算自体をずっと低く設定し、常に目標達成できてもモチベーションアップにはつながりませんね。また利益、つまり自分の収入の増加にも繋がりませんし。店を経営する、オーナー=自営業という意識で「1円でも多く収入増につながる予算」を作成することがポイントですね。

予算の正解はありません、必ず自分自身で予算を作成しましょう。でも実績と云う正解は必ずやってきます。

simple is the best

シンプルが一番、私もそう思います。飾りや虚構がなく、ありのままで基本或いは原則がしっかりしているならば、いろいろ応用がきき、柔軟な対応ができると。流通業界で云えば、「基本の徹底」と「単品管理」、この2つがしっかり出来ていたならこの店は心配なし。
基本というのは普遍です。つまり未来永劫ですね。時代が変わっても通じる、また業種が変わっても通用するものですね。私はこの原則を手順とかフレームワークと云ってますが。

この手順を身につけるのは大変です。当たり前のことを継続して徹底するんですから。同じことを繰り返すよりも目新しいことに着手したいのが人情ですから。でも当たり前のことを徹底して継続できる人が少ないからこそ、この競争で勝てるんですよ。人が嫌がる、したくないことを地味に継続できてこそ、嬉しい結果がやってくるんです。

この退屈でつまらないブログに多くのアクセスがあるのも、この真理を知った人が多いからでしょう。一般的な見地からすると、決して奇抜なことや楽しいことのない、平凡で退屈な記事、でもこの中に儲けに繋がるたくさんのヒントが隠されているんですね。

1つ1つが理論であり、それぞれ全てが実は1つに統合されている不可思議な世界なんです。私自身はこの平凡さと時に起こる変化と、自分自身の成長に伴う環境の変化を楽しんでします。

若い頃は常に自分で新しい道を切り開いていくのが好きでした、。しかし最近ではシンプルで当たり前なことを躊躇わずに継続する。その結果としていつかやってくる嬉しい成果を楽しんでいます。

神様は正しいことを真面目にコツコツやっている人を見ています。必ずその人には嬉しいご褒美も与えてくれます。また新しい一年を新たな気持ちで迎え、1つずつ実践していきましょう。

終わりと始まり

今日で2012年も終わりです。そして2013年の始まりです。コンビニ等の流通業や飲食業ではなかなか正月らしい、新年を迎える気分にはなれませんが、ここは1つカレンダー通りに新年を迎えましょう。心の整理や家の片づけ等、少しずつ進めれば良いので。別に大掃除ができないと死んでしまう訳ではありません。その人その人のライフサイクルに合わせて実施すれば良いと私は考えています。どこかいつの時点かで実施できれば良いと。

大掃除はできるなら31日までにとは思いますが、顧客最優先を掲げる以上できない店や家庭もあると思います。三が日を過ぎれば一息つけます。今年の計画と自分の思いを書き出し整理しておくと良いですね。新年改まった時の思いはすぐ忘れてしまいますので。そして新鮮な思いで次の一年を過ごしたいと思います。

何よりも健康第一、次に関わる人たちの生活の充実、最後に食べていけるだけの利益の確保です。これらが最低であり、まず超えたいステップです。来年も良い年を。

流れの中で

目の前の現実、そして年末、その後に来る年始、話はいろいろあり、混乱しますね。でも大きな流れを捉えた上で、日々全力で目の前の現実と向き合い闘うことで毎日が1つずつ進んでいきます。
大局で捉えて小局で対処すると同じ考えです。細々とした動きも注視しながら大きな流れも捉えることですね。1つの流れに従いながら、流れの中での上下の変動に対応するんですね。あまり神経質にならずに大きな流れに身を任すというスタンスです。

でも長いものに巻かれるということではないですね。大きな流れの中で自分自身の意思を持ちながら進んでいくのです。これが一番労力が少なく成果が大きいと思います。慌ただしい年末ですが平常心を保ちつつ1つずつ課題を処理しましょう。

1つずつ解決

年末年始の慌ただしい時期ですね。売上はともかくいろいろしなくてはいけないことが多い毎日です。
ここで1つの手法を案内いたします。今やるべき、或いはやらなければいけないと思うことをメモで良いのでどんどん書き出してください、思いつくまま、箇条書きで。できれば色の濃いマジックがお勧めです。

どんどん書き出して、すぐに出来ることから着手し、1つ1つ終わり次第、線を引いてメモの項目を消していきます。
こうすることで頭の中が整理、または書き出すことで「せねばならない」という強迫観念から抜け出してスッキリとした頭の中で冷静に対応できていくのです。また1つ1つ線で消していくことで、「せねば=must」思考から脱却できます。さらに良いのが1つ1つ終わる達成感というか、終わったことへの安心感も生まれます。
この繰り返しでモチベーションも高いまま維持し、どんどん解決&処理できます。

頭の中で考えていると、すごく大変で憂鬱ですが、実際に書き出して1つずつ着手していくと意外に簡単で捗るものなのです、それに気づくことも大事ですね。人間は目に見えない能力を持っています。やればできるんです、ただし時期とタイミングを外さなければ。

今年もあと4日です、メモに書き出したことを、優先順位は関係なく、できることからどんどんやっつけましょう。できないことがあれば、飛ばして最後に回します。また途中で新たなやるべきことを発見したらメモに追加します。もちろんすぐ着手し、消し込んでいきます。

この時期はあまり深く考えずに、どんどん行動する。その動きの中で成果を出していくんです。正解を探すよりもまず行動、この時期は「本能に従って行動するということ」が正解なんです。逆にいくら深く考えていても「行動しないこと」が不正解なんですね。

不思議な世界です、自然も人間の世界も商いの世界も、特にこの時期は。行動=活動し続けないと死んでしまう時期とも云えますね(動かないと体温が下がってしまい死に至るという私流の自然観です)。

この忙しい中でもたくさんのアクセスありがとうございます。皆さんと共に今年も最後までベストを尽くしますね。
体に注意、うがい&手洗い実行、そしてできる範囲での睡眠時間をたくさんとりましょうね。

現実と先行き

20日に11月度の実績が発表されましたね。もう6ヶ月連続して前年割れ(既存店)ですね。
数値は客数が△2.2%、客単価△0.3%、売上△2.5%です、1%を超える数値は異常というか緊急事態ですね。
個店ベースではずっと危険な状態が続いています。売上がだんだん減少する、もちろん利益も減少しますよね。もっと云えば売上が下がると同時に廃棄率も上がっていると見られます。しっかりと単品管理ができている店は別ですが。

また向こう3ヶ月の気象予報も出されました。寒い冬が続くと。太平洋側は晴れ、北日本や日本海側は雪が多いと。

上記2点は「本当の単品管理」ができている店にとってはチャンスです。見せかけの単品管理を行っている店は廃棄や品切れが増えて散々でしょうね。今こそ「本当の単品管理」、自然やお客様の行動に合わせて的確な品揃えや発注ができる基本をマスターしましょう。

本当の単品管理シリーズ 詳しくはHP最新情報1~3をご覧ください。  http://ww3.ctt.ne.jp/miraicom

強盗対策

コンビニ強盗がありましたね。警察からも指導を受けているとは思いますが、再度対策を確認&徹底してください。
強盗が来たら無抵抗で要求に従う⇒特に金銭の要求が多いので素直にレジの中のお金を出すこと。その後防犯ベルなり110番通報する。もし余裕があれば犯人の逃げた手段と方向を確認する。

まず安全第一です。怪我をしたら大変です。とくかく強盗も焦っていて緊張して爆発状態ですから、冷静に云われた通り対応し、一刻も早く店から出て行ってもらうことですね。

強盗の入ったデータを見ると日曜日の深夜というか月曜日の早朝4~5時当りが多くなっています。人が少なく閑散としている曜日や時間帯を犯人が狙っているのです。

本部の指導に基づき2人体制をとっている店も多いと思いますが、逆に云うと2人体制をとっていても1人が事務所や倉庫にいたら、1人体制と同じことですよね。

それより大事なことは店内が明るく見通せて、人が絶えず動いている。そして外からは従業員が確認できないことが良いのです。ということは暇だからレジにぼーっと立っているのではなく、お客様がいない時には前出しや商品の補充、簡単な清掃をこまめに行なっていることが重要です。お客のふりをして通路で従業員に刃物を突きつけた例はありますが、ほとんどの場合レジの中で強盗に襲われています。

犯人も数件を下見してるでしょうから、動きのある店や隙のない店、来店客の多い店は狙われにくいでしょうね。
売上も低く、やるべきことができていない店が狙われやすいのですね。ぼーっとしている従業員が多く、お客様も少ないと。もし商売のプロだったらこんなお金のない店を狙わないでしょうね。

それと中抜きをきちっとできている店はたとえ強盗が来ても被害が少ないのは明白ですよね。要するにやるべきことをしっかりできているかが売上の大小、そして強盗から狙われるかを左右する訳です。

この年末年始にかけて、お客様がいないからといって事務所で本を読んでいたり、レジでぼーっと立ってることのないよう従業員を再度指導しましょう。

年末年始から

年末にかけて太平洋側は晴れ、日本海側は雪の天気ですね。この年末の準備はできてますか?意外と忘れやすいのがつり銭です。銀行はまだ営業しますのでぜひご用意を。また発注や曜日や日毎の動向や予測については以前の記事を確認願います。

この年末年始で行って欲しいのがアイテムの縮小、つまり売れにくい商品のカットと全体の在庫縮小です。1月は売上が減少する月であり、成人の日以降の売上は特に減少し、年間で最低売上の日や週が出てきます。売上が低い中でのカットは進まないので、ぜひこの年末のバタバタ(?いろいろな人が普段と異なる動きをする)でカットを進めてください。

追加するか、迷ったら発注ストップです。商品が売れて、フェイスが空いてきたら、いつも通り「売れ筋のフェイス拡大」で対応します。アイテム≠売上ですので、心配なく。売れ筋或いは定番がしっかり売場にあるならば売上は確保されます。

年末の大掃除と合わせて商品の大掃除も行いましょう。なお売上が最低期でも「本当の単品管理」が重要です。低い売上の中で商品のボリュームを落とさず、かつ廃棄も最小にし、確実に粗利益を出します。

HP http://ww3.ctt.ne.jp/miraicom

敵は自分の中に

小売業ではCS(顧客満足)の充足というか対応が目標ですね。また競合と云えば、同業他社や異業種でも同類商品を扱う他業態が思い浮かびますね。でもそれより大きなというか怖い敵が存在します。
それは己の心の中にふと浮かぶ「まあ、今日くらいいいか、今だけいいか」という「楽をしたい心」です。接客やクリンリネス、発注等を疎かにする心です。年中緊張し、常に最高のパフォーマンスでというのは必要ですが、それは仕事中のこと、仕事以外ではリラックス&ゆったりが大事ですね。プロだからお金をもらっている時間はベストを尽くすのが当たり前です。

例え364日頑張っても、たった1日、手を抜いてしまうと365日、いい加減だったのと同じことになります。仕事をする以上は常にベストで。これからますます忙しい繁忙期、店だけでなく家の片づけもしたいのにと思うのも当然です。
しかし今こそお客様に真摯に向かい、最高の店づくりをしておもてなししましょう。

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