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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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ゆとりを持つ

慌ただしい12月、師走とも呼ばれてますね、最近は以前ほど渋滞や混雑はひどくはありませんが。

こんな繁忙期&煩雑期に必要なことは余裕というか「ゆとり」を持つことです。
思いついたことはその場で処理してしまう、或いは普段よりも5分早く出発する等、要するに心がけです。渋滞や混雑があっても、焦らず怒らずにいられるのも、心に余裕を持っているからです。余裕がないと感情的になり、直観的な場当たり的な判断のみになりがちです。発注やクリンリネスにおいても余裕を持ち、淡々とこなしていくのがベストです。
私は掃除をしながら心を落ち着かせていくことが多いです。片付け或いはきれいになるのを見ながら心の中も整理整頓していくのです。意外に冷静な判断ができますね。それと理論を考えるのは入浴中ですね、体を洗いながら或いは湯船につかりながらリラックスした頭でシンプルにそして新たなアイデアが湧いてきます。

社会人として、一応前日には当日の業務シミュレーションをすべきですが、このバタバタの時期には優先順位や課題項目の変更も大いにありえます。そんな時余裕をもって対処できるのも心の持ち方1つですね。

接客するにも慌ただしいとお客様も不愉快ですね。またコンビニに安らぎを求めてくるお客様もいらっしゃいまして、慌ただしい時こそ、落ち着いて丁寧に接客し、お客様にゆとりというサービスを提供してください。なお時間がなくて急いでいるお客様には特急便で(急いで)対応してください。

体調と心の管理をしっかりと行い、この年末年始を「ゆとり」で対応しましょう。これも差別化の1つです。
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客数を増やす(2)

このブログというか、私の商いの理論の中心をなすものが利益を上げると客数を増やすです。どちらもお互いに重要であり、車の両輪というよりお互いに絡み合ってさらに上に向かっていく要素ですね。

客数を増やすには1つには基本の徹底、次に単品管理の徹底とレベルアップです。なお単品管理といっても発注だけではありません。品揃えの決定や商品の改廃、そして陳列やフェイス取り等を含んでおります。発注だけが商品の売れ方を決定する訳ではありません。様々な要素があり、その結果として商品が売れた、POSデータに記録されたということです。

ですから私が提唱する真の商いを実現するには普通の話や指導では無理ということですね。先日も指導の中で、陳列場所により売れ方が異なるという話をしておりました。その人の能力があるとか経験があるとかではなく、単にある原則を知っているか、知らないかの違いであり、またその知識を知恵として活かせるかどうかが決定的な要素です。
どちらにも共通することは素直ということです。素直に観る、素直に聴く、誠実に行動する。これだけなのです。

教わる相手の思いや知識そのものを受け入れて、そのまま実行できるかどうか、これが大事なんです。

基本の徹底や単品管理に終わりや完成、完璧はありません。ほぼ100%に近い出来があるかもしれませんが、商いを続ける限り永遠に完成を目指し頑張り続けるのです。正しい手順で正しい実践を行えば、必ず結果はついてきます。慌てず、1つ1つ丁寧に実践してください。スピードは後でついてくるようになります。

1つ注意点を上げるとしたら素直に丁寧に実践すると、最初は時間がかかり、その時の旬や機会に合わず思った成果が出ない可能性があります。でも1年も2年も続けていたら必ず嬉しい成果がやってきますよ。

今からも重要です。「本当の単品管理」 HP
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何屋さん

みなさんは業態と業種の違いを理解しておりますか?まあ機会があれば調べておいてくださいね。

コンビニは何屋さんと思いますか?
便利屋さん?それとも?

ではないんです。コンビニは日配屋さんというのが私の理論です。確かに収納代行やゲームや宅配商品の引き取り、チケット販売等、商品以外の販売というか扱いも多いでしょう。しかしあくまでコンビニは物販です。物を売って利益を稼ぐ商売なんです。だから商品経営とも云ってます。

日本のコンビニは創成期から順次変化し、今に至っております。しかし昭和50年前後のおにぎりや惣菜パン、弁当といった日配品の扱いからコンビニの存在価値というか存在場所ができたのです。

最初は缶コーヒーや新聞を売って、アメリカと同じようなコンビニでしたが次第に日本独自の日配品、おにぎりや弁当、惣菜パン、そして麺類,、その他惣菜へと進化したのです。

だからもう一度原点に戻り、日配品の品揃えと在庫、つまり「何を並べて、いついくつ発注する」という単品管理を始めましょう。師走でバタバタになる今こそ原点回帰です。

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年末年始に向けて

年末年始に向けてということで時には商品の話をします。

これから売れる商品としては「大掃除用の食器・住宅用洗剤」「年に1回取り替える蛍光灯や点灯管、電池」「新年を新しい歯ブラシで迎える」その他いろいろありますね。例年、年末年始売れる商品をリストアップし、各発注担当者で再チェックし発注しますよね。GMSやSM,HCやDGほどではありませんがコンビニでもそこそこ雑貨類が売れます。雑貨は普段動かないのでこういう機会を逃さず単品管理を実践してください。

その他に、現場系の人が外で仕事する際に、軍手では雨に濡れたり、寒いので、軍手の上にさらにビニールの厚い手袋をします⇒もちろんサイズはLLが売れ筋です、等ありますね。
こういった季節や時期の応じた商品をリストアップすることも単品管理の実践として重要です。頭の中にお客様の行動や買物行動を思い浮かべ商品にリンクさせるんですね。これは大事な訓練の1つです。

その他受験対策や風邪・インフルエンザ対策コーナーも作りましょう。これらも該当する人だけでなく、売場を見て、予め買っておこうという人にもPRでき、売上にもつながるのですね。風邪・乾燥対策~花粉症まで一連の流れで。

年末年始も単品管理を実践、単品管理は年中無休です。
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カイロや帽子やマフラーは当たり前、それ以外に何が売れるか?店毎にリストを作り年末年始に備えましょう。

災害にはおにぎりよりもパン

以前雪の日が続く時や災害時にパンが良く売れると紹介しました。またそんな日々がやってきましたね。もちろん師走で道が渋滞し、ご飯をゆっくり食べる余裕のないドライバーや営業マンにも支持されていますが。

今回の大雪は長期予報を変更した気象庁もびっくりするくらいの寒気&大雪ですね。予報を変更するくらい大きく強い寒気が近づいていたのかもしれませんね、エルニーニョ現象終結とは別に。

このブログで寒さへの備えを案内していましたが、私もびっくりするくらいの雪が昨日降りました。1月でしたら当たり前ですが、まだ12月も上旬、びっくりですね。
昨夜も仕事から帰る途中で車がスリップもというかハンドルが効かなくなり少し慌てましたが、何とか無事走行車線に復活できました。そんなにスピードは出ていませんが、べっとりとした水分の多い雪にタイヤが違う方向へ向かったんでしょう。山間部の麓を通る時も、ゆっくりと走り、そしてフロントガラスとワイパーの間の雪やフロントのライトの雪を何回も落としながら無事帰宅できました。途中で2台、雪にはまったというか、横に落ちたり傾いていました⇒何人もの人が救助していたので今回はそのまま通過しました。

しかし走行中に雪が貯まりすぎてワイパーが負けるというか、雪が貯まりすぎてワイパーが動かないというのは1冬に1回あるかないかですね。今回はいきなり、そんなすごい寒波がやってきたんですね。

地球は温暖化しているとは云いますが、ここ3年の北陸の冬は寒く、雪が多いですね。

寒い時にはおにぎりよりもパンです。見た目もほっこりとして暖かみを感じますよね。おにぎり100円キャンペーンも良いですが、特に寒い地域ではパンを積極的に売りましょう(品揃え強化と在庫確保)。

利益を増やす自覚

ある講義の中で「客数予測が面倒」という意見が出ました。まあいろいろ思うのは個々人の問題であり、実行するかしないかは本人が決めることですから、強制することはありません。

でも利益を増やしたいという思いや経営者として覚悟があるなら客数予測は実践した方が良いですね。万能の道具であはありませんが、このブログで説いているようにお客様の支持を得る⇒客数アップ&利益増加のための、合わせ技の1つです。帰納法的とも云ってますが、いくつものデータを分析し、その結果として1つの答えが導き出される、こういう手法が大事なんです、特にこの不確実で先が見通せない現状では。

確かに効率よく簡単に発注を済ませたい、さらに品切れも廃棄もなしに。こんなうまい話があればコンビニ5万店のオーナー(店長)さんは苦労しませんし、利益も増えてウハウハです(笑)。

「客数予測」が面倒かどうかは知りませんが、例えば客数予測に30分かけることによって、廃棄(または品切れ)が1万円減ったらどうでしょう?面倒と思う「客数予測」という作業が実は時給2万円の仕事だということなんですね。この2万円という数字は売上ではなく利益に直結する数字なんです。

また人間は思い込みが強くすぐ自分の価値観で物事を考えてしまう、つまりいつの間にか同じ判断での発注になってしまいがちなんです。客数予測はそんな思い込みや先入観を取り払ってくれる貴重な客観的数値なんですね。

ひと手間かけたり続けることは忍耐が必要で非常に辛いことです。しかしこの大変と思えることを継続することで結果として初めて売上や利益が生まれてくることも事実です。

面倒とか大変と思うのは結構ですが、自分が今何を目標に、何をすべきかを常に自覚して行動することが要求されています。「継続は力なり」

本当の単品管理①⇒「最初に客数予測を実践します」
詳しくはHP
 http://ww3.ctt.ne.jp/miraicom

体は慣れる

とうとう真冬の寒気がやってきましたね。日本海側では雪も降り、北海道では天気が大荒れ、その他の晴れの地域でも冷え込む日々となっています。急遽長期天気予報が「寒い冬」に変更されて、その通りになってしまいました。

寒さへの対応のできた人、そして小売店は大丈夫ですよね。私も寒さに弱いので真冬の服(防寒着&インナー)で準備してました。またタイヤも例年よりも早くスタッドレスに替えて正解でした。

人間というのは一度体感すると、そこそこの適応力が出来てきます。ですから今後の寒さ(今冬を通しての寒さ)には体的にも、精神的にも対応できると思います。寒さがやってきた一番のチャンスは終了しました。

最初の大きな変化に対応し、お客様の信頼と購買を獲得するのが一番のビジネスチャンスというのが私の理論の1つです。例えば雪国で必須の長靴(ブーツではありません)、一番売れるのが初回の雪の日です。売上が通常と1桁違いになるくらいの売れ行きです。
ここが1つの面白い所でもあり、事前に準備する人も多いのですが、何と云っても「現実が起きてから対応する」人も実は多いんですね、これが長靴の例です。

多くの人は寒さも自分自身で体感してから初めて対応する、体も心も。上手な商いをする人は変化前に売上を獲得し、さらに変化が起きて慌てて対応する人も獲得して、2度の商いを短期間に、それも大きな金額で獲得するんです。

最初に大きな在庫を抱えるのは不安かとは思いますが、3ヶ月位続く季節の分を持っていても心配ありません。その後で追加発注しなければ在庫は減っていきますので。

最初に先に備える良いお客様と変化に素早く対応する次に良いお客様を獲得するのが上手な商いなんです。早く買う人は機能を優先して決して価格を気にしないからです。そこそこの価格であれば必要ということで必ず購入されます。

シーズン初めに良いお客様に購買していただくことは衣料品や生活用品だけでなく、全ての商品で共通しているんです。

100円おにぎりも良いですが、普段は売れない雑貨、カイロや防寒の手袋・防止を売ることも重要なんですね。もちろん核の商品のホットドリンクや中華まんも大事です。

今売れ方が大きく変化してます。単品管理では過去のデータも良いですが、現在或いは納品時の気温や天候も予測して発注することが重要です。

本当の単品管理 HP
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寒さへの対応は急務

今週は非常に寒くなっております。北海道では積雪もあり、日本全体で冷え込んでいます。今の時期として珍しく低い温度の寒気が入っていて注意が必要です。人間も動物の一種であり、寒暖に対応して生きていますが・・・

暑さについては日陰で日光を避けるとか、水で体を冷やすとか、服を脱ぐとかである程度対応可能です。しかし寒さというのは生死に関わる重要な要素です。今年は寒い冬という長期予報に変わりましたので「暖」に関わる商品の在庫を厚くしてください。「缶ウォーマー」や「スチーマー」も、もちろんですが、手袋や帽子、カイロも充実させてください。その他、火と関連するものとしてライターやガスボンベ等、暖や光に関する商品を集めてコーナー展開してください。

仮に停電でも起きたなら、みなさんどうします?寒くて凍えて、震えて。対応策として、1つは重ね着、厚着ですね。そして次にカイロやストーブがあれば焚いて、もしなければローソクでも良いです。ちょっとでも灯りがあって暖がとれたら気持ちも体も少しは温まります。チェーンによっては登録の有無がありますが、アルミのレスキューシートも良いです。もし登録のないチェーンではアルミホイルをたくさん並べて、体に巻いて使えば寒さをしのげるというPOPも掲示してください。

寒さは生死に関わる重要な要素、逆にビジネスチャンスでもあります。お客様の不安や困ったことに対し、誠実に対応し信頼を獲得しましょう。みなさんも風邪等ひかないよう、うがい&手洗い&睡眠時間を十分にとってください。

全国の傾向と個店対応

20日に10月のコンビニの実績が発表になりました。みなさん、ご覧いただきましたか?
既存店は客数△0.9%、客単価△1.2%、売上△2.1%でした。これで5ヶ月連続前年割れと。しかし昨年からこの前年割れ傾向は見受けられたと思います。私のブログでも説明していたように「タバコ」を除けばほぼ実態が見えていたと思います。

各個店での苦しみは続いています。粗利益率が同じであれば、売上が下がった分、粗利益高が減少しています。
一方、本部の方は新規出店増で売上や利益を稼いでいますが、数年後、出店増による全店舗数増の流れが止まり、総店舗数が減少し始めたら、売上↓も利益↓となり、今の多くの個店と同じ状況になってしまいます。そこで先を見越して今から手を打っているチェーンと何もできていないチェーンでは差がはっきりでます。というか残れるチェーンと吸収或いはなくなるチェーンも出てきますね。

今必要なことはいつも云っている「基本の徹底」と「単品管理のレベルアップ」です。結論をいうと原理原則に沿って、正しい商いの手法で「良いお客様を獲得し、固定化する」。「良いお客様」というのは商品そのものの価値を知った上で、必要な時に必要な商品を購入される当たり前のお客様ですね。安売りやキャンペーンにあまり左右されないお客様のことです。こんなお客様に最高のサービスと旬の最高の商品を安全な売場で提供し続けましょう。

それと長期予報も「暖冬」から「寒い冬」に変更されました。ご注意を。詳しくは気象庁のHPで確認ください。

実際の発注(2)

前回の発注画面ですぐ発注数がきまりましたか?それとも悩みましたか?

そこでは回答を。実はこの画面だけでは発注できないというのが正解です。単品管理というとすぐ、その単品だけを管理する、つまり発注であればその商品のデータだけを見て発注してしまうんですね。

でもそれはほとんどの場合、間違いです。売場は1品で構成されている訳ではないですし、お客様が売場(おにぎりだったら弁当ケース)の前に立たれ、何を買おうかなと考えてから購入されます(〇〇を頼まれたとか、今日は最初から買うものを決めていた場合を除く)。

単品管理といっても売場全体から始めるのが普通です。陳列位置や先入れ先出しの基本は徹底できるている店という前提であっても、まず総客数のチェックです。予想よりも±20%であったら要注意です。売れ方が予想とは違っているはずです。おにぎり分類全体として、客数が予想より多ければ(+20~%)品切れ発生の可能性あり、また客数が予想よりも少ない(△20~%)時には廃棄の可能性があります。

次に他の商品の動向を簡単にチェックします。客数予測通りに来店されていても、まとめ買い等で先に他の商品が早い時間に品切れしていないかチェックします。
これが重要なんです。単品管理といっても中分類位の中のアイテムでの相対関係の中の単品管理なんです。中分類位の動きを捉えた上で単品管理に入るのが原則です。

単品管理だから単品の動き優先ということはないと私は考えています。あくまで単品個々の販売予測数の積み上げと、客数予測から来る分類での販売可能数との兼ね合いの中で総発注数が決まってくると考えます。これも帰納法的思考の1つです。

単品管理は全体の中での単品の位置づけを意識しながら発注数を決定していく。すごく難しいかと思われるかもしれませんが、他の商品との兼ね合いも必ずあり、もっと云えば他の分類との兼ね合いもあります。所謂、関連購買という弁当とペットボトルのお茶という組み合わせですね。

単品管理という言葉に惑わされずに、絶えず単品と全体(分類の合計)を行ったり来たりしながら発注数を落とし所に落とすのが「本当の単品管理」なんです。だから立地それぞれ、その季節や時間毎に、裏付けや仮説が変わってきます。

フレームワーク(手順)に従い、店の立地や天候、気温、時間帯といった要素を踏まえて個々の能力に応じて発注するのです。ツールはフレームワーク、実際、その道具を使いこなし、利益を獲得するのはみなさんです。

「本当の単品管理」詳しくはHP
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