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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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フェーズ3の開始

ブログの更新がないまま、フェーズ2をずっと実践していました。今も「コンビニFCチェーンの生き残り=利益継続」を続けています。

そしてコンサルの私の中で、昨日フェーズ3として新たな展開を迎えました。このブログでの中心テーマとは真逆にあたる新しい展開です。以前から構想をあたため、計画を練っていたものです。

24時間営業、高ロイヤリティのFCコンビニとは決別したというか対極にある新しい店づくりです。簡単にいうと昔のパパママストア的な感じです。投資は最低限に、そしてオペレーションコストも最小限に抑えた「そこそこの売上でしっかり利益を確保できる」店づくりです。

商品供給があれば売上を確保し、オーナーさんが生活できるだけの利益を確保できる店です。まあ簡単にいうと軽装備の損益分岐点比率が低い店ですね。

特徴はまず営業時間が短い。10~18時の営業で週1回定休日を設けています。
これでオーナーさんの休息と活力を生み出し、人間らしい生活を送っていただきます。さらに充実した生活から本来オーナーさんの持つ独自のノウハウや経営手法を最大限に活かすのです。これが差別化であり、営業継続のエネルギーとなるのです。

私自身はオーナーさんの顕在&潜在能力を見極め、自分自身で経営し続けるためのコンサルを行います。まず四半期毎のテーマを出し、オーナーさんが受け入れたならそのテーマに向かって行動します。もちろんオーナーさんからのヒントや要望を中心に取り入れていきます。

一緒に行動する中で今一度新しい商品経営を始めていただくのです。これは私自身にとっても重要なテーマであり、私の得意とする分野を活かすチャンスでもあります。

今回はこれ以上詳しいことは述べれませんので興味のある方はホームページからメールで問い合わせ&相談ください。

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今こそ個店の力で競争に勝てる

久しぶりの更新です。結論からいいます。このブログにあるよう個店の力があれば競争に勝てます。個店の力とは商品面では「本当の単品管理の実践」そしてもう1つは「経営する力」です。

今回ブログをアップしたのは地元のあるDS寝具店が景品表示法で指導を受けたからです。
もともとこの店はいろんな意味で危ないと思っていました。そして今回の件です。

コンビニチェーンも同様で、もはや安売りを目玉に商売をするチェーンはあり得ません。特にコンビニは他業種と比べて買上点数も少なく客単価も低いのでr安売りは向かないのです。

実際私のクライアントには某安売りSMチェーンの子会社で今商社系の傘下の店舗がもっとも多いです。いかに本部の方針である安売りの弊害が大きくコンビニ経営に向かないかが分かります。
週間MDに行き詰るとすぐ○○くん△個増量中となります。これは能のない安売りの1つです。

でもこんなチェーンでも他と同様(真似してでも同じ品揃え)をして商品供給をしてくれれば個店は生き残れます。実際私の指導店は利益を増やし続け、競争に勝つ自信を深めています。

私の指導は本来本部の幹部やマーチャンダイザークラスに指導し実践するレベルのノウハウです。ある程度の商品供給があり、この「本当の意単品管理」の手法をマスターすれば、これを各店舗でも実践できるのです。逆に本部のバイヤーとかのレベルの低さが目につきますが。

お客様の支持を得て客数や利益を増やすにはこの「本当の単品管理」のツールが一番です。今一度お奨めします。

基本の徹底

近くに大手FCチェーンのCVSがあります。2店共同じ看板です。1店はいつも紹介する最低の店です。先日も用事があり行きましたが相変わらず最低でした。弁当や総菜ケースはガラガラ、レジ内ではバイトの女の子二人が何もせずというか、一人は床にしゃがんでいましたね。以前はスマホをいじってましたが。もちろん夕方のピーク時間帯です。しかし客は少なく閑散としていました。立地が良いので何とか成り立っている店です。

もう1店はいつも駐車場がいっぱいで停めるのが大変です。基本の中では接客は申し分ないというか平均以上、どの時間帯に行っても丁寧でフレンドリーです。弁当ケースや惣菜ケースは在庫が満タン、こんなに売れるのかと思うほど充実しています。

近くのエリアでもこんなに店の状態が違うんですね。これは経営者の資質と云うか心そのものですね。後者は今後も繁盛し続けると思います、例え競合ができても。前者は競合ができたら一発でアウト。もう経営者自身が腐ってますから。どうしてこんな人をオーナーに選んだか疑問です。まあこのコンビニチェーンも今は好調でもいつかは破たんするのでしょうね。

店の経営は商品経営であり人の経営でもあります。人は心を持ち、その心(判断基準)に従って行動します。腐った心の経営者は店だけでなく従業員の心も腐らせてしまうんですね。そこで働いていた従業員は他では通用しない腐った人間になってしまうんですね。とても不幸な連鎖です。しかしこれが現実、甘くはありません。正しいことを日々継続して誠実に生きることしかないと思います。店の経営に限らず人から信頼され、支持された人生を送るためには。

季節の変わり目

明日から9月です。今年の夏は天候不順或いは異常に近い気象が多かったと思います。梅雨明け宣言はしましたが雨が多く、その後も台風がやってきて8月上旬の盛夏がなくなりましたね。お盆にかけては秋雨前線が南下し、今も雨が多い状態が続いています。結局、今年の夏は梅雨前線が本当は消えていないのに、一瞬消滅したらしい時に梅雨明け宣言されたんではないでしょうか?専門家ではありませんが、我が地域の梅雨明け宣言時には日本列島の南の海にはまだ前線が残ってましたから。個人的には、1つの前線が北上したり南下したりして、梅雨前線或いは秋雨前線と名前が変わっただけで同じ前線という感じがします。日本列島が1つの前線プラス台風に翻弄された夏と云えます。
最近の長期予報では、9月は平年並み或いは少し高めの気温になるとの予報も出ています。10月以降は平年並みか低めの気温と。単品管理の精度を上げるためには、できるだけ3ヶ月予報を参考にしつつ、1ヶ月予報も併せて確認することが必要です。果たして長期や1ヶ月予報が当たっているのかと。

気象予報も1つの参考データです。曜日別客数や時間帯別客数と同じように利用すべきデータです。どうしても週間や翌々日の天候ばかり気になりますが、趨勢と云うか大きな流れを掴んだ上で小さな或いは短期のデータを活用すべきですね。まず大を捉えて次に小を捉え、小から手を打っていくと。これは単品管理だけでなく、全ての物事に通じる原理でもあります。

今一旦客数予測もリセットし、また1から秋バージョンの開始です。客数が漸減する時期に入ってきましたが利益を確保する店はこれからもしっかりと利益を確保してきます。ここが夏かだから売れるという単純な店とは違うんです。実力のある店は伸びる時期には他店よりも伸ばし、全体が落ち込む時期には、他店より落ち方が少なく、さらに無理な発注をせずに「日々しっかりと確実に」利益を積み重ねていくのです。

台風への対応

今台風が沖縄地方を中心に被害をもたらせています。台風(自然災害)対策はコンビニ経営にとって非常に重要な要素です。自然災害と云うのは地域のみなさんが困った状況に陥るということです。その中でライフラインを支えるコンビニの存在感です。

たぶん物流は壊滅状態になると思いますので日持ちのする、そして誰でもそのまま食べれるパンをメインに在庫を持ってください。もちろん電池やご飯のパックは当たり前です。できれば停電対策商品をエンドで品揃えすれば良いです。懐中電灯、ロウソク、うちわ等みんなで意見を出して品揃えしてください。

店側の対策として停電時には電卓と電気を用意し手作業で精算します、もちろんレジのドロアーは開けたままで。そして冷凍庫はガムテープを貼って開封厳禁です。アイスクリームケースもできればロックアイス等入れて上からカバーをかけ少しでも溶解しないようにします。

停電でも店の営業は継続できるんです。これが出来る店がお客様の支持を得ることができるんです。以前私も停電時に店を訪問していて、来店客ラッシュに会い一緒に接客しました。

もう価格は多少違うかも、税額も違うかも、でもお客様は商品を欲しいのです、特に弁当やおにぎり、次いでパン、飲料水等。停電が長く続くと水も止まってしまうんです。ですから災害時の品揃えはすぐできる飲食物と安心安全を満たす灯りがメインとなります。

また店の外も片づけて置き看板や折コン・段ボールやかご車等は倉庫に保管します。仮に外にあって車にぶつかり破損した場合には修理費用は店の負担となりますので。もちろん自動ドアは止め、手動にします。手動の店は風が当たる片方を閉じておきます。ドアが逆に開いたりドアが何かにガラスが割れることを避けるためです。もしガラスが割れたら業者に連絡すると共に段ボールを当てガムテープで留め応急処置しておきます。お客様と従業員の安全のためです。
様々な注意点がありますが気が付いた時1つずつ実行してください。今すぐにです。後では間に合いませんので。

最高の接客

先日あるコンビニで買い物をした時のことです。商品を持ってレジへ行くと女性がびっくりするような接客をしてくれました。カウンターから少し下がって手をお腹の前で組み丁寧に頭を下げてお辞儀し「いっらしゃいませ」と。しっかりと私の目を見て挨拶されました。「もうびっくりです」今までたくさんの接客を受けてきましたが、ここまでのレベルは初めてです。
 言葉もはっきりしており、決して暇だから丁寧な接客をするのではないようです。忙しい時にも一人一人に対してベストを尽くしてるんですね。こうすることでレジでの精算時間はほんの何秒か余計にかかるかもしれませんが、その少しの時間を消して余りある十分な感動的な接客を受けれるんです。時間がかかるなんて気にもならないし逆にうれしいです。これがプロなんだと改めて感じました。もちろんレシートの手渡しはレシートを右手で持って見せながら、左手でお釣りを金額の大きい方から順番に分かりやすく並べて差し出しましたね。すごいレベルです、百貨店でもない接客です。どこでこんな技術を学んだか知りたいです。

 また先週はある携帯ショップで素晴らしい接客を受け感動してました。こんな素敵なことが2週も連続して起こるんですね。携帯ショップは案内方法や商品説明、待ち時間の確認等完璧です。さらに笑顔を混ぜながら時間を長く感じさせない素晴らしいレベルです。ここでもプロの接客と感じ、感動しました。

コンビニはマニュアル通りの最低の接客で良いと云われてます。確かに私も最低限の接客で、お客様にあまり関わりを持たない方が良いと思ってました。しかし相手がどう思うかではなく、「その時、その一瞬にできる最高の接客をする」これがプロの接客と気づかされました。感動を与えるとかではなく、常に最高のレベルの接客でお迎えする、自分自身ベストを尽くす、結果としてそれがお客様に伝わるという事実です。

現実に素晴らしい店が存在することで私も刺激を受けさらにレベルアップします。

シンプルに見る

最近はいろいろな情報が氾濫しています。コンビニでもデータがいろいろ取れるようになって便利ですか?便利と思う人は一部であり逆に困惑している人も多いと思います。POSデータを分析してお客様の買物行動を見たり、〇〇カードの会員情報を見たりとデータを見れば見るほど自分の仮説に迷いが出てしまいます。こんな時はシンプルにすることです。データも取捨選択し、必要なデータのみ利用します。またそのデータもシンプルが一番、つまり構成要素が1つのものをまず分析します。

例をあげると客数や販売数が単体の構成要素が1つの数値です。これが店売計となると「客数☓客単価」で変動要素が2つになり複雑になります。また分類毎の販売金額も「販売数☓1品単価」となり構成要素が2つで分析が複雑になります。

まず1つしかない数値を徹底的に追い求め分析してください。それができたら次の段階に入れるのです。しかし単品管理では個数=販売数や廃棄数が重要です。金額よりも個数を、ずっと追いかけてください。たぶん金額ベースは月の売上予算とか大きなくくりでしか使わないと思いますので。

シンプルに見ることと重要なのがシンプルに考えることです。無理に複雑に考える人もいますが、もう単純に、数値は分解して1つ1つを追いかけてください。2つ以上の数値を一緒に分析することはほぼ不可能です、というかあり得ないと思います。とにかくまず1つ押さえて完璧にし、次の次元へ進んでください。スタートとゴールをまず決める。そこに至る道は直線で描きます。これがシンプル。ぜひ日々の行動もシンプルで。

新ツール発売しました。
「コンビニの廃棄ロスを減らす驚くべき手法」詳しくはHPの最新情報で
http://ww3.ctt.ne.jp/miraicom

立地の条件を覆すには(2)

不利な立地、でも変えることはできないのです。しかし諦める訳にもいかないのです。こちらにも人生が、生活がかかっているのです。まず諦めないことが基本です。「必ず残る」と。競争に勝つではなく「残る」なんです。結果として残るんです。
それには損益分岐点の低さと粗利益高を確実に積み重ねることです。前回述べたように人件費は必要です、特に長期戦、持久戦の場合は体力を温存しておかないとモチベーションも下がり士気が低下してしまい、それが商品にも反映されてしまうんです。だから元気で闘うのが最低の条件です。

粗利益確保はこのブログの中心テーマでありいろいろな角度で述べています。今一度確認ください。また時代の変化と共にコンビニの中身も変わってきてますが、「真の商いの原則は普遍」です。自信を持ってお客様に向かってください。

最近ではポイントカードでの囲い込みもあり、顧客の買物行動そのものを見ることもできます。ぜひ可能であればピークタイムのお客様の買物行動を分析してください。
「いつ、どんなお客様が、何と何を購入されたか」ですね。この積み重ねによりこんなお客様はこの曜日やこの時間にこんな商品とこんな商品を購入されるんだと。この蓄積が仮説となりより単品管理のレベルが上がってくるんです。お客様の買物行動が目に浮かぶようになったらしめたもの、理論の習得は近いです。

最後にオーナーさんだけでなく従業員も元気であることが競争に勝つ秘訣です。

利益は少しずつ

このブログを始めて結構時間が経過しております。毎日のアクセスも非常に多く感謝しております。何よりうれしいのが「ブログを読んで実践してみた」「書いてある通りやってみたけど上手くいかなかった」「だから質問した」「すると自分の理解の仕方が違っていてブログの通りにはできていなかったことが分かった」「正しいアクションをした」「何と、良い結果が出た」と。

人間ですから完璧はないのです。まず必要なことは実践すること。自分が完全に理解していなくても、また半信半疑で信じていなくてもです。実践することで現実が変わり始めるのです。これが不思議なんですね。よく云われる過去や相手は変えられない、でも自分と未来は変えることができると。これが真実なんでしょうね。やった人しか分からないことなんです。もうやるしかないと自分を追い込んだ人しかできないことなんです。

いつか、機会があったら、誰かがやったら、何て先延ばしや他人依存していたら現実は一向に変わりません。ここは腹を決めて「とりあえずやってみる」ことです。やってみると理解できていないことも実は少しずつ理解できるんです、さらに自分の血肉になっていくんですね。

やる前にいろいろ思うより実際やってみると現実は簡単なものなんです。なんでこんなことをやらずにモンモンしていたんだと後になって気づくんですね。もう開き直ってバカになってどんどんやってみるんです。失敗の繰り返しも最後に成功すれば失敗ではなく成功のプロセスに変わるんですから。

今こそ、変化の激しいこの時代こそ、実践して、質問してください。それが利益を生む元ですから。自信を持ってください、自分自身の可能性を。

立地の条件を覆すには

今日も優秀な店が集まっている地域のコンビニ巡りしました。約2kmの動線上に大手4社の店が順番に並んでいる通りです。角地を抑えている店はまあ安泰ですね。基本4原則の徹底ができていればの話ですが。

それに対してロードサイド店(インサイド立地)の2店は厳しいですね。いくら基本の徹底レベルを上げても競合が同じレベルで基本の徹底ができていれば、知らず知らずの内に大きな差となって現れてくるんですね。

ここはもう損益分岐点を下げて生き残り競争にかけるしかないですね。損益分岐点を下げる手法はいくつかありますね。一番ポピュラーなのが人件費を削ることです。しかし私はお奨めしません。何故なら競争は続くものです。閉めるか生き残るかのどちらかです。そんな継続的なことに人件費を削ることはできないのです。もちろん売上に見合ったシフトでの話です。

競争は体力勝負です。さらに根競べです。ですから休息はしっかりとって万全な体制で闘うのです。私が提唱する商いは利益を確保し続け、競争に勝ち残る手法です。ですから利益の出し方はいろいろあるんですね。その一番が廃棄ロスを削ることです。単に発注数を抑えるのとは違う次元の違う、いくつもの理論を踏まえた手法なんですね。ですからこの手法を使い粗利益高をしっかり確保し、競争に勝ち、生き残るのです。

確かに立地の要素は大きいです。しかし立地が100%でないことも事実です。立地の良い店が閉店した現実もたくさん見ています。まずは現状をしっかり見つめ、どんな対策を打つか、その落ち着いた自分自身を造り出してください。
なお本当に困っている人はメールで質問してください。解決策は必ずあるはずです。

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