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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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流れの中で

目の前の現実、そして年末、その後に来る年始、話はいろいろあり、混乱しますね。でも大きな流れを捉えた上で、日々全力で目の前の現実と向き合い闘うことで毎日が1つずつ進んでいきます。
大局で捉えて小局で対処すると同じ考えです。細々とした動きも注視しながら大きな流れも捉えることですね。1つの流れに従いながら、流れの中での上下の変動に対応するんですね。あまり神経質にならずに大きな流れに身を任すというスタンスです。

でも長いものに巻かれるということではないですね。大きな流れの中で自分自身の意思を持ちながら進んでいくのです。これが一番労力が少なく成果が大きいと思います。慌ただしい年末ですが平常心を保ちつつ1つずつ課題を処理しましょう。
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現実と先行き

20日に11月度の実績が発表されましたね。もう6ヶ月連続して前年割れ(既存店)ですね。
数値は客数が△2.2%、客単価△0.3%、売上△2.5%です、1%を超える数値は異常というか緊急事態ですね。
個店ベースではずっと危険な状態が続いています。売上がだんだん減少する、もちろん利益も減少しますよね。もっと云えば売上が下がると同時に廃棄率も上がっていると見られます。しっかりと単品管理ができている店は別ですが。

また向こう3ヶ月の気象予報も出されました。寒い冬が続くと。太平洋側は晴れ、北日本や日本海側は雪が多いと。

上記2点は「本当の単品管理」ができている店にとってはチャンスです。見せかけの単品管理を行っている店は廃棄や品切れが増えて散々でしょうね。今こそ「本当の単品管理」、自然やお客様の行動に合わせて的確な品揃えや発注ができる基本をマスターしましょう。

本当の単品管理シリーズ 詳しくはHP最新情報1~3をご覧ください。  http://ww3.ctt.ne.jp/miraicom

強盗対策

コンビニ強盗がありましたね。警察からも指導を受けているとは思いますが、再度対策を確認&徹底してください。
強盗が来たら無抵抗で要求に従う⇒特に金銭の要求が多いので素直にレジの中のお金を出すこと。その後防犯ベルなり110番通報する。もし余裕があれば犯人の逃げた手段と方向を確認する。

まず安全第一です。怪我をしたら大変です。とくかく強盗も焦っていて緊張して爆発状態ですから、冷静に云われた通り対応し、一刻も早く店から出て行ってもらうことですね。

強盗の入ったデータを見ると日曜日の深夜というか月曜日の早朝4~5時当りが多くなっています。人が少なく閑散としている曜日や時間帯を犯人が狙っているのです。

本部の指導に基づき2人体制をとっている店も多いと思いますが、逆に云うと2人体制をとっていても1人が事務所や倉庫にいたら、1人体制と同じことですよね。

それより大事なことは店内が明るく見通せて、人が絶えず動いている。そして外からは従業員が確認できないことが良いのです。ということは暇だからレジにぼーっと立っているのではなく、お客様がいない時には前出しや商品の補充、簡単な清掃をこまめに行なっていることが重要です。お客のふりをして通路で従業員に刃物を突きつけた例はありますが、ほとんどの場合レジの中で強盗に襲われています。

犯人も数件を下見してるでしょうから、動きのある店や隙のない店、来店客の多い店は狙われにくいでしょうね。
売上も低く、やるべきことができていない店が狙われやすいのですね。ぼーっとしている従業員が多く、お客様も少ないと。もし商売のプロだったらこんなお金のない店を狙わないでしょうね。

それと中抜きをきちっとできている店はたとえ強盗が来ても被害が少ないのは明白ですよね。要するにやるべきことをしっかりできているかが売上の大小、そして強盗から狙われるかを左右する訳です。

この年末年始にかけて、お客様がいないからといって事務所で本を読んでいたり、レジでぼーっと立ってることのないよう従業員を再度指導しましょう。

年末年始から

年末にかけて太平洋側は晴れ、日本海側は雪の天気ですね。この年末の準備はできてますか?意外と忘れやすいのがつり銭です。銀行はまだ営業しますのでぜひご用意を。また発注や曜日や日毎の動向や予測については以前の記事を確認願います。

この年末年始で行って欲しいのがアイテムの縮小、つまり売れにくい商品のカットと全体の在庫縮小です。1月は売上が減少する月であり、成人の日以降の売上は特に減少し、年間で最低売上の日や週が出てきます。売上が低い中でのカットは進まないので、ぜひこの年末のバタバタ(?いろいろな人が普段と異なる動きをする)でカットを進めてください。

追加するか、迷ったら発注ストップです。商品が売れて、フェイスが空いてきたら、いつも通り「売れ筋のフェイス拡大」で対応します。アイテム≠売上ですので、心配なく。売れ筋或いは定番がしっかり売場にあるならば売上は確保されます。

年末の大掃除と合わせて商品の大掃除も行いましょう。なお売上が最低期でも「本当の単品管理」が重要です。低い売上の中で商品のボリュームを落とさず、かつ廃棄も最小にし、確実に粗利益を出します。

HP http://ww3.ctt.ne.jp/miraicom

全国の傾向と個店対応

20日に10月のコンビニの実績が発表になりました。みなさん、ご覧いただきましたか?
既存店は客数△0.9%、客単価△1.2%、売上△2.1%でした。これで5ヶ月連続前年割れと。しかし昨年からこの前年割れ傾向は見受けられたと思います。私のブログでも説明していたように「タバコ」を除けばほぼ実態が見えていたと思います。

各個店での苦しみは続いています。粗利益率が同じであれば、売上が下がった分、粗利益高が減少しています。
一方、本部の方は新規出店増で売上や利益を稼いでいますが、数年後、出店増による全店舗数増の流れが止まり、総店舗数が減少し始めたら、売上↓も利益↓となり、今の多くの個店と同じ状況になってしまいます。そこで先を見越して今から手を打っているチェーンと何もできていないチェーンでは差がはっきりでます。というか残れるチェーンと吸収或いはなくなるチェーンも出てきますね。

今必要なことはいつも云っている「基本の徹底」と「単品管理のレベルアップ」です。結論をいうと原理原則に沿って、正しい商いの手法で「良いお客様を獲得し、固定化する」。「良いお客様」というのは商品そのものの価値を知った上で、必要な時に必要な商品を購入される当たり前のお客様ですね。安売りやキャンペーンにあまり左右されないお客様のことです。こんなお客様に最高のサービスと旬の最高の商品を安全な売場で提供し続けましょう。

それと長期予報も「暖冬」から「寒い冬」に変更されました。ご注意を。詳しくは気象庁のHPで確認ください。

具体的な数値を変える

コンビニ経営をしている人は注意が必要です。いろいろコンビニの売上や利益を上げる手法を説いているHPやブログがありますが、ほとんどが抽象的で、評論家的なうわべの話や人の言ったことをそのまま書いていることが多いですね。

実際の経営をしている人は店の経営数値を変える即効性のある答えを求めています。現場での実際の数値を変える具体的なやり方を皆さんがどうしても知りたくて探してもその答えがなかんかないでしょうね。ないのは当然です。真の数値改善の手法を理解して人はほとんどいなくて、また理解していて実践していても公には出しませんよね。手法を明らかにしたら自分のライバルが増えるばかりか、自分が蒔ける可能性があるからです。

しかしこのブログでは「売上=客数×1品単価✕買上点数」といった式を出して具体的に数値を変える手法を説いているのです。私がいろいろな手法を出している理由は、「フレームワーク」というやり方をこのブログで説いている、つまり基本は出しているが、現場での応用は環境(時代や季節や地域、その他天候や時間)によって変化し、1つのやり方だけでは対応できないからです。その時々の対応の仕方をこのブログでは言葉や数値を使って説明しています。

道具を持っていてもみんなが使いこなせるとは限りません。その道具の正しい使い方(使うタイミングや使う順番やどれを使うか)等を自分でマスターしないと結果を出せません。
だから私はフレームワーク(手順)という形で提供させていただいております。

 
本当の単品管理シリーズ HP
http://ww3.ctt.ne.jp/miraicom

「基本の徹底」を徹底する

単品管理するにも、店の利益を増やすにも、基本の徹底が最重要です。決まり通りに継続して実践する、これが基本の徹底です。面倒だとか、忙しいから、自分のやり方が良いとかいって、マニュアル通りにしない人は注意が必要です。最初のトレーニングで基本をその通りに実践することを徹底的に教え込みます。時間が経った後からはなかなか修正できないので最初が肝心です。採用した時点では全くの「無」であるから、云われたその通りにするはずです。

最初のトレーニング(教え方)が甘いと、従業員が自分勝手に判断して、基本の徹底とは反対の方向に向かってしまいます。汚れた売場で先入先出もせず、陳列もバラバラの状態でいくら単品管理を頑張っても正しい成果は出ません。正しいオペレーションンが継続されてこそ、正しい分析ができるのです。

また基本が徹底できない店は全てがルーズになっていてそれが客数にも反映してきます。オープン当初はたまたま競合がなかったり、新しいということで足を運んでいても、お客様にはだんだん店の良い部分と悪い部分が見えてきます。ましてや悪い点が改善される見込みがないと思ったなら、すぐに店を変えてしまいます。最初に来店されたお客様を離さないようキープしながら、新規のお客様を獲得して、客数が増えていくのです。最初のお客様が離れたら、もう二度とこの店には帰って来ないでしょう。固定客になるには時間がかかりますが、離れるのは一瞬です。たった1回のミスや嫌な思いで、二度と来店されなくなります。だからこそ基本の徹底と継続が重要なんですね。一瞬たりとも気を抜くことができないのです。

お金をもらって働いているプロでしたら、基本の徹底はやって当たり前ですね。これはオーナーさんや従業員全て対象です。みんなお金をもらって仕事をしているはずですから。勤務中は常に全力を尽くす、これが普通なんですね。

お客様がいないからといって、隅やレジで雑談なんて論外です。喋っている暇があったら、店内で前出しや、簡単な掃除や賞味期限チェック等、するべき仕事はたくさんあるんですから。

店を経営していて、何度指導しても基本の徹底ができない人はシフトから外します。シフトを減らすのと平行して新しい人を採用し、育てていくんです。ダメな人は周りにも悪影響を及ぼし店の崩壊につながっていきます。「悪貨は良貨を駆逐する」或いは私の言葉では「腐ったみかんは周りに伝染する、だからすぐに取り出し捨てる」です。

基本の徹底ができない人は挨拶や服装、そして勤務態度、時間の厳守等、いろいろ問題があると思います。1人の人間ですから、本質は1つです。もっというとダメな人は家でもルーズで片付けができてないでしょう。そう私は思います。

最初から切り捨てる訳ではないですが、指導して改善の見込みがない時は切ります。店も存続がかかってますから、適当な人は必要ないというか、逆に足を引っ張られる可能性がある人は邪魔なんです。

店がお客様に選ばれるよう、お客様に選んでいただける店造りのための人を選ぶんです。多少人が少なくても、できる人がいれば回ります。またその人にはしっかり業績を認め対価を与えることです。上手な経営は小さな資本で少数精鋭で回す、一応何かのための保険は必要ですが。

個店として生き残る

10月20日に9月度の営業実績が発表されてます。コンビニの既存店売上は4ヶ月連続前年割れでした。
各数値はそれぞれ「客数△0.9%、客単価△0.7%、売上高△1.6%」です。なおその発表の前には、コンビニチェーン本部の利益が増加という報道もありました。

日本は今、人口減少傾向が続いています。人口減≒消費減です。売上等の数値は本来下がって当たり前です。その中でチェーン本部の利益が増えるというのが、実はどこか仕組みに無理があるというか、弊害が起こると考えられますね。

チェーン合計ではプラスないし、トントンですが、個店個店の数値は様々です。儲かっている店もあれば、赤字継続で資産減少、或いは閉店する店もあります。また発表された全店の店舗数は5%増、でも売上は3%増、1年経っていないから単純比較できないとしても、出店した店が皆、好調という訳でもないようですね。

私が云いたいことは、合計や平均を見ても仕方がない。下がって当たり前の中で如何に利益を継続して出せるか?です。本部の利益と加盟店の営業(経常)利益は連動していません。個店個店で利益を確保するしかないのが現実です。何故?FCチェーンに加盟しているのに?と思うでしょうが、現場で利益を上げ、それを吸い上げ成り立つのが本部、これがFCの宿命というか、仕組みであるため、仕方がないのです。

でもこのブログで書いてあることを素直に実践できれば、FCのジーで立場ありながらザーの機能を最大限に活用し、多くの利益を上げることも可能になります。本部と加盟店が上下や搾取・被搾取の関係ではなく、お互い同じ方向を向いている別々の生命体であり得ることとなります。

個店は商品経営の秘訣を駆使し、基本の徹底を続けることで利益を上げ続けます。商品供給や商品の案内、代金の決済等の費用としてロイヤリティを払うというスタンスですね。チェーンの仕組みを使い利益を上げさせてもらう対価がロイヤリティと。その関係性が構築できたならお客様に向かってのみ誠実に行動できます。

個店は個店で生き残るしかないのです。商品供給がある限り、商品経営で利益を上げることは可能です。あとは如何に知恵を使い、自然に即して、お客様に誠実に対応できるかです。それらを統合したのが「本当の単品管理」ですね。

「本当の単品管理シリーズ」詳しくはHP
http://ww3.ctt.ne.jp/miraicom

温か商材

朝晩の冷え込みが続きますね。体調管理に十分注意しましょう。コンビニは肉体労働の面も持っており、風邪をひかぬよう「うがい&手洗い」の励行を。もちろんお客様に最高の接客をし、風邪をうつすことのないようにです。

ところで温か商材としてカイロや防寒具も並んでいますね。そしてカウンターでは缶ウォーマーやスチーマー、おでん、ホットチキン等ありますね。でも忘れていけないのがパンです。年間では3~5月にピークを迎えますが、今の寒い季節も売れます。中でも味の濃いものや甘い物が人気です。あのほっこり、もっこりした形状の中にたくさんの空気を蓄え、如何にも温かそうですよね。

パンの場合、日持ちし、どこでも&誰でも食べれるので非常食としても需要があります。このパン、売れ筋中心に在庫を増やしてみてください。パンは朝だけ売れると思うのは間違い、夜にも売れます。その日に食べることもありますが、翌日の朝食や昼食、おやつにもなります。

在庫が貯まれば発注調整し、できるだけ品切れをなくしてください。パンの売上は小さいようで結構大きいです。単価は100円でも100個で1万円、200個で2万円の売上です。PBの場合利益率も高いので高粗利益高商品になります。ただしロスは控えめに。FFに比べて値入は低いのでロス率も5%未満にしてください。

パンの単品管理も面白いです。できれば上位5~8アイテム位でお試しを。

本当の単品管理 HP
http://ww3.ctt.ne.jp/miraicom

秋の日はつるべ落とし

日を追うごとに日没の時間が早くなっています。秋分の日を迎える前に、日暮れの早さに我々はついていけません。お客様も同じです。この間まで明るかった時間にもう暗くなっている、心に不安もよぎります。特に繊細な心の持ち主は敏感に感じとり、その感じ方も大きく、行動に大きく影響します。そこで存在感を増すのがコンビニです。

暗い中で明るい光を放ち、受け入れてくれる、或いはその存在が安心を与えてくれるのです。だから秋のファサードやサインポールの点灯は早めに行ないます(緯度設定で点灯と消灯自動化されている店は難しいですが)。

日の出が早い時期には虫が湧くように人も朝早くから行動します、つまりコンビニの来店客数も増えます。しかしこれからの夜長の季節にはだんだん行動時間が減ってきます、つまり客数が減少するということです。

しかしコンビニの明るさ、存在は、寂しい、不安な心も解き放つ可能性を持っています。ぜひ明るい店で、ほっと寛げるそんな優しい空間を提供してください、春分の日までの、これからの約半年間は。

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