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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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時間と空間の提供

コンビニは物販中心の業態です。しかし駐車場や店内を通して時間や空間を提供しています。
「?」と思われる方もいるとは思いますが、疲れて帰る時に立寄るコンビニ、明るい光ときれいな店内、そしてにこやかな接客により癒される方もいるでしょう。また昼食等購入され、駐車場で済まされる方もいるでしょう。
また知らない土地でのトイレ利用もあるでしょうし、コンビニという存在自体がお客様の生活の中に溶け込んでいます。

その数あるコンビニの中で我が店が如何にお客様にとって有用か、そして継続的に利用いただけるかが重要となっています。よほど立地が悪い店或いは見た目がひどい店でなければ一見のお客様は平等に来店します。しかしそのお客様が再度来店されるかは店毎に異なってきます。

お客様にとって感じの良い、居心地の良い、そしてまた来ても良い、もっと言えばまた来たいと思っていただける店にしたいものです。そのためには、商品も重要です。さらに駐車場も含めて明るく、爽やか、居心地の良い空間と時間を提供しましょう。この時間と空間はみな平等です。如何に自店の努力で、良い時間と空間にできるかですね。この1つが基本の徹底です。また私独自に指導するのが「店の雰囲気」つまり店を構成する人お醸し出す雰囲気、そして五感に感じる環境です。
店にずっといると気づかない香り(臭い)も重要ですし、必要以上に大きい音量のBGMは困ります。見た目・香り・音・商品含めて触感・最後に味わいを含めて五感なんです。
1つ1つ現状を確認し、良い時は継続、悪い時は改善する、これらは従業員全体で検討と実施することが必要です。

クリンリネスだけでなく、フレンドリーを含めて今一度、店の提供しているこの空間と時間の現状を確認してください。
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店格にあった顧客

ストアロイヤリティという言葉があります。ストアロイヤリティの高いお客様は、自店をひいきにしてくれる、他店よりも重要な位置づけにおいてくれているお客様です。来店頻度も他店と比べて高く、特に困った時、急ぐ時、必要がある時には必ず一番に利用してくれる店です。

ただしお客様も様々です。店格の低い店にはストアロイヤリティの高いお客様は集まりませんし、ストアロイヤリティの低いお客様、こういうレベルの低いお客様しか集まりません。レベルの高いお客様がたとえ、何かの都合で店格の低い店に訪れても、2度と来店されることはないでしょう。

ストアロイヤリティの低いお客様はまず価格優先、つまり安売りが大好きです。そして品質や機能は2の次です。決して単品管理の仮説の範囲ではない行動をとられます。1円でも安い所、安い所と移動して、決して固定することはないんです。仮に年中一番安い価格であれば、そこで留まりますが。でもしばらくすると、結局、自分にとって何か得なことがあるかなと他へ移動するでしょうね(笑)。

品質の良いものを適正な価格、適正な時期に購入される、こういうお客様を増やしましょう。こういう人が固定客となり、ストアロイヤリティの高いお客様を連れてきてくれます。お客様を差別する訳ではありませんが、少しでも普通の、さらに品の良いお客様を獲得し、固定化しましょう。

良い良くない(悪い)の一例をあげると、買物しようとある商品を手に取る。そこで誤って商品を落としてしまいます。
良いお客様は「落としたのは自分の責任だから」と買うつもりがなくても購入されます。ところが、良くないお客様は自分が落とした商品を戻し、自分は別の商品を買っていくということです。

「商品を落とす」という同じスタートでも全く行動が逆になるんですね。自分本位というか自分勝手な人はできる限り固定客にはなって欲しくありません。いくら客数が必要といっても、本当の固定客も逃してしまう可能性の方が大きいんです。一連の行動は売場で確認するとよく分かりますね。お客様を見て、自店の店格を判断してみることもお奨めです。

HPは http://ww3.ctt.ne.jp/miraicom

成長期に入る

桜も散り、いよいよ若葉がまぶしい季節です。私はこの若葉(と若芽)の柔らかい色が好きです。夏になると大人の青々しい葉になりますが今はまだ色が淡くて、葉っぱ自体も小さくて薄くて、とてもすがすがしい感じです。

新年度も始まり、コンビニもいよいよ周辺の環境も安定してるころです。徐々に固定客も増える時期です。もちろん新商品導入と共に単品管理技術の成果を発揮する季節でもあります。間もなくGWを迎えるにあたり、今一度、立地と来店客層、さらに曜日別・便別特長を把握しておきましょう。

今週末はまず練習、そして28日からの本番に備えます。祝日の並びでは5月の1日と2日が仕事の人が多く、後の日は休みかなと、現場系は祝日はあまり関係はありませんが。また行楽での人の動きも予想されます。なお昨年は震災の影響であまり行楽ということではありませんでしたね。今年は一昨年と同じ傾向と予測してください。普通に人が動くと。連休の予測の方法はこのブログの過去記事を参照願います。

基本はいつも一緒、強い日に強い商品を徹底的に売ると。これが大原則です。どの日がピークか?どの時間帯がピークか?どんな商品を品揃えするか?です。もう連休中は通常の売場と全く異なっても構いません。ロードサイド立地では通常と来店客が異なるので。

また気温にも注意が必要です。例年GWに30℃を超えることもありますので、冷麺の導入もあります。中心はもちろん「ざる蕎麦系」ですね。そんな理由を知るためにも過去の記事を読んでくださいね。

まとめて学習したい人はツールをお求めください。

みらい HPは
 http://ww3.ctt.ne.jp/miraicom

ポジションを与える

4月から新しい人がアルバイトとして入店したかもしれませんね。
最初は掃除や品出し等、大変で嫌な仕事からです。外から見るとコンビニはレジを打っているだけのように感じている人が多いのが実情ですから。大変で嫌な仕事に耐えられる人かどうかを見ることも、初期作業の段階には含まれているのです。

品出しや商品補充をしながら、どこに何が並んでいる、また在庫はどこにある、そして重要なことは商品毎のバーコードの位置を確認しておくことです。これをやっておくことでレジ作業がスムーズにいくのです。商品を持ってからいちいちバーコードを探していてはお客様から見ても非常に不快ですね。それを避けるためにも品出しが重要なんですね。

ただし1ヶ月を過ぎてもレジや品出し、清掃だけでは、飽きてしまい、やりがいもなくなります。そこでポジションを与える。新商品の陳列係りとか、POP書きとか、雑誌の陳列係りとか、できればグローサリーの一部で良いので発注させます。
自分で発注した商品を並べ売れたらどんなにうれしいでしょう。これがやりがいや責任感につながるのです。

ベテランは新人に教え、育て、そして分からないところはオーナーや店長に訊く。こうしてみんなが成長し、個々の成長に応じて負担が軽減され、発注精度が上がり、お客様の支持も増えていくのです。

商品経営とはいえ、人を育てることで、客数が伸び、買上点数が増え、売上も上伸します。もちろん的確な発注により、廃棄や値下げが減り、粗利益も増加します。

こういうシンプルな流れを理解した上で、人の採用、育成、そして店の経営安定を目指します。これがオーナーさんの使命ですね。

活気のある店づくり

活気のある店は魅力的ですね。活気を醸し出すのは内装やPOP、接客ですが、実は陳列でも出すことができます。具体的にはボリューム陳列です。
たくさんの種類(アイテム)を並べた方が多く売れると錯覚する人が未だに多いのが事実です。確かに陳列アイテムが多いと売れるアイテム数が多いかも。しかし在庫が多くなり、廃棄も増え、効率が悪くなる。さらに一番大きな問題が売れ筋の品切れが発生することです。

ボリューム陳列する時には各カテゴリーで上位3アイテムでど~んと陳列し、絶対に品切れさせないことです。普通のお客様はここの部分(上位3アイテム)に目がいくと思います。
少量ずつ多種のアイテムを並べても貧弱であってボリューム感は出ないのです。いくらきれいに並べてみても、どちらかというと残り物の集団に見えてしまうのです。

売れる商品をより良い場所に多くのフェイスをとる。もちろん奥行きもしっかり、つまり在庫数を増やすことですね(日配品は発注数)。廃棄ロスは売れ筋で出すのが鉄則、多く仕入れ、多く売る。だからロスが出たとしても、ロス率は低くなりますよね。また売れ筋というのは多くのお客様に支持されている商品です。たとえ上位3アイテムしかなくても、お客様により多く支持されている商品ですので、妥協して買われることはないのです。お客様にとって、欲しい時に欲しい商品があればOKなんです。それを実現するのが単品管理ですね。

みらいHP
http://ww3.ctt.ne.jp/miraicom

あるべき姿

いろいろなコンビニを調査していて感じたことはベーシック、或いはスタンダードというあるべき姿が一番と。自店の特色を活かして客数を増やすのが一番と。

商圏の中の自店の位置づけをはっきりと認識し、正しい手を打った店は必ず生き残ります。競合を意識するよりも、如何に自店がこの商圏に受け入れられるか何ですね。そのためにはオーナーさん自身の意識が重要です、また正しい情報を取り入れる能力、または縁が必要なんですね。このブログに出逢った人は縁があります。だから過去の記事を読んで自分自身の言葉にして理解してくださいね。

今新学期(新生活)ということで新しい生活が始まっています。もう一人暮らしのフォローを最高に行ってください。それがストアロイヤリティに直結します。困った時ほど人の助け、援助のありがたみを感じますので。

精一杯、新人さんたちの応援をしてください。物品はもちろん、精神面でも。それが店の生き残りの鍵ですよ。

コンビニ経営に励む

もう確定申告は終わりましたか?3月も半ばですので、そろそろコンビニ経営に力を入れましょう。
このブログに書かれている手順通り実行すれば、利益を確保できるはずです。しかしブログに書かれている言葉は私の価値観(経験や理論の集大成?)でもあるのでなかなかその通りには実践できないと思います。
しかし書かれている内容を実践してみる、すると「ああ、こういうことを云っているのか」「こういうことではないのか」といろいろ分かってくると思います。できるだけ私の価値観を基準に理論を学び実践できれば良いのです。素直に実践できれば必ず成果が約束されるんです。実際に直に指導を受けている人はみな成果を出してますので。

ツールを購入しても、そのままではなかなか上手くいかないと思います。道具には道具の使い方がありますので。だからこそ、ツールを購入された方には「必ず質問してください」と伝えております。せっかくお金を出して元を取れないのはあんまりです。元を取ってさらに余りある利益を出していただくのが私の本望です。

寒の戻りが今やってきてますが、間もなく春がやってきます。春分の日もその証です。いよいよ昼間の時間が長くなる、コンビニの季節ですね。やることは山ほどあります。日々できることをその日の内に消化しておいてください。

コンビニの春

いよいよ明日から3月ですね。コンビニの季節がやってきました。今年はまだ寒く出足はあまり期待できませんが、日に日に春がやってきます。関東地方の雪も春が近いという知らせなんです。また啓蟄ももうすぐですね。虫が湧き出るように、我が店へもお客様が続々来店されることを期待します。

もう冬物はカットできました?まだ寒いからといって冬物を引っ張ってはいけません、冬物の売上が止まってしまったら1ヶ月でも1個売るのに苦労しますよ。だから12月から1月中旬にかけてカットを進めると。

カイロやマスクであれば5月位まで需要があるので大丈夫です。その他の雑貨や飲料、食品は即、値下げコーナー行きですね、もう春物がどんどん出てきて、売り切りカットする場所がなくなるはずですね。

いつもの通り売れる新商品は初回数ロット発注し、島ゴンドラの最上段でPOP付&雛壇陳列でPRします。
そしてどんどん入れ替えて、定番以外はリピートの必要がないと思います。

くれぐれも毎週毎週、案内のある新商品全てを導入しないように、死に筋が混ざってますので(笑)。売れる商品のみ良い場所で多くのフェイスをとり、1個でも多く売るのが鉄則です。アイテム数を増やしても売上や利益は伸びませんので。逆に回転率やロス率、値下げや減耗率が悪化しますので注意してください。

「春は短い」これは事実です。特に雪のない地域では早いです。今でも雪国と雪のない地域の差は1ヶ月はあります。私の地域も田んぼにはまだ雪がたくさんあります。これが溶けると一気に春がやってきます。

春は行事もたくさん、しっかりお客様の動きを捉えて単品管理してください。

限定商品の扱い

期間や季節を限定した商品があります。今は、バレンタイン・ホワイトデーがありますね。
このような商品の扱いは厳格にすべきです。時期が来たら、さっさと販売を止めると。

バレンタイン商品を「まだ売れるから」や「処分するのがもったいない」と売場に並べている店があります。でも売れた分がプラスになる(廃棄が減る)と思うのは勝手ですが、大きなマイナスがあることに気づいて欲しいのです。買う側から見ると期限の切れた商品を堂々と売っているのと同じなんです。つまり期限切れのデイリー商品を売っているとことと同じですなんですね。バレンタインは14日で終了、仮に15日に遅れて買う人がいても、通常のチョコ類で対応頂ければ良いのです。そんな稀な人に対応すべきではないんです。多くの固定客に日々対応するのが生き残れる店なんです。

わずかな廃棄を惜しんで大きな損を創造するのです。それは残り物を惜しんで売っている店の姿勢、つまり自己本位であり、真の商いを知らないという事実を露呈しているのです。限定商品は限定だから、その限定内で最大の魅力を発揮する商品です。だから限定期間が終了したら、即半額にし、元売場とは別の値下げコーナー(ワゴン)で販売します。それも1週間が限度、それ以上残り物をお客様の目にさらす訳にはいかないのです。コンビニは売れる商品を徹底的に売ることが鉄則です。売れ残り、半額で、1週間しても売れない商品は何をしても売れないのです。即、ゼロ値下げ(売価ゼロへの値下げ)または廃棄処分してください。

期限切れの商品が堂々と売場に並ぶということは店の管理レベルではなく、品性を問われるのです。先ほども述べた期限切れの商品を売るというモラルというか、常識ですね。
そんな商品を売ると店のイメージもマイナスになりますし、ホワイトデーのような限定商品を含む他の全商品のイメージにもマイナスになります。「売れ残りを売る店」、こんな印象を絶対に作らないでください。
これもストアロイヤリティに直結しますので。

期間或いは季節限定商品はその期間内に徹底的に売る、できれば前半で大半を売る、そして後半で売り切り。終了時には半額値下げをして、値下げコーナーで売り切る。それでも残れば廃棄処理、これが正しいな流れです。「いつも、新しく、鮮度の良いものを売っている、日付を気にしなくても安心して買える店」をぜひ構築してください。

私の商いへの思いはHPも参照ください
http://ww3.ctt.ne.jp/miraicom

確定申告

そろそろ確定申告の時期ですね。コンビニ経営者も個人事業者ですから申告が必要ですね。
コンビニの場合は本部で一括請求されていたりして、簡単なようで、実はちょっとコツがありますね。

本部からの請求書というか返還金の明細書にはいろいろな勘定科目が混在してます。税理士さん任せの店もあるとは思いますが、一度は自分自身で決算と申告をしてみることをお奨めします。

最初は何も分からないのが当たり前で、それは恥ずかしいことではないのです。できれば今月中に本部からの請求書?や経費関係の領収証等をまとめて税務署に出かけてみると良いですね。今でしたら時間に余裕もあり、丁寧に教えてもらえ、足りない部分の修正や資料集めもできますので。
とにかく資料を持っていき、「申告したいんだけど」と訊いてみましょう。

一度できたら、次からはほぼ自分一人でできます。何よりも自分で数字に関わることで店の経営が分かってくるのです。エクセルでもP/LやB/Sはできますし、税務署で教わり自分でも作成できます。ただし仕訳する勘定科目が分からない人は一度聞いて科目をメモしておいてください。または通帳のコピーや領収証に記入しておくと良いです。勘定科目は多少違っても良いです、ただし「継続性の原則」というものがあり、一度決めた科目をずっと使い続ける必要があります。勘定科目を同じにしないと、つまり勘定科目が毎回変わってしまうと正しい分析や対策が打てませんので。

最後の申告書は国税庁のHPで入力印刷できます。また税務署備え付けのパソコンで入力印刷もできます。もし自信がない方は初回は税務署で教わり一緒に入力してみてはいかがですか。

なお仕訳や決算に慣れてきて申告まで自分で全部やりたい人は市販の会計ソフトを購入して、P/LとB/Sをつくり、最後に国税庁のHPで決算資料を作成、印刷し、税務署へ提出しましょう。体験できて、会計ソフト代以外にお金も必要ないので。

税理士さんお願いするといくらかの費用が必要ですよね。税務署へ行って相談申告すれば無料ですよ。

申告することにより、経営者として数字の把握と分析、そして最低でもP/Lが理解できれば、1年間の成績が体感できます。そして次期に向けての具体的な計画が立案できますので。

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