4月から新しい人がアルバイトとして入店したかもしれませんね。
最初は掃除や品出し等、大変で嫌な仕事からです。外から見るとコンビニはレジを打っているだけのように感じている人が多いのが実情ですから。大変で嫌な仕事に耐えられる人かどうかを見ることも、初期作業の段階には含まれているのです。
品出しや商品補充をしながら、どこに何が並んでいる、また在庫はどこにある、そして重要なことは商品毎のバーコードの位置を確認しておくことです。これをやっておくことでレジ作業がスムーズにいくのです。商品を持ってからいちいちバーコードを探していてはお客様から見ても非常に不快ですね。それを避けるためにも品出しが重要なんですね。
ただし1ヶ月を過ぎてもレジや品出し、清掃だけでは、飽きてしまい、やりがいもなくなります。そこでポジションを与える。新商品の陳列係りとか、POP書きとか、雑誌の陳列係りとか、できればグローサリーの一部で良いので発注させます。
自分で発注した商品を並べ売れたらどんなにうれしいでしょう。これがやりがいや責任感につながるのです。
ベテランは新人に教え、育て、そして分からないところはオーナーや店長に訊く。こうしてみんなが成長し、個々の成長に応じて負担が軽減され、発注精度が上がり、お客様の支持も増えていくのです。
商品経営とはいえ、人を育てることで、客数が伸び、買上点数が増え、売上も上伸します。もちろん的確な発注により、廃棄や値下げが減り、粗利益も増加します。
こういうシンプルな流れを理解した上で、人の採用、育成、そして店の経営安定を目指します。これがオーナーさんの使命ですね。
いろいろなコンビニを調査していて感じたことはベーシック、或いはスタンダードというあるべき姿が一番と。自店の特色を活かして客数を増やすのが一番と。
商圏の中の自店の位置づけをはっきりと認識し、正しい手を打った店は必ず生き残ります。競合を意識するよりも、如何に自店がこの商圏に受け入れられるか何ですね。そのためにはオーナーさん自身の意識が重要です、また正しい情報を取り入れる能力、または縁が必要なんですね。このブログに出逢った人は縁があります。だから過去の記事を読んで自分自身の言葉にして理解してくださいね。
今新学期(新生活)ということで新しい生活が始まっています。もう一人暮らしのフォローを最高に行ってください。それがストアロイヤリティに直結します。困った時ほど人の助け、援助のありがたみを感じますので。
精一杯、新人さんたちの応援をしてください。物品はもちろん、精神面でも。それが店の生き残りの鍵ですよ。
もう確定申告は終わりましたか?3月も半ばですので、そろそろコンビニ経営に力を入れましょう。
このブログに書かれている手順通り実行すれば、利益を確保できるはずです。しかしブログに書かれている言葉は私の価値観(経験や理論の集大成?)でもあるのでなかなかその通りには実践できないと思います。
しかし書かれている内容を実践してみる、すると「ああ、こういうことを云っているのか」「こういうことではないのか」といろいろ分かってくると思います。できるだけ私の価値観を基準に理論を学び実践できれば良いのです。素直に実践できれば必ず成果が約束されるんです。実際に直に指導を受けている人はみな成果を出してますので。
ツールを購入しても、そのままではなかなか上手くいかないと思います。道具には道具の使い方がありますので。だからこそ、ツールを購入された方には「必ず質問してください」と伝えております。せっかくお金を出して元を取れないのはあんまりです。元を取ってさらに余りある利益を出していただくのが私の本望です。
寒の戻りが今やってきてますが、間もなく春がやってきます。春分の日もその証です。いよいよ昼間の時間が長くなる、コンビニの季節ですね。やることは山ほどあります。日々できることをその日の内に消化しておいてください。
いよいよ明日から3月ですね。コンビニの季節がやってきました。今年はまだ寒く出足はあまり期待できませんが、日に日に春がやってきます。関東地方の雪も春が近いという知らせなんです。また啓蟄ももうすぐですね。虫が湧き出るように、我が店へもお客様が続々来店されることを期待します。
もう冬物はカットできました?まだ寒いからといって冬物を引っ張ってはいけません、冬物の売上が止まってしまったら1ヶ月でも1個売るのに苦労しますよ。だから12月から1月中旬にかけてカットを進めると。
カイロやマスクであれば5月位まで需要があるので大丈夫です。その他の雑貨や飲料、食品は即、値下げコーナー行きですね、もう春物がどんどん出てきて、売り切りカットする場所がなくなるはずですね。
いつもの通り売れる新商品は初回数ロット発注し、島ゴンドラの最上段でPOP付&雛壇陳列でPRします。
そしてどんどん入れ替えて、定番以外はリピートの必要がないと思います。
くれぐれも毎週毎週、案内のある新商品全てを導入しないように、死に筋が混ざってますので(笑)。売れる商品のみ良い場所で多くのフェイスをとり、1個でも多く売るのが鉄則です。アイテム数を増やしても売上や利益は伸びませんので。逆に回転率やロス率、値下げや減耗率が悪化しますので注意してください。
「春は短い」これは事実です。特に雪のない地域では早いです。今でも雪国と雪のない地域の差は1ヶ月はあります。私の地域も田んぼにはまだ雪がたくさんあります。これが溶けると一気に春がやってきます。
春は行事もたくさん、しっかりお客様の動きを捉えて単品管理してください。
そろそろ確定申告の時期ですね。コンビニ経営者も個人事業者ですから申告が必要ですね。
コンビニの場合は本部で一括請求されていたりして、簡単なようで、実はちょっとコツがありますね。
本部からの請求書というか返還金の明細書にはいろいろな勘定科目が混在してます。税理士さん任せの店もあるとは思いますが、一度は自分自身で決算と申告をしてみることをお奨めします。
最初は何も分からないのが当たり前で、それは恥ずかしいことではないのです。できれば今月中に本部からの請求書?や経費関係の領収証等をまとめて税務署に出かけてみると良いですね。今でしたら時間に余裕もあり、丁寧に教えてもらえ、足りない部分の修正や資料集めもできますので。
とにかく資料を持っていき、「申告したいんだけど」と訊いてみましょう。
一度できたら、次からはほぼ自分一人でできます。何よりも自分で数字に関わることで店の経営が分かってくるのです。エクセルでもP/LやB/Sはできますし、税務署で教わり自分でも作成できます。ただし仕訳する勘定科目が分からない人は一度聞いて科目をメモしておいてください。または通帳のコピーや領収証に記入しておくと良いです。勘定科目は多少違っても良いです、ただし「継続性の原則」というものがあり、一度決めた科目をずっと使い続ける必要があります。勘定科目を同じにしないと、つまり勘定科目が毎回変わってしまうと正しい分析や対策が打てませんので。
最後の申告書は国税庁のHPで入力印刷できます。また税務署備え付けのパソコンで入力印刷もできます。もし自信がない方は初回は税務署で教わり一緒に入力してみてはいかがですか。
なお仕訳や決算に慣れてきて申告まで自分で全部やりたい人は市販の会計ソフトを購入して、P/LとB/Sをつくり、最後に国税庁のHPで決算資料を作成、印刷し、税務署へ提出しましょう。体験できて、会計ソフト代以外にお金も必要ないので。
税理士さんお願いするといくらかの費用が必要ですよね。税務署へ行って相談申告すれば無料ですよ。
申告することにより、経営者として数字の把握と分析、そして最低でもP/Lが理解できれば、1年間の成績が体感できます。そして次期に向けての具体的な計画が立案できますので。