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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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買上率は高めに

12月は全国的に繁忙期、道も渋滞、買いまわる時間を惜しんで、一目散に信頼できる店(品揃えが正しく在庫もある)へ行くと先日述べました。その信頼できる店を経営しているオーナーさんにとって1つご指導を。

信頼できる店で短時間で必要な物を買い揃えるということは、今の、自分の分だけの購入とは限らなくなります。
コンビニの購買行動から若干SM的な購買行動に変わる可能性があります。

ということは、米飯やパンを中心に買上率を高めてください。客数予測での客数はそのままのデータを活かし、この12月の御用納めまでは買上率の平均より高めに設定します(もちろん曜日の特性は活かしてください)。

率の上げ幅ですが、店により総発注個数も違いますので、一概に言えません。
平均して10%位上げても良いと思います。ただしいつもいうように、総発注数量が増えても一律に各アイテムの発注数を増やしてはいけないと。増やした個数は、上位3~5アイテムの発注増で対応してください。万遍なくアイテム数を増やすと廃棄ロスが増えるばかりなので。

ここが「本当の単品管理」の良い所です。基本や原理原則は踏襲する。しかし、臨機応変にカスタマイズする。それもアバウトな指導ではなく、適確な指示で。これが売上や利益を確実に稼ぐポイントなんですね。

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即効性あり

このブログに書いてある記事や手法はそのまま実践できれば効果が絶大です。
しかし、なかなか書いてあることを理解し、素直には実践できませんよね、それが現実です。

でもツールを購入いただいたお客様に添付している「おまじない」は効果が大きいんですよね。
すごく単純なことなのに、やってみるとリターンが大きいと。ツール購入代金は早い人で3日で回収したと報告ありました。平均でみても、2週間位でツール代金は回収されてますね。
 その後の利益増加額は、もちろんツールを購入された方の利益となっています。決してツールを宣伝する訳ではありませんが、ブログで書かれていることは、若干、抽象的というか、グラフや生のデータがない分、曖昧であり、読者により解釈が異なってしまいます。だから読んでそのまま実践したつもりでも成果が出ないんですね。

師走も早半ば、もうボーナスサンデーも1回越えて、年末に向かってます。ツール購入と共に「おまじない」をぜひ早く手に入れてください。ツール代金なんか、あっという間に回収でき、単品管理やコンビニ経営に自信を持てますので。

詳しくはHP http://ww3.ctt.ne.jp/miraicom   最新情報で確認くださいね。

品切れをなくすには

約一年、商いやコンビニ経営の話をしています。最近アクセスされた方は、この12月中に、このブログの中の理論の理解と実践&マスターすることは難しいでしょう。何よりも理論を学び継続することが秘訣ですから。

理論を頭で理解するのではなく、実践して自分の血肉に。つまり体の一部として欲しいのです。使う道具は「本当の単品管理」のみです。

私は答えを教えるのは好きではありません。答えというのはその時点で、その人が持つ最高の答えです。しかし、季節や曜日、場所、立地等が異なれば、必ずしも、そこでの正解とはならないのです。
ですから考え方というか、手順、手法という言い方をしています。フレームワークともいい、簡単にいうと「やり方」ですね。このやり方の指導をこのブログでしている訳です。

それぞれのオーナーさんの経験に基づき、各立地毎に「商品経営」や「単品管理」を行っていただくわけです。

でも今の師走に、ゆっくり説明し、理解して、成果を上げることはなかなかできないと思います。何故なら12月は通常の月と若干動きが異なるからです。

その中で基本の徹底と同様に重要な「品切れをなくす」。この手法について簡単に述べます。
その答えは「アイテム数を減らす、そして中(小)分類毎の上位3~5アイテムの発注をコントロールする⇒増やしていき品切れを減らす」です。品切れをさせないのは上位3~5アイテムだけと解釈しても良いです。

2:8の原則でもありますが、超売れ筋に絞って、品切れ対策をすることです。超売れ筋が品切れせずに、売場にあれば、お客様は満足して購入いただけるのです。信じられないと思われるかもしれませんが、顧客満 足と利益を出す商品経営が実現できる、私の持つ究極の理論の1つです。

買上率の見直し

10月以降客数予測において漸減傾向があるとお伝えしております。
客数予測と双璧というか重要な指標が買上率です。私が使用しているのはお客様100人当たり何個購入されるかという数値です。

もう一度発注数決定の手順を確認します。
同曜日・同天候の客数を平均(単純or移動)で出し、予測する。その客数に曜日別(できれば天候別)の買上率をかけ、販売予測数を出す。それに機会ロス分を足して、中or小分類(チェーンにより異なる)の総発注数を決定する。たとえばおにぎり分類でいうと「手巻きおにぎり」という分類の発注ですね。

単品管理の精度が上がると、買上率も上がります。季節により買上率は異なりますが、確実に率は向上します。その店のお客様に合った品揃えと品切れのない売場が実現、継続されることで、お客様の信頼度がアップし、結果的におにぎり買うなら「〇〇店」でといって、確実に買っていただける。さらにまとめ買いも偶然ではなく必然になってくるのです。
数が必要な時、客数予測もせず、買上率もコントロールしてない店では、ぎりぎりの在庫、或いは品切れした状態の売場です。しかし確実にコントロールされた店は、多少のぶれはあっても確実に日々の数字を出します。それが正確な発注とお客様の信頼と相互の関係により実現されるのです。

分かり難い話ですが、「本当の単品管理」を実践し、レベルアップするにつれ、買上率が上がるのです。これは実際に証明されている事実です。

必ず確認する

単品管理同様、このブログも日々更新しております。ここで注意点を。
検索する時には必ずブログの日を確認してください。できる限りその時期に合う記事にしておりますので、検索した日(環境)とは違う可能性があります。

直近の環境を基に仮説を立てるのが基本です。過去のブログの考え方(手順とかフレームワークと云ってます)が同じですが、気温やこれからの季節(春を迎えるのと秋を迎えるのでは正反対ですから)を考慮願います。

なおずっと同じなのが、お客様とその変化に対応する。さらに今ある環境をそのままベースとして活かすことです。

私の「自然の法則」の1つ、「あるがままに」です。自分から動くのではなく、流れに載っていくことも必要かと。
いつもいつも自分のエンジンで、自分のエネルギーで推進するのも良いですが、追い風が吹く時には、そのまま風に乗ってしまおうという戦術です。効率的に最大の効果を生み出す戦略も持っているんです、この商い理論に。まだまだこのブログは続きますよ。

非常温性商品の売り方

コンビニの主力商品である「非常温性」と「即時消費性」ご存知ですよね。
特に今週後半からの寒い日には非常温性の暖かい商品が重要です。でもおでんや中華まんばかりに頭が行ってはいけないのです。まあカウンターのチキンやポテトやフランクフルトといわれても「そうですね」としか言えませんが。

おにぎや弁当、そして麺類、惣菜といった主力商品も「暖」がキーなんです。寒い時は盛夏と同じように前もって、お昼の分を朝、買っていくことが少なくなります。特に外での作業の人は顕著です。暑い夏は弁当等が傷みやすい、そして寒い時期は弁当等が冷たくなってしまう。そこで現場に一番近いコンビニで米飯を購入し温めてもらうのです。

もちろん寒い時期にはすぐに冷えてしまいます。ですから温めれるアイテムを増やすと同時に時間もほんの少し長くします。いくら弁当ケースの温度は年中一緒といっても外気温が全く異なり、冬には冷めるのも早いのです。
こんな時にこそ、お客様の立場に立った目に見えない努力をします。いつかお客様も気づき、我が店を大いに利用してくれるでしょう。さらに良い評判を発信して。

次元が違う要素とは

「本当の単品管理」が普通の単品管理と違う所は、分析対象が多いこと。そしてその分析方法が特殊であることです。

単純にAだからBという考えかたはせずに、帰納法的に、つまりいくつものデータをいろんな角度で捉えます。もちろんデータを使う人により、重きをおくデータや取捨選択は様々です。ただし、回数を重ねる毎に、データの使い方も精度も上がるのは同じです。晴れそうだから10個発注というのではなく、データA、B、C・・・から導きだされたのが8個、だから8個発注しようと。仮に仮説が外れたとしても、データに遡って原因追究や次回の対策が導き出されます。毎回毎回必ず積み上げていく、だから仮説の精度が上がるのですね。

使用データとしては「天候・気温・湿度・体感温度・競合(特売・オープン・閉店)・行事・曜日・道路状況・納品時間・陳列位置・フェイスアップ・商品の見た目・納品数・価格等」です。この順番が大事なことはもう理解されていますね。

「本当の単品管理」はお客様の買物行動に影響を及ぼす各要素を点検し、分析し、仮説に活かすことです。

FF(デイリー)商品の発注

秋になり、天候の変化の早さ、そして暴風雨や寒気、1日の気温差等、FF(デイリー)商品の発注に頭を痛めている方が多いですね。しかし日本の、年間の、四季の流れの中では、例年とほぼ同じ動きをしております。
ただし、今年は降水量が多く、水による災害が多く発生しています。

先日大手コンビニチェーン本部の収益の発表がありましたが、各加盟店にとってはあまり関係ないこと。
関係するとしたら、CMの量とキャンペーン、新規商品やカテゴリーの開発への投資額でしょうか?

各店舗では日々単品管理の継続ですね。「客数予測⇒買上率⇒分類毎の総販売数予測⇒便別配分⇒単品別発注」の流れを実施されている店はありますか?これからはコンビニ全体では客数が漸減傾向になります。過去の客数をそのまま使われても良いですが、できるだけ、直近の数値を重要視してください。
移動平均、単純平均、予測客数の出し方は、曜日毎にみると、結果としてそんなに違いは出ません。ただし行事や祝日があると大きく変動します。ここが曜日別客数予測の注意点ですね。

売上低下傾向になると、逆に新商品を発売が増えます。何故?メーカーとして何とか、少しでも売上を確保したいという思いで、他社に負けじと、続々新商品を発売するのです。それもコンセプトが曖昧だったり、開発期間が短い、もっと言えば他社の焼き直しとかですね。

ここでも2:8の原則です。定番が8割の発注で、残りの2割を新商品や他店の売れ筋に当てます。いつもいうように、残りの2割は売場の活性化や定番の引き立てのためですね。
パンをみて分かるように廃棄ロスのほとんどは新商品ではないですか?定番というのは、買われるお客様が決まっており、また他に欲しい商品が品切れしていても購入されるその店にとっての万人向け商品、安全商品、利益&売上確保商品ですね。売れる子(商品)は大事にしましょう。品出しも最初、陳列位置もベストで。

単品管理と関連購買の関連性

単品管理と関連購買の関連性がよく理解できないという質問があります。
所謂、単品管理は単品のデータをみて、動きの要因を分析し、仮説を立てて、次の発注に活かそうということですね。しかし単品管理にも次元がいろいろあり、先のように単品の動きの分析だけで終わる場合もありますね。

しかしこのブログで説いているのは、単品の動きを創ったのは、2者存在する、それは発注者とお客様です。
そこでは発注者により「正しい品揃えと品切れのない在庫の確保」が実現された上で、初めてお客様の正しい買物行動が起こる⇒その買買物行動の結果をPOSデータで観る訳ですね。

そのデータを分析する時にも、単品の動き、つまり単に売れた、残ったではなく、どの時間帯にどんな動きをするかをまず観るんですね。そして質問にあった「関連購買」です。これはお客様が決まったアイテム同士の買い方をされる指標というかパターン行動なんですね。例えば弁当とお茶、新聞と缶コーヒー等です。主と従があり、主が存在しないと従が購入されない可能性があります。単品だけでなく、一緒に購入される商品も合わせて観ることで、よりお客様の買物行動に近づける、データを観ていても、お客様の動きが目に浮かぶということになります。

具体的は、こういう流れもありますね。入口を入ってまず「欲しい雑誌」をみる、あった。次にリーチインへ行き、いつものお茶を確認。そして米飯ケースへ、ここで欲しい弁当があった。じゃあここで買物しようということで「弁当⇒お茶⇒雑誌」と持ってレジへと、こんなお客様もいらっしゃいます。一通り欲しいものがあれば一緒に買う、でもどれかがなければ他の店で全部買おうと、ちょっと怖いですが、これが現実です。

「関連購買」は単品分析にとどまらず、お客様の購買行動全体を観て、仮説のレベルや精度を上げるだけでなく、ワンストップショッピングの実現も確約してるんですね。すぐ近くに店があるコンビニ競争の激しい時代は、不備な分類やアイテムがあればあるほど、主力商品をいくら強化しても売れないというおかしな現象が起こるのです。

「関連購買」は一連のお客様の買物行動に合わせること、つまりコンビニ商材に関しては必要な物を一度に購入できる店づくりを実現する手段なんですね。















基礎代謝

突然ですが、基礎代謝量は夏と冬のどちらが多いでしょうか?答えは冬です。寒い中で体温を保つため基礎代謝の量が増えるのです。簡単にいうと生存するためのカロリーがより多く必要になる訳ですね。

また暑い時は「酸味&さっぱり」を求め、寒い時には「塩味&こってり」を求めるというのことも単品管理を通じて見えてきたと思います。

季節や気温、これが「本当の単品管理」では必須条件ということですね。ここが本部からの指導とはちょっと異なる分野です。さらに気温も前回の体感温度が重要と説いています。
さらに生活温度ということも考慮してください。日本は南北に長く、北海道から沖縄まで四季の流れも気温も違います。コンビニの立地と同じように生活者=消費者の生活温度も重要なんです。

沖縄で冬に15℃といったら寒いですし、北海道では暑いとなります。その地域毎の適正というか生活温度があるのです。例えば冬、関東平野では朝晩寒い、でも日中は日が差し、気温も10℃を超える。でも東北や日本海側では1月~2月はずっとどんよりとした鉛色の空、気温も最高で5℃行くかどうかです。
日本各地、それぞれコンビニと同じように地域に住んでいる固定客は自分の生活温度を持っています。
事務職は通勤では暑く、寒く、でも事務所ではエアコンが効いている。でも現場や外で働く人々は夏は炎天下で暑~い、冬は雨や雪、風もあって寒~い環境の中で生活しています。

住んでいる地域、職業、生活パターンにより基礎代謝は変わってきます。だからこそ、自分の地域は?メインターゲットは誰?どんな職業?どんな生活パターン?ということを掘り下げないとなかなか仮説は当たらないということですね。気温でも絶対温度⇒体感温度⇒生活温度と、どんどん分析要素が深まるのが「本当の単品管理」なんです。だから負けないんですよ。

「本当の単品管理 ① ②」発売中 詳しくはHP http://ww3.ctt.ne.jp/miraicom

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