客数予測と買上率設定は曜日が基準となっています。しかし今週末からお盆に入り、曜日特性が活用できない店も出てきます。例えば13日は月曜日であっても立地によっては祝日というか休日になります。もちろん14日と15日は確実に休日設定ですね。そして立地によっては18日くらいまでお盆体制の所もあります。花やお墓詣りセットも重要ですが、デイリー商品や飲料もしっかり単品管理してください。休日は単品(おにぎりやサンド、麺類等)が売れる傾向がありますので。
今一度週末までに自店の予測と曜日特性を把握しておいてください。それが最大の利益を出す基本です。
いよいよ今年の最大のピークですね。客数予測にも大きな影響を与える「立地」、この再確認を行ってください。
学校は夏休み、でも中高は部活があったり、大学もそろそろ夏休み、企業も夏休みやお盆休みがあったりします。
また近隣での道路や住宅工事も休みになったり、現場系の人の休みの確認も必要です。
立地とは、それぞれの店の置かれている環境であり、それぞれ来店客や競合度合いにより差異が生まれ、それがまた店の売上を構成する重要な要素でもあります。自然(天候や気温や豪雨、降雪等)は地域に一律に影響を与えますが、立地こそ、個店個店違いがあり、対応の出来不出来により、利益と売上が大きく異なってきます。
曜日別・時間帯別のピーク時の来店客層をつかみ、その来店客の変化を予測し客数予測に反映させます。そのためにはフレンドリーに声掛けする必要もあります。「今日も暑いですね、店の前の工事はいつまでですか?」或いは「毎日お疲れさまです、夏休みやお盆休みはいつからですか?」等、聞いてみることです。
訊くだけでお金はかかりません。また答えてくれない人もいますが気にしません。少しでもお客様に近づき、品切れ等の不便をかけないためのことですから。ダメもとで従業員さんとレジに立ちながら訊いてみましょう。
もうすぐお盆です。毎年お盆対策をブログでアップしてます。「本当の単品管理」レベルの上がった今年は、「売れ筋の品切れをなくす」です。「え~、また~と思う人が多いと思いますが、「本当の単品管理」の集大成&実績アップの時です。
このお盆は売れ筋を徹底的に品揃え&在庫確保して、売上&利益の過去最高を目指しましょう。
もしお盆に品揃えが不安という人は過去の記事を参照くさだい。でも年を追うごとに内容は絞り込み&レベルアップしてます。ますますシンプルに、そして大胆に。
この奥義が分かる人は「本当の単品管理」を半分以上マスターできた人、でも案外少ないですね。
ツールを買った人でも、質問し、本当の意味を理解しないとできない世界、現在の日本全国のコンビニは5万店弱、でも「本当の単品管理」ができる人はまだ100人もいません。これが実態です。私自身も進化し、理論も発展してます。
ぜひこの繁忙期に「本当の単品管理」をマスターしてください。
「本当の単品管理」は攻めにも強いし、、守りにも強い、つまりオールラウンドなのが特徴なんです。だから継続して利益を出し続けることができるのです(繁忙期の盛夏はもちろん、閑散期の冬にも利益を確保できるすごい理論なんですね)。
暑さが続くと、何を食べようかと弁当や惣菜ケースの前で迷う人が増えています。暑さで嗜好が麻痺し、体力も落ちて食べる気もおきなくなります。そこで身近なコンビニの使命である食の提供を実施します。ここでは酸味の利いた冷やし中華や辛いカレー等、売場でPRします。フェイス拡大やPOP活用にて商品そのものをPRします。決して変な商品ではなく、この暑い日お奨めの商品を訴求します。もちろん暑くてだるい時期に自分や従業員、固定客が好む商品です。
もし思いつかないなら一例を。栄養補給と体力維持のためのネバネバシリーズ。
「とろろ」や「納豆」「オクラ」もし登録があれば「モロヘイヤ」等、粘りある商品を集めてコーナーを作り、商品の訴求をどんどんします。何を食べていいか迷ってる人にも買っていただけ、その後もリピート購入の可能性もあります。
きちっとした裏付けのある商品は積極的に訴求していいのです。私の指導する店は普段からそんなにPRや販売促進をしていないので効果が大きいのです。もちろん価格訴求はNOですよ。
旬の商品を、品質本位で訴求するのが「真の商い」です。安売りは「真の商い」ではありません。
自分でも商品を食べて、効果を実感し、納得できるオリジナルのPOPを創りましょう。
効果は絶大です。ぜひ明日から実践しましょう。
暑い夏が続く予報です。ここしばらくも猛暑が続くと。店内各売場に猛暑対策用品のPRとコーナー設置をお奨めします。
別に新しい商品を導入するのではなく、今ある商品を集めたりPOPを掲示するのです。エンドにもアイスノンや塩飴、粉のスポーツドリンクやタオル、帽子等を集め購買を促します、ビニールでない傘は日傘としても使えるのでぜひPRを。
体を冷したり、暑気を避けるお手伝いをします。氷菓や大容量の水やお茶、スポーツドリンクも在庫を確保します。売れ筋はバックヤードに在庫を持つことをお奨めします。店内にずっといると気づきませんがお客様は外で暑い夏と闘っているのです。1日に数回は外へ出て、厳しい夏を実感してください。そして単品管理に活かしてください。