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利益を出して競争に勝ちコンビニ経営で生き残る秘訣

コンビニFCチェーン加盟店様向けブログです。継続して利益を出すことで生き残り、結果としてコンビニ競争に勝つ手法を説いています。コンビニのシステムや本部及び加盟店様、メーカー・物流の現状を熟知した上で利益を出す手順説いております。その原点は独自の「商いの理論」です。その理論をFCチェーン加盟店様のコンビニ経営に落とし込み「生き残りのための秘訣」を提供しております。

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最大の利益を出すために

まさに今コンビニの中で1年で最も忙しい時期、稼ぐ時が来ています(学校依存立地等除く)。

そこで最大の利益を実現する仕組みをシンプルにすると
「利益を最大にする」⇐「売れ筋の品切れをなくす」⇐「アイテムは売れ筋+見せ筋」⇐「ピーク時に最大の在庫を持つ=発注する」⇐「この週末からお盆の日別動向を予測する」⇐「曜日別時間帯別特長を掴む」⇐「店の立地を再確認する」

文章は左から右へと流れていますが、最後の「利益を最大にする」に至るまでのプロセスは逆に文章の最後(=店の立地を確認する)から着手します。

正しい手順で、正しい分析、正しい仮説の結果、お客様の買物行動と品揃え(ここでは幅と奥行き、つまり在庫)が一致することで最大の利益(最大の売上&最小の廃棄)が生まれます。決して難しいことではありません、また客数が多いほど、リスクも軽減されます。ぜひ、思い込みをなくし、正しい仮説の下、ピーク時には少し高めの買上率設定で、最大の利益とお客様の信頼を得てください。

最大の売上で最小の廃棄、つまり最大の利益の実現ですね。
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曜日特性を確認

客数予測と買上率設定は曜日が基準となっています。しかし今週末からお盆に入り、曜日特性が活用できない店も出てきます。例えば13日は月曜日であっても立地によっては祝日というか休日になります。もちろん14日と15日は確実に休日設定ですね。そして立地によっては18日くらいまでお盆体制の所もあります。花やお墓詣りセットも重要ですが、デイリー商品や飲料もしっかり単品管理してください。休日は単品(おにぎりやサンド、麺類等)が売れる傾向がありますので。
今一度週末までに自店の予測と曜日特性を把握しておいてください。それが最大の利益を出す基本です。

立地を再確認

いよいよ今年の最大のピークですね。客数予測にも大きな影響を与える「立地」、この再確認を行ってください。
学校は夏休み、でも中高は部活があったり、大学もそろそろ夏休み、企業も夏休みやお盆休みがあったりします。
また近隣での道路や住宅工事も休みになったり、現場系の人の休みの確認も必要です。

立地とは、それぞれの店の置かれている環境であり、それぞれ来店客や競合度合いにより差異が生まれ、それがまた店の売上を構成する重要な要素でもあります。自然(天候や気温や豪雨、降雪等)は地域に一律に影響を与えますが、立地こそ、個店個店違いがあり、対応の出来不出来により、利益と売上が大きく異なってきます。

曜日別・時間帯別のピーク時の来店客層をつかみ、その来店客の変化を予測し客数予測に反映させます。そのためにはフレンドリーに声掛けする必要もあります。「今日も暑いですね、店の前の工事はいつまでですか?」或いは「毎日お疲れさまです、夏休みやお盆休みはいつからですか?」等、聞いてみることです。
訊くだけでお金はかかりません。また答えてくれない人もいますが気にしません。少しでもお客様に近づき、品切れ等の不便をかけないためのことですから。ダメもとで従業員さんとレジに立ちながら訊いてみましょう。

お盆は

もうすぐお盆です。毎年お盆対策をブログでアップしてます。「本当の単品管理」レベルの上がった今年は、「売れ筋の品切れをなくす」です。「え~、また~と思う人が多いと思いますが、「本当の単品管理」の集大成&実績アップの時です。
このお盆は売れ筋を徹底的に品揃え&在庫確保して、売上&利益の過去最高を目指しましょう。

もしお盆に品揃えが不安という人は過去の記事を参照くさだい。でも年を追うごとに内容は絞り込み&レベルアップしてます。ますますシンプルに、そして大胆に。

この奥義が分かる人は「本当の単品管理」を半分以上マスターできた人、でも案外少ないですね。
ツールを買った人でも、質問し、本当の意味を理解しないとできない世界、現在の日本全国のコンビニは5万店弱、でも「本当の単品管理」ができる人はまだ100人もいません。これが実態です。私自身も進化し、理論も発展してます。
ぜひこの繁忙期に「本当の単品管理」をマスターしてください。

「本当の単品管理」は攻めにも強いし、、守りにも強い、つまりオールラウンドなのが特徴なんです。だから継続して利益を出し続けることができるのです(繁忙期の盛夏はもちろん、閑散期の冬にも利益を確保できるすごい理論なんですね)。

訴求する

暑さが続くと、何を食べようかと弁当や惣菜ケースの前で迷う人が増えています。暑さで嗜好が麻痺し、体力も落ちて食べる気もおきなくなります。そこで身近なコンビニの使命である食の提供を実施します。ここでは酸味の利いた冷やし中華や辛いカレー等、売場でPRします。フェイス拡大やPOP活用にて商品そのものをPRします。決して変な商品ではなく、この暑い日お奨めの商品を訴求します。もちろん暑くてだるい時期に自分や従業員、固定客が好む商品です。

もし思いつかないなら一例を。栄養補給と体力維持のためのネバネバシリーズ。
「とろろ」や「納豆」「オクラ」もし登録があれば「モロヘイヤ」等、粘りある商品を集めてコーナーを作り、商品の訴求をどんどんします。何を食べていいか迷ってる人にも買っていただけ、その後もリピート購入の可能性もあります。

きちっとした裏付けのある商品は積極的に訴求していいのです。私の指導する店は普段からそんなにPRや販売促進をしていないので効果が大きいのです。もちろん価格訴求はNOですよ。

旬の商品を、品質本位で訴求するのが「真の商い」です。安売りは「真の商い」ではありません。
自分でも商品を食べて、効果を実感し、納得できるオリジナルのPOPを創りましょう。
効果は絶大です。ぜひ明日から実践しましょう。

アイテム数が足りない

今回はつい最近あった質問の答えを紹介します。「客数予測⇒買上率をかけて予測販売数を出す」この一連の流れで算出された数を、単品毎の販売可能数を出し、上位アイテムからあてていくと、結局総アイテム数が少なくなるというのです。これは問題ではないか?という質問です。

一例をあげます。ある分類の販売予測数合計が20個。A商品が8個、B商品が6個、C商品が6個と発注したら3アイテムしかないという状態になりますね。それでいいんです。売れ筋の品切れを発生させないことが最優先ですから。

私の指導では最後に販売予測数に機会ロス削減分を発注数にのせます⇒この数量を3個としたら、ABC以外のアイテムの発注にすればいいと思います⇒品揃えの幅を広げるまたは上位3品以外の商品を購入されるお客様対応分として。

でも最後の上乗せは単品管理ではありません。売れ筋は単品管理しますが、追加分或いはBランク商品は厳格にいうと単品管理ではありません。ピーク時のみ品揃えされていて、それ以降は売り切りOKと、つまりピーク時間帯だけの限定した単品管理ということでしょうか?

全アイテムを単品管理することは理想ですが、環境の変化(天候や気温、競合の政策や品切れ等)に合わせて自店だけでコントロールすることは難しいです。ましてやツールを購入された方はご存じですが、自店内でも商品毎の売れ方により各単品のデータも影響を受ける⇒そこまで読み切れないと「本当の単品管理」はできないのです。

繁忙期にそこまでできないと思います。今はもっと割り切って各分類上位3アイテムを品切れさせないことを徹底した方が利益も売上も確保できます。仕事も同じです、幅を広げず、絞って、集中するですね。

本当の単品管理シリーズ 詳しくはHP
 http://ww3.ctt.ne.jp/miraicom

好循環の中では買上率を高くする

欲しいものが欲しい時に欲しいだけある、こんな店は、お客様の信頼を集めています。これから夏本番、夏休みやお盆という超繁忙期は道が渋滞、店も混雑、少しでも時間を短縮し、買物を済ませたいんです。

時間をかけて買物に来たが品切れでは、もう二度とこの店には来ませんね。年末と合わせて夏の繁忙期にも売れ筋の品切れを絶対にしない、これが最重点課題です。逆に売れ筋をきちんと品揃えし、品切れなく、家族の分を買ったり、まとめ買いのできる在庫がある店は最優先されます。日頃の品揃えや在庫をお客様はしっかり見ています。

売れ筋が品切れなくある店⇒信頼を得る⇒繁忙期ほど来店頻度が高まる⇒客数が増える⇒売れ筋の在庫が増え、ボリューム感たっぷり、まとめ買いにも対応できる⇒信頼拡大⇒来店頻度増と繰り返します。
その繰り返しの中に一見客であった人が固定客になったり、目的買い以外の物を買ったりと客数と売上が増加し続けます。

本当の単品管理を実践してる店は客数予測をしてますので、大幅な見込み違いはほとんどなく、売れ筋に絞った単品管理で品切れも少なくなります。また私の指導では売れる時期=盛夏や土日(ロードサイド立地)の人の動く時に発注を増やし勝負します=買上率を上げる。売上が高まる時にはチャンスロスをなくすのが鉄則です。結果として平均すると廃棄率も減ります。今こそ勝負です。天候を見ながら強気の買上率を設定しましょう。

「本当の単品管理」好評発売中 詳しくはHP
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チャンスは大きい

今年も早い時期から猛暑が続いています。私の提唱する「本当の単品管理」の基本理念は「自然の法則に従う」とあります。この猛暑も自然現象の1つです。これは商いにとってビジネスチャンスであり、利益を拡大するチャンスです。(敢えて売上とは言いません⇒最大の売上と最小の廃棄による最大の粗利益を実現するチャンスです)

最近、「本当の単品管理」を始められた方が多数いらっしゃいます。皆さんメールで質問し、どんどん「本当の単品管理」を自分の「もの」としつつあります⇒私自身を含めて永遠に単品管理の100%達成は有りえません、ただし仮説の精度はどんどん高まり50%⇒70%⇒80%⇒90%⇒92%?という状態です。

分かりますよね、仮説の精度が上がるということは⇒発注=売上⇒粗利益(廃棄ほとんどなし)⇒粗利益MAXになっていますね。もうコンビニ経営が楽しくて仕方ありません。

発注した商品がどんどん売れて、廃棄もほとんどなし。もちろん売れ筋の品切れも少なくて。
天候や気温に四苦八苦している競合店と比べて、何と安定しているかなんですね。

今しばらく(台風の影響がなければ)、このまま猛暑が続きます。「本当の単品管理」継続で最大の粗利益を上げましょう。そして競合店と発注の精度で差別化し、ますますお客様の支持を獲得しましょう。
「できます」このブログを読んで実践できる店は。もちろんツールを購入し活用してる店は、もっともっと優位な立場に立ち、コンビニ競争の中で誘引立場を保てます、いや確立できます。

「本当の単品管理」 HP
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猛暑対策

暑い夏が続く予報です。ここしばらくも猛暑が続くと。店内各売場に猛暑対策用品のPRとコーナー設置をお奨めします。
別に新しい商品を導入するのではなく、今ある商品を集めたりPOPを掲示するのです。エンドにもアイスノンや塩飴、粉のスポーツドリンクやタオル、帽子等を集め購買を促します、ビニールでない傘は日傘としても使えるのでぜひPRを。

体を冷したり、暑気を避けるお手伝いをします。氷菓や大容量の水やお茶、スポーツドリンクも在庫を確保します。売れ筋はバックヤードに在庫を持つことをお奨めします。店内にずっといると気づきませんがお客様は外で暑い夏と闘っているのです。1日に数回は外へ出て、厳しい夏を実感してください。そして単品管理に活かしてください。

消費期限の長い商品の単品管理

単品管理はデイリー商品を中心にグローサリーを含めて全商品で実施します。その中でデイリー商品は複数便あるものが多く、単品それぞれの発注数や販売数、廃棄数を納品便を関連づけて分析します。

最近質問が増えているのが日持ちする商品の単品管理です。具体的には麺類やサラダ等の惣菜です。商品によりD+1やD+2とあり、納品日に必ず売れるとは限らないのです。単品のデータを見ると多くの日で納品数=販売数+廃棄数となってないですよね。もし合計がいつも一致してる店があったら、それは✕です。ほとんど品切れしてると考えられます。
本当の単品管理せずに、各便の間を切らさず、24時間上手に乗り切るのは不可能です。

ではどうするか?ということです。結論として、販売数と廃棄数を見ます。まず廃棄を見てなければ品切れと判断します。次に販売数を見て、品切れ時間を見て、適正な時間に売り切れたかを判断します。品切れの日や便はプリントアウトしたデータやノートに控えておきます⇒品切れリスト。

翌週実際、発注する時には前週同曜日や直近の「販売数」を見て発注します。ここではD+1等の在庫繰り越しを考えません。品切れ発生は先ほどの品切れリストで仮説に活かします。その日の各便合計(24H)で廃棄が出ていない場合は販売数はMAXでないことを示しているのです。まだ売れた可能性を示しているのです。

もう一度整理します。客数予測に基づき、分類毎の総販売数と便別販売予測数合計を出します。その後単品に落とし込むため、先週と直近データを確認し発注する。在庫は考えず、販売数と廃棄を見て、販売数が適正か仮設する。
適正と思われる販売数を元に、天候や気温、週の動向等を加味し仮説を立て、実際に発注します。

最後にD+1商品等の在庫が増えてきて、在庫があふれそうな時には、発注数を減らしたり一時カットします(直近の便で)。なお在庫調整はあくまでも主の手段ではないので、売れると予測する数量の在庫を必ず各時間帯で確保してください。

「本当の単品管理シリーズ」発売中詳しくは
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